2018年3月に亡くなった元アイドル、大本萌景さん。
今回は、そんな萌景さんを支えた『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆実家は愛媛県松山市
大本萌景さんは愛媛県松山市の出身。
中学校1年の頃、萌景さんがクラスメートと些細なことで揉めたことがありました。
萌景さんによると、このとき担任の先生は、
“大本の嫌いなところをみんなで本人に言おう”
と提案。
それをきっかけに学校でいじめを受け、萌景さんは不登校になってしまいました。
いじめに悩んでいた時期に、たまたまゲームセンターのSEGAで目にしたのが『愛の葉Girls(えのはガールズ)』のライブ。
そう考えた萌景さんは、自分でオーディションに申し込んで書類審査に合格。
中学校2年の7月、晴れて『愛の葉Girls』のメンバーになったのでした。
◆母親に漏らした言葉
大本萌景さんの母親の名前は、大本幸栄(おおもと・ゆきえ)さん。
年齢は今年(2019年)で43歳になります。
中学卒業後、通信制高校に進学した萌景さん。
事務所との契約に際しては、『愛の葉Girls』の仕事が学業に支障をきたさないことを前提としていました。
しかし、実際には『愛の葉Girls』のイベント優先で、学校へ行くための許可をもらえなかったことが何度も発生。
母親からマネージャーにLINEで連絡をしても、本人以外では取り合ってもらえない状況だったと言います。
2018年1月からはグループのリーダーとなり、さらに萌景さんの負担が増すことに。
イベント終わりの終礼では、所属事務所の社長から4時間に渡ってやり直しをさせられ、
と、母親に漏らしていました。
そして母・幸栄さんは自宅で、変わり果てた娘の姿を見つけることになります。
萌景さんが亡くなったのは、自分の部屋。
自宅の階段を上がって、ぱっと目に入るのが萌景さんの部屋です。
母親は今でも、自宅の2階に一人で上がることができません。
◆実父とは離婚
大本萌景さんの母・幸栄さんは、実父と離婚しています。
萌景さんを実の父親に会いに行かせるため、母親から元旦のお休みを事務所へ申し出たところ
“事情は理解できます。ただ、全国区のタレントを目指していく上で元旦のように世間的に特別な日こそ、活動すべきではないかと思います”
という回答が返ってきたそうです。
◆義父とは折り合いが…
①義父との同居
大本萌景さんの母・幸栄さんは、離婚して子供たちを引き取り、新しい父親と同居することになりました。
所属事務所は、
“(萌景さんは)お義父さんとの間に、家に帰りたくない理由があった”
と主張しています。
一方で母親は、
“お義父さんと折り合いが悪かったとは言えません”
と反論。
そもそも『愛の葉Girls』に入ることも、萌景さんとお義父さんが話し合って決めたことなのだそうです。
母・幸栄さんは運転免許を持っていなかったため、『愛の葉Girls』のイベント時など、萌景さんの送迎はお義父さんが担当でした。
②義父とのトラブル
萌景さんは、亡くなる1年ほど前に、
と、知人に話していました。
- お風呂に入っているとき、脱衣所に誰かが入ってくる
- 部屋のドアの鍵が壊された
とも打ち明けています(女性セブン2018年11月8日号より)。
その頃から萌景さんは周囲に、
とこぼすことが多くなったそうです。
その事について、週刊誌の記者が母親に尋ねると、
“はっきりとは聞いていないけど、そういうふうなのじゃない。ふだんから家の中を下着で歩く子でもあったんで。しかもそれはすごく前のことですよ。中学生になったばかりの頃かな”
と、回答しました。
それぞれの家庭の事情や、その場の状況というものがあるから難しいですね。
しかし義父である立場の人が、中学生の娘の下半身を撮影するというのは、どういう事情があっても不適切です。
◆社会人の姉
大本萌景さんには姉がいて、名前は大本可穂さん。
年齢は、今年(2019年)で20歳になります。
現在、姉の可穂さんは社会人で、ウェディング関係の仕事をされているようです。
◆弟もいる
大本萌景さんには、弟さんもいるようですね。
萌景さんやお姉さんと年齢が離れているので、再婚した父親との子供なのかもしれません。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、生前の大本萌景さんには、活動を支えてくれた『家族』の姿がありました。
萌景さんは空の上から、どんな気持ちで眺めているのでしょうか?
◇編集後記
大本萌景さんにとって、遺作となってしまったシングル曲はこちら。
亡くなる1年前の萌景さんは、胸いっぱいの夢を、歌と踊りに代えようとしていたのでした。
コメント
[…] 大本萌景さんの『家族』~母親と姉…実父とは離婚し、義父と弟がいる […]