「お化けフォーク」を武器に、2017年WBCでも三振の山を築き大活躍を見せた千賀滉大(せんがこうだい)選手。
フォークボールだけでなく、力強いストレートも千賀選手の魅力の一つです。
今回は、そんな千賀選手の高校時代にスポットを当て、当時のストレートについて調べてみました!
■地元の野球部からプロ野球界へ
千賀選手は愛知県蒲郡市の出身で、高校も地元の蒲郡高等学校へ進学してます。
中学校時代は、軟式野球部で三塁手としてプレーし、高校に進学してから投手に転向。
高校時代は、1年生から公式戦に登板し、2年生からはエースとしてチームを引っ張る存在でした。
しかし、2年生の秋から2年生の春は故障で公式戦での登板はなし。
高校最後の夏も、愛知大会の3回戦で敗退し、チーム・個人ともに大きな成果は残せませんでした。
そんな千賀選手が、プロの世界に入るきっかけは、地元スポーツショップの店長の一言でした。
当時のスカウトと知り合いだった店長が、千賀選手を薦めたことで育成枠としての入団が決まりました。
しかも、その店長とは千賀選手本人も会ったことがなかったそうです。
これは、かなり驚きの経緯ですよね!
■高校時代のMAXスピードは?
高校時代の千賀滉大選手のストレートは、MAX144km/hでした。
正直、速いとは言えない数字です。
そこで、千賀選手はプロ1年目で徹底的に基礎体力を鍛え直しました。
体幹トレーニングやウェイトトレーニングを中心に行い、体重を増やす為に食事量も増やしました。
その成果がしっかりと現れ、筋力アップにより76キロだった体重は80キロに、ストレートの球速はなんと152km/hまでアップしたんです!
さらに、現在では最速156km/hと、さらに球速を増しています。
その成果を見れば、千賀選手がどれほどの努力をしたのか、伝わってきますよね!
■高校時代のストレートは?
高校に入ってから投手を始めた千賀選手の入学時のストレートはMAX120km/hでした。
それまでピッチャー経験がなかったので当然ですが、この時点で諦めていてもおかしくない数字です。
ここでも千賀選手は、体づくりからスタートしました。
とにかく走り込み、とにかく食べる…これを毎日繰り返しました。
その結果、入学当時は60キロだった体重は76キロに、ストレートの球速はなんと24km/hアップのMAX144km/hにまでなりました。
野球はセンスや技術も重要ですが、基本である体づくりの重要性を改めて感じさせられます。
■まとめ
今では、日本を代表するピッチャーである千賀選手の、意外な高校時代をお伝えしました。
高校からピッチャーに転向し、一から体を鍛え直すほど強い思い入れのあるポジションだったのでしょうか。
プロ野球入りは、かなり異例の経緯でしたが、高校時代の千賀選手の努力からすれば、入るべくして入ったのではないでしょうか。
まだまだ、これから活躍してくれるであろう千賀選手を、これからも応援していきたいです(^^)/
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