茨城大女子大生殺人事件の『家族』~父と母は犯人に何を思う…?

2004年、茨城県美浦村で茨城大学2年の女性の遺体が発見された殺人事件から13年。

2017年9月2日、事件の犯人とされる男が逮捕されました。

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◆茨城大女子大生殺人事件

この事件は、2004年1月31日未明、茨城県美浦村の清明川河口付近で、若い女性の遺体が発見されたものです。

死因は窒息死で、首や肩などに複数の刃物による10カ所以上の傷があったことから、警察は殺人事件と断定。

延べ約1万人以上の捜査員を投入し、被害者の交友関係を中心に約1万人に事情聴取を進めてきましたが、事件解決に結びつく手がかりは得られませんでした。

事件は、警察庁の公的懸賞金制度の指定を受け、事件解決への有力情報の提供者には最高300万円が支払われることになっていましたが、懸賞金は2009年1月で終了。

県警によると、2004年から2016年までの間に情報提供は289件ありましたが、情報は年々減少していました。

◆被害者の女子大生

この事件で犠牲となったのは、当時21歳の女子大生。

山口県の出身で、茨城大学農学部生物生産科学科の2年生でした。

女子大生は、遺体が発見される前日の1月30日午後1時、東京・渋谷で所属サークルの代表として「トライアスロン学連運営委員会」に出席しています。

午後4時半に委員会は終了し、所用を済ませ、午後9時過ぎに茨城県阿見町に帰宅。

午後10時過ぎにスーパーで買い物を済ませ、交際相手の男子学生と自宅で酎ハイを飲みながら食事をしました。

午前0時ごろ、男子学生がうたた寝をしている間に、

ちょっと知り合いに会いに行きます。遅くなります

と書き置きをして、女子大生は外出。

女子大生はジャージ姿で、部屋には眼鏡・コンタクトレンズや携帯電話が残されていました。

翌朝午前9時頃、女子大生は自宅から約4.5km離れた場所で、遺体が発見されています。

◆父親と母親

この事件で犠牲となった女子大生の父親は、今年(2017年)で68歳。

母親も67歳になります。

女子大生の実家は山口県の防府市にあり、父親の職業は自衛官でした。

2007年1月、事件から3年たっても犯人が見つからない状態が続いたたため、両親は知人らと共に、

「○○○○さん被害の殺人事件の捜査に協力する会」

を結成。

犯人に結びつく情報提供者に謝礼金200万円を支払うことを決め、事件現場周辺にチラシ5000枚を配布しました。

この時、父親は、

一番は犯人の自首だが、三年間、何の情報もなかった。事件を風化させないためにも情報を寄せて…

母親は、

早く事件を解決しないと、先に逝ったあの子に合わす顔がない

と、2人とも涙声で話しました。

事件から5年経過した2009年1月、父親は警察を通じて手記を公表し、

年月は経過してもほんの少し前のことのように思えます。本人のことを思うと胸が締めつけられます

と心境を語りました。

事件から13年が経過した2017年9月に犯人逮捕。

両親は、犯人に対し、何を思ったことでしょう。

父親は警察を通じて、

今回は突然の事で私たち家族は、心の整理がつかず未(いま)だ深い悲しみの中におります。どうかこの気持ちをお察しいただき、私達に対する取材は差し控えて頂きたく思います

とコメントしました。

◆犯人は…?

今回の事件で逮捕されたのは、フィリピン国籍で岐阜県瑞穂市祖父江に住む、35歳の工員の男でした。

警察は、当時未成年だったフィリピン国籍の33歳と31歳の男2人も事件に関与したとみています。

2人はすでに出国しているため、今後、国際手配する方針です。

しかし、世の中には、まだまだ逃げのびている犯罪者がたくさんいるのです…


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◆まとめ

事件が起こった2004年1月、父親は犠牲となった娘に、黒い軽自動車をプレゼントしていました。

想像にすぎませんが、賑やかとは言えない町で、娘が危険な目に合わないために、車を与えたのではないでしょうか?

そうであれば、父親の願いは無惨にも裏切られてしまいました。

犯人逮捕に時間を要しましたが、事件はようやく一つの区切りを迎えています。

被害者の女性には改めて、ゆっくりと休んでほしいと思います。

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