坂上忍の『家族』①~絶縁した父は小説家?墓前に捧ぐ現在の心境

バラエティ番組を中心に、テレビで見ない日はないくらい、坂上忍さんの活躍が続いています。

今回は、そんな坂上さんを育んだ『家族』にスポットを当て、ご紹介したいと思います。

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◆大牟田~新聞社時代

坂上忍さんの父・勝也さんは、福岡県大牟田市の出身。

お父さんは若い頃、太宰治に心酔し、自身も小説家を目指しましたが挫折。

上京して新聞社に就職し、同じ職場のお母さんと出会い、結婚しました。

150923_坂上忍の家族・画像
(出典・NHKonline Facebook

新聞記者として、無言でペンを走らせる父の姿は、子供心に何ともかっこよく、憧れでもありました。

そして、お父さんとの思い出の中で、坂上忍さんが何よりも好きだったのは、お寿司屋さんに行くことでした。

今のように回転寿司がない時代でしたから、お父さんは坂上少年をすし屋のカウンターに連れて行ったのでしょうね。

◆出版社の倒産

しかし、そんな父子の関係に、暗雲が立ち込めます。

坂上忍さんが14歳のころ、お父さんは新聞社から独立し出版社を設立しましたが、経営は立ち行かず、ほどなく倒産してしまったのです。

さらに、付き合いで覚えた麻雀にハマり借金がかさみ、借金の総額は1億円に膨らみました。

《この方のお父さんも麻雀が好きです》
錦織圭の『家族』~父の職業?母・姉の画像・親戚と彼女は芸能人?

以来、人が変わったように荒れ狂うお父さんをどうすることもできず、両親は離婚。

お父さんは、家族の前から姿を消します。

かつて抱いた父への憧れは完全に消えうせ、1億円の借金と大きな憎しみだけが、坂上少年の心に残りました。

◆小説家デビュー?

すでに天才子役として、芸能界で活動していた坂上忍さんは、高校を中退して仕事に専念し、苦労しながらも26歳で借金を完済することができました。

そんな折、お父さんから連絡があります。

「小説を出すから、出版記念のサイン会を手伝って欲しい」 お父さんは、焼き鳥屋でアルバイトをする傍ら、執筆活動を続けており、処女小説「歳月のかたみ 」の出版にこぎつけたのでした。

何とも勝手な依頼ではありますが、父が夢を追いかけ続けていたことを知り、坂上さんは、出版記念会に駆けつけます。

久々の再開に、ぎこちなく酒を酌み交わしたりもしましたが、父の口からは、最後まで謝罪の言葉は出ませんでした。

この日を境に、父子の関係は断絶することになります。

◆寿司屋での約束

サイン会の少し前、坂上忍さんが13年ぶりに、父親と再会を果たしたエピソードがあります。

お父さんは別離後も、坂上さんに会いたいとお母さんに話していましたが、坂上さんは拒否を続けていました。

しかし、お父さんが焼き鳥店でアルバイトをしている姿を偶然目撃し、借金返済にもめどがついていたせいか、坂上さんは面会を承諾します。

面会の条件は「寿司をおごってくれること」。

しかし、お母さんが会計をする姿を見た坂上さんは、お父さんに対する心が、完全に折れてしまいました。

坂上さんにとってお寿司とは、カッコいいお父さんの象徴。

もう一度、カッコいい姿を、父の背中に求めていたのでしょうが、期待は裏切られてしまいました。

《坂上さんのお母さんに関する記事はこちら!》
坂上忍の『家族』②~母の出身地は山形?若い頃歌舞伎町へ出店?

◆まとめ

坂上忍さんのお父さんは、2010年に72歳で亡くなりました。

遺品の中から、お父さんが坂上さんへ宛てた、切手のない手紙が見つかります。

「私は君に対して、謝罪もしなければ、頭を下げる気持ちもない」

坂上さんが父に宛てた手紙も紹介されています。

「あなたが誤ちを認めなくてはならない。あなたの放棄した家族は、あなたの置き土産によって、既に鮮血を流している」

しかし父の死後、坂上さんは、八王子霊園の父の墓前で、謝罪と感謝の気持ちを述べたのだそうです。

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