千葉ロッテマリーンズで活躍してきた、アルフレド・デスパイネ選手。
千葉ロッテマリーンズとの契約交渉の結果と福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズとの交渉内容について迫ります。
■ロッテの退団は確定的…
2014年7月15日に千葉ロッテマリーンズと契約することが発表され、7月24日に入団会見を行ったアルフレド・デスパイネ選手。
2014年から2016年までの3年間、日本球界での活躍内容は、
通算282試合出場
打率0.277
54本塁打
187打点
という成績でした。
デスパイネ選手は、社会主義国家であるキューバの公務員という扱いのため、日本球界で活躍するためには、キューバ政府との交渉が不可欠です。
2016年、ロッテへの残留を希望していましたが、キューバ政府とロッテとの交渉の結果、契約を更新することが厳しく、デスパイネ選手は退団を余儀なくされました。
出来る限りロッテでやりたい…
と繰り返し言っていたデスパイネ選手だけに、残念でならない結果です。
この結果に、千葉ロッテマリーンズのファンからも惜しまれる発言が相次いでいます。
■ソフトバンクへ入団か?
千葉ロッテマリーンズの退団が決まり、真っ先に交渉に乗り出したのが、福岡ソフトバンクホークスでした。
3年15億円前後とみられる好条件を準備しているようです。
今後は、キューバ政府との交渉次第のようですが、インターネットニュースでは、
ソフトバンクが獲得確実、決定的!
と報じています。
王貞治・球団会長も
正式にはっきりしないとあれだけど、入ってくれると大きいよね
と期待感を隠しません。
■中日ドラゴンズとも交渉?
このアルフレド・デスパイネ選手がロッテとの契約更新の際、難航しているということが報じられた段階で、獲得に向けて交渉しているのが、
ロッテ・ソフトバンク・中日だ
と、デスパイネ選手本人が答えていたようです。
その情報は、キューバ共産党機関誌の「グランマ」という雑誌に掲載されていました。
しかし、中日ドラゴンズ側は、そのような事実はないと完全否定しています。
誤報だったようですが、日本球界が
デスパイネを引き留めたいのだろう…
と、キューバの報道陣が捉えていたということなのでしょう。
■まとめ
千葉ロッテマリーンズの松本編成部長が、
デスパイネは、うちの宝!
と答えるほど、ロッテに大切にされたアルフレド・デスパイネ選手。
社会主義国家であるキューバ出身のため、自分でプレーしたい球団を選べない境遇です。
今後、どの球団に正式に入団するのか、目が離せません!
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