ベルギーのシント=トロイデンに所属する、林大地さん。
ニックネームはビースト(野獣)!
今回は、そんな大地さんを取り巻く『家族』の物語です。
◆生い立ち
①幼少期
林大地さんは、大阪府箕面市の出身。
幼少時は、
- 2歳で補助輪なしの自転車に乗れた
- 2歳から自宅近くのスーパーへおつかいに行った
- 小学校入学前からジャングルジムを駆け上り、鉄棒もクルクル回った
- 小学校で(スカイ)ダイビングを経験した
という、活発な少年でした。
4歳でサッカーを始め、小学校1年生から千⾥ひじりサッカークラブに入ると、自転車で片道30分かけて通います。
②中学校時代
中学校は地元の、箕面市立第四中学校へ進学。
チームはガンバ大阪ジュニアユースに所属し、1学年下には堂安律(どうあん・りつ)選手がいました。
堂安さんによると、
中学生の時は狂犬並に本当にもうトガってた
という大地さん。
堂安選手をはじめ周りはエリートばかりで、中3になっても思うように出場機会を得られず、ユースにも昇格できませんでした。
しかし、この悔しさを糧に、大地さんは前を向きます
③高校時代
高校はスポーツの強豪、履正社(りせいしゃ)高等学校へ進学。
ここには、
- 牧野寛太(まきの・かんた)選手…長野パルセイロ
- 田中駿汰(たなか・しゅんた)選手…北海道コンサドーレ札幌
- 川畑隼人(かわばた・はやと)選手…Honda FC
など、大地さんと同じようにガンバ大阪ユースに昇格できなかったハイレベルな同志たちが揃っていました。
みんなで巻き返す。履正社に来たことが間違いではなかったことを僕らで証明していきたい
有言実行で1年生からレギュラーを奪い取ると、チームは高校サッカー(選手権)初出場の切符をつかみ取ります。
選手権本戦でも大地さんはキレのあるドリブルで躍動を見せ、ベスト8入りを果たしました。
高2ではプリンスリーグ関西を制し、チーム初の高円宮杯プレミアリーグへ昇格。
高3ではインターハイ2回戦で優勝候補の流経大柏を破り、ベスト8に進出しています。
3年間、結果を出し続けた大地さんでしたが、プロ入りの道は開けませんでした。
4年後に必ずプロになって、上のステージで活躍したいです
と話す大地さんの目は、ギラギラしていたそうです。
④大学時代
大学は、大阪体育大学へ進学。
大地さんは大学の目の前に部屋を借りて、ものすごく熱心に練習を重ねました。
特に力を注いだのが、忍者由来の“夏嶋流突破術”。
身体の仕組みや動きなどを学んだことにより、大地さんは“ビースト”と言われる対人戦の強さを確立します。
こうして大学3年生のときに関西リーグ得点王に輝くと、4年生ではユニバーシアード代表となり、チームは世界一に。
これらの実績を買われ、大学4年生でサガン鳥栖の特別指定選手となり、ついにプロ入りの夢を実現したのでした。
◆結婚してる?
林大地さんの実家の家族構成は、母親、姉、大地さん、祖父、祖母の5人家族です。
自身は独身であり、自らの家族はこれから築くことになります。
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