史上最高と称される2018年の大阪桐蔭高校で、エースナンバーを背負うのは、柿木蓮投手。
今回は、そんな柿木投手を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:柿木蓮(かきぎ・れん)
生年月日:2000年6 月25日(18歳)※2018年8月現在
身長/体重:181cm/83kg
実家は佐賀
柿木連投手は、佐賀県多久(たく)市の出身。
多久市はかつて炭鉱で栄えましたが、エネルギー革命により炭鉱は閉山し、現在は人口2万人に満たない静かな町となっています。
柿木投手は、多久市立北部小学校2年になる前の春休みに『多久北部少年野球部』に入り、軟式野球を始めました。
最初はセカンドでしたが、強肩を買われてサードに移り、小学校5年のころからピッチャーを務めるようになります。
◆出身中学校は?
柿木蓮投手は、多久市立中央中学校へ進学。
中学時代には部活ではなく、硬式野球チームの『佐賀東松ボーイズ』でのプレーを選択しました。
『佐賀東松ボーイズ』は、楽天の池田隆英(いけだ・たかひで)投手を生み出した名門。
佐賀県唐津(からつ)市相知(おうち)町を拠点にしているチームですが、多久からは近いみたいですね。
『佐賀東松ボーイズ』のエースで主将を務めた柿木投手の直球は、中学3年時で143km/hを記録。
中学時代には、世界大会の日本代表にも選ばれています。
◆中学時代のチームメイトと甲子園で激突
大阪桐蔭高校は、2018年春のセンバツ甲子園1回戦で、佐賀県代表の伊万里高校と対戦。
このチームには『佐賀東松ボーイズ』で共にプレーした古賀昭人選手がいました。
中学時代三塁手だった古賀選手は、
“柿木が投げると球が飛んでこない。守備の必要がないくらいだった”
と、柿木投手の怪物ぶりを証言しています。
中学3年の夏、柿木投手が右肘を打撲するケガをした時は、古賀選手が付きっきりでサポートしました。
そんな古賀選手に柿木投手も、
“人が嫌がる仕事を率先してやるイイ奴で、守備も鉄壁”
と信頼を置いていました。
甲子園での対戦の結果は14対2。
どちらが14得点なのかは言うまでもありませんが、先発した柿木投手は6回を投げて無失点。
古賀選手は7回、2番手横川凱(よこがわ・かい)投手から安打を放っています。
◆父親・母親について
柿木蓮投手の父親の名前は、柿木修さん。
年齢は今年(2018年)で44歳になります。
母親に関する情報はありませんが、送り迎えやお弁当の準備など、柿木投手を支えてきたことは想像に難くありません。
2018年8月6日、大阪桐蔭の甲子園第一回戦の相手は、強豪・作新学院。
父・修さんはこの日の朝に佐賀を出発し、甲子園で息子の投球を見守りました。
結果は柿木投手が6安打1失点に抑え、完投勝利。
父・修さんは、
“昨日は(自分が)寝られないくらい考えてしまって…。ほっとしました”
と胸をなで下ろしていました。
甲子園に出場する選手の親であることも、大変な事なのですね…
寮生活を送る息子と最後に会ったのは、2018年春の選抜のとき。
“また一段とたくましくなった気がします”
と目を細めていました。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、柿木蓮投手の活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、柿木投手の挑戦は続いていきます(^o^)丿
コメント
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