政治家として活躍する、関芳弘(せき・よしひろ)さん。
2026年9月、文部科学大臣に就任しました。
今回は、そんな関さんを取り巻く『家族』の物語です。

◆家族構成
関芳弘さんの家族構成は、父親、母親、姉、本人、妻、長女、次女です。
父親は魚市場で働き、母親は保険会社の外回り営業をしていました。
関さんは大学時代に政治家を志しますが、父親の説得を受けて銀行員の道へ進みます。
両親の働く姿と父親の教えは、関さんの人生を語るうえで欠かせません。
◆実家・生い立ち
関芳弘さんは、徳島県小松島市で生まれ育ちました。
小学校は小松島市立南小松島小学校、中学校は徳島大学教育学部附属中学校、高校は徳島県立城ノ内高等学校へ進学しています。
高校卒業後は、関西学院大学経済学部へ進みました。
大学4年生のとき、関さんは政治家を育成する松下政経塾の入塾試験に合格します。
人の役に立つ仕事がしたい――。
政治家への道が開けた関さんでしたが、父親は入塾に反対しました。
その理由は、政治家になる前に、社会で働く人々の苦労を知ってほしいというものでした。
関さんは父親の言葉を受け止め、大学卒業後の1989年、住友銀行(現・三井住友銀行)へ入行します。
父親の教えは、関さんの進路を大きく変えたのでした。
◆父親は魚市場で働く勤勉な人
関芳弘さんの父親は、魚市場で働いていました。
その生活は、非常に厳しいものでした。
父親は毎朝午前2時に起床し、1時間かけて神棚と仏壇を拝みます。そして午前3時にはオートバイで家を出発し、1時間かけて魚市場へ向かいました。
冬場は水を扱う仕事のため、手足はあかぎれだらけ。
38度を超える熱があっても仕事を休まない、生真面目な人だったそうです。
関さんは、2023年5月2日に自身の公式サイトで、父親との思い出を振り返っています。
大学時代、政治家を志した関さんに対し、父親は社会経験の大切さを説きました。
人の汗や涙、苦しみが分かって政治家になるべきだ。企業で汗を流せ。
この言葉は、2014年の神戸新聞の報道でも紹介されています。
父親は、政治家になること自体を否定したのではありません。
人々の暮らしや働く苦労を理解してから政治の世界へ進むよう、息子を諭したのです。
関さんはその教えに従い、銀行員として働く道を選びました。
銀行では営業や事務企画などを経験し、17年間にわたって勤務。
2005年9月、衆議院議員に初当選しました。
父親が教えてくれた社会の厳しさを、関さんは会社員として身をもって学んだのです。
◆母親は雨の日も働く保険外交員
関芳弘さんの母親は、保険会社の外回り営業を担当していました。
移動手段は自転車です。
関さんが公式サイトで紹介した母親の姿は、印象的です。
雨の日にはカッパを着て、仕事用のカバンを大きなビニール袋に入れ、自転車のかごに載せて出かけていきました。
傘を差しながら、自転車で仕事に向かうこともあったといいます。
父親が魚市場で働いていたように、母親もまた、日々の仕事に励んでいました。
関さんは同じ投稿の中で、自分も政治家として朝早くから夜遅くまで働いているものの、両親には到底かなわないと記しています。
その言葉からは、長年にわたって家族を支えてきた両親への敬意が伝わってきます。
なお、母親について関さんが公式サイトで紹介したのは、2023年5月の時点で85歳だったということです。
現在の詳しい近況については、確認できる情報がありません。
◆姉
関芳弘さんには姉がいます。
ただし、姉の名前や生年月日、職業などの詳しいプロフィールは、公表された信頼性の高い資料では確認できませんでした。
◆妻と2人の娘
関芳弘さんは結婚しており、妻と2人の娘がいます。
2014年の神戸新聞の報道でも、関さんの家族は「妻と娘2人」と紹介されていました。
一方、妻の名前や生年月日、職業、結婚した時期などは明らかになっていません。
娘2人についても、詳しいプロフィールは確認できませんでした。
関さんは銀行員として17年間勤務した後、政治家へ転身しています。
地元での活動や国会での仕事を続けるなかで、家庭を築き、2人の娘を育ててきました。
◆エピローグ
関芳弘さんの人生には、父親と母親の働く姿が深く刻まれています。
午前2時に起き、神棚と仏壇を拝んでから魚市場へ向かった父親。
雨の日もカッパを着て、自転車で営業に出かけた母親。
関さんは2023年5月の公式サイトで、両親への思いをつづりました。
自分も朝から夜遅くまで働いているけれど、父と母には到底かなわない――。
その言葉には、長年家族を支えてきた両親への敬意が込められています。
人のために働くこと。
その意味を、関さんは父親の言葉だけでなく、懸命に働く両親の背中から学んだのでしょう。
家族のために働き続けた父と母。
その姿を見て育った息子が、今度は社会のために働く道を選びました。
両親から受け継いだ勤勉さと、人々の苦労を忘れない心を胸に、関芳弘さんの歩みは続いていきます。
◇脚注・出典
- 衆議院公式サイト「関芳弘君」
- 文部科学省公式サイト「文部科学大臣」
- 関芳弘公式サイト「プロフィール」
- 関芳弘公式サイト 2023年5月2日「3年前に亡くなった父、年老いた母への想い」
- 神戸新聞NEXT 2014年12月「【候補者に聞く】関芳弘氏 神戸から日本経済再生」
- 神戸新聞NEXT 2021年10月「衆院選・兵庫3区 立候補者に聞く 関芳弘氏」



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