プロ野球・福岡ソフトバンクホークスで活躍する、柳町達(やなぎまち・たつる)さん。
巧みなバットコントロールを武器に、安打を重ねてきました。
今回は、そんな柳町さんを取り巻く『家族』の物語です。

◆家族構成
柳町達さんは、2022年12月に一般女性との結婚を公表しました。
2023年〈令和5年〉9月4日には、第1子となる男の子が誕生しています。
実家の家族については、父親の準一さん、母親の律子さんの名前が確認できます。
また、幼少期には兄と一緒に野球をして遊んでいました。
◆実家・生い立ち
柳町達さんは、茨城県の出身です。
小学1年生で野球を始め、やがて慶應義塾高等学校、慶應義塾大学へと進学しました。
高校時代は、野球の強豪が集まる神奈川県でプレー。大学では東京六大学野球で活躍し、2019年〈令和元年〉のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから5位指名を受けました。
プロ入りまでの道のりを振り返ると、野球との出会いは決して遠いところにあったわけではありません。
幼い頃、父親や兄とボールを投げ合った時間が、野球を好きになるきっかけでした。
家族との遊びから始まった野球が、やがて人生を懸ける仕事になっていったのです。
◆父親・準一さん
柳町達さんの父親の名前は、柳町準一(やなぎまち・じゅんいち)さんです。
準一さんは、達さんが幼い頃から野球に親しむ環境を作ってくれた存在でした。
達さんは子どもの頃、父親と兄と一緒に庭でキャッチボールをしていました。
家族でボールを投げ合い、野球を楽しむ時間。
その積み重ねが、達さんにとって野球を身近なものにしていきます。
小学1年生で野球を始めてからは、本格的に競技の道へ進みました。
高校、大学と野球を続け、2019年のドラフト会議でプロ入りを果たします。
父親と庭でキャッチボールをしていた少年が、プロ野球選手になる――。
準一さんにとっても、感慨深い成長だったのではないでしょうか。
◆母親・律子さん
柳町達さんの母親の名前は、柳町律子(やなぎまち・りつこ)さんです。
律子さんは、息子の進路を温かく見守り、必要なときには背中を押してくれる存在でした。
達さんは日刊スポーツの取材で、母親について、昔から自由に育ててもらい、陰から見守ってくれていたと振り返っています。
慶應義塾高等学校、慶應義塾大学では一人暮らしを経験しましたが、律子さんは反対せず、息子の決断を応援してくれたそうです。
そんな母親のありがたさを、達さんがあらためて感じた出来事がありました。
大学時代、寮に入っていた達さんが遠出をする際、律子さんは久しぶりにお弁当を作ってくれました。
中身は、おにぎりでした。
達さんは当時、母親が作ってくれるお弁当のありがたさを、そこまで意識していなかったといいます。
しかし、久しぶりに食べたおにぎりは、やはり特別な味でした。
母親の味を思い出し、あらためて「母の味はすごかった」と感じたのです。
毎日そばにいた頃には、当たり前だった家庭の味。
親元を離れて初めて、そのありがたさが身に染みたのでしょう。
プロ野球選手となった達さんは、これからも活躍する姿を見せて、母親を安心させたいと語っています。
◆兄
柳町達さんには兄がいます。
兄の名前や詳しいプロフィールは公表されていません。
ただ、達さんの野球人生を語るうえで、兄の存在は欠かせません。
幼い頃、達さんは父親と兄と一緒に庭でキャッチボールをしていました。
兄と野球をして遊ぶうちに、その楽しさを知り、小学1年生で野球を始めています。
プロ野球選手になるまでには、長い練習や厳しい競争が待っています。
しかし、その出発点は、家族とボールを投げ合う何げない時間でした。
兄は、達さんにとって野球の楽しさを身近に感じさせてくれた存在だったのです。
◆妻との結婚
柳町達さんは、2022年12月に一般女性と結婚したことを公表しました。
妻は東京都出身で、達さんと同い年と報じられています。
結婚後、達さんは妻の支えを受けながら、プロ野球選手としてのキャリアを重ねていきます。
2023年のシーズンを振り返った際には、妻がずっと支えてくれたことへの感謝を口にしていました。
プロ野球選手は、試合で結果を残すことを求められる厳しい世界に身を置いています。
だからこそ、球場を離れたときに安心して過ごせる家庭は、大切な支えになるのでしょう。
◆子供は長男
柳町達さんには、2023年〈令和5年〉9月4日に誕生した長男がいます。
球団の発表によると、長男は東京都内の病院で生まれ、体重は3072グラム。
母子ともに健康でした。
出産に立ち会った達さんは、息子の顔を見て、鼻が自分に少し似ていたと笑顔で語っています。
初めて父親になった当時は、まだ実感が湧かないとしながらも、これから頑張りたいという決意を明かしました。
その後の取材では、息子が生まれてから、より一層頑張ろうという気持ちが強くなったと話しています。
かつては父親や兄とキャッチボールを楽しんでいた達さんも、今では自分が父親です。
息子が成長したとき、父親として、そしてプロ野球選手として、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。
◆エピローグ
柳町達さんには、野球人生を温かく見守り続けてくれた、大好きなおじいちゃんがいました。
祖父の幸一さんは、自宅の庭にシーソーなどの遊具を手作りし、幼い柳町さんに体を動かす楽しさを教えてくれました。
成長して慶應義塾大学に進学すると、神宮球場まで何度も応援に駆けつけ、テレビ中継も欠かさずチェック。
孫の活躍を心から喜んでいたそうです。
不思議なことに、2人の誕生日は同じ4月20日。
柳町さんは「じいちゃんがいない人生は考えられない」と語るほど、祖父との絆を深く感じていました。
ところが、大学4年生だった2019年12月、帰省中に祖父と野球の話をして笑い合った、そのほどなく後に、幸一さんは急逝してしまいます。
大好きな祖父を失った悲しみ。
その後、柳町さんは、祖父が強く願っていたプロへの道へ進みました。
天国で見守るおじいちゃんに届けるように、柳町達さんは今日もバットを振り続けます。
いつか祖父と一緒に夢見た舞台で、首位打者という目標をつかむ日が来ることを願っています。
◇脚注・出典
- 福岡ソフトバンクホークス公式サイト「柳町 達 選手名鑑」
- 日刊スポーツ 2023年5月14日「【母の日】ソフトバンク柳町達『やっぱり母の味はすごかったなと』母・律子さんとの思い出」
- 日刊スポーツ 2023年9月5日「【ソフトバンク】柳町達に第1子男児誕生『鼻はちょっと僕に似てました。かわいかったです』」
- Full-Count 2023年10月13日「感情は自宅に持ち帰らない…柳町達を支えた家族の存在 打撃面で感じる確かな手応え」
- 慶應義塾公式サイト 2026年3月16日「柳町 達:リーグ最高出塁率とベストナインでチームの日本一をけん引」




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