ザ・ドリフターズのメンバーとして活躍した、高木ブーさん。
高校時代、ボクシングでインターハイに出場しました!
今回は、そんなブーさんを取り巻く『家族』の物語です。
本 名:高木友之助(たかぎ・とものすけ)
生年月日:1933年〈昭和8年〉3月8日
身 長:160cm
血液型 :O型
◆実家・生い立ち
高木ブーさんは、東京府東京市豊島区巣鴨(当時)の出身。
小学校は地元の、巣鴨町立仰高(ぎょうこう)尋常小学校へ通いました。
戦災で焼け出され、12歳の時に母方の郷里を頼って千葉県柏市に一家で移り住みましたが、学校は都内の、
- 私立京実中学校
- 私立京北高等学校
- 中央大学経済学部
へ通っています。
学生時代からハワイアンバンドとしてバイトしており、すでに当時の大卒の初任給より多いギャラをもらっていたブーさん。
大学卒業後は、東京ガスへの採用内定が決まっていましたが、
まぁ、なんとかなるだろう
と、内定を蹴って音楽の道を歩き始めました。
◆父親
高木ブーさんの父親は、金門商会という水道メーターやガスメーターを作る会社で働いていました。
社内では上の方の立場だったようで、当時はまだ珍しかったレコードプレーヤーが実家に置いてあったそうです。
父親は厳格な性格でしたが、年の離れた末っ子の高木さんは孫のような存在で、優しく育てられました。
◆母親
高木ブーさんの母親は、夫のあとを3歩下がって歩くような、控えめな方だったそうです。
◆兄弟
高木ブーさんは、6人兄弟の四男で末っ子になります。
兄が3人、姉が2人いて、一番上の兄とは19歳離れていました。
6番目の子という意味で、近所では「ロクさん」という愛称で親しまれていました。
三男にあたる兄の名前は、高木昇司さん。
流行りもの好きの昇司さんは、当時大人気だったハワイアンミュージシャン灰田勝彦・晴彦兄弟の追っかけのようなことをしていました。
そんな昇司さんは、ブーさんの15歳の誕生日に、
誕生日おめでとう
といって、ウクレレをプレゼントしてくれました。
別にブーさんが欲しがっていた訳でも、ねだった訳でもありません。
でも、この時のウクレレとの出会いが、ブーさんの人生を変えたのは間違いありません。
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