世界的なジャズ・トランペット奏者の日野皓正（ひの・てるまさ）さん。
今回は、そんな日野さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆息子（次男）はベース奏者
日野皓正さんの息子さんは、ベーシストの日野賢二（けんじ）さん。
１９６７年８月１７日生まれなので、今年（２０１７年）で５０歳になります。
息子の賢二さんは、日野さんの次男として東京で生まれ、７歳の時に父と共にニューヨークへ移住。
９歳よりトランペットを始め １６歳でベースに転向しました。
ベースに転向した理由は、
自分がビートルズが好きだったから、ビートルズの曲を吹いたりするじゃないですか。でも、上手くなくてスーパーで流れているような感じになっちゃうんですよね（笑）。それで無理だなこれ…と思って
その後、ベースをやっていたお兄さんにベースを借りて、遊びでビートルズを弾いみたら、
これだ！
とひらめいたのだとか。
もしお兄さんがベースを持っていなかったら、“ベーシスト日野賢二”は誕生していなかったのかもしれません。
１９歳よりプレイヤーのみならずミュージックディレクターとしてプロ活動を開始。
父や叔父（日野元彦）のアルバムに参加したり、ＮＹブルーノートなどのライブハウスを中心にベーシストとして活動しました。
２００３年、アルバム『WONDERLAND』でのデビューを機に、本拠地を日本に移して活動しています。
◆息子（長男）の職業は？
日野皓正さんの長男はどういう方なのでしょうか？
日野さんの長男の名前は、日野雅信（ひの・まさのぶ）さん。
１９６６年生まれなので、今年（２０１７年）で５１歳になります。
雅信さんは幼いころは音楽には興味を示さず、むしろ絵画に夢中になっていました。
しかし、１９８０年にジョン・レノンが凶弾に倒れたことをきっかけに、音楽に傾注します。
その後、ニューヨークで働きながら、ベーシストとして活動していた雅信さんでしたが、楽器製作者として有名なジョン・サーに誘われて楽器製作の道へ。
“マス日野”の名義で手掛ける弦楽器は、バイオリンの名器「ストラディバリウス」から影響を受けた独特のデザインで、多くのファンを抱えています。
◆娘には２度の逮捕歴が…
日野皓正さんには娘がいて、名前は日野良美（ろみ）さん。
年齢は、今年（２０１７年）で４５歳になります。
実は、娘の良美さんは、２度の逮捕歴があります。
一度目は１９９９年３月に旅券法違反の疑いで逮捕。
東京都の国際旅券課で、良美さん名義の発給申請書に他人の写真を張り付け、パスポートを不正に取得したというものでした。
２度目の逮捕は、２００９年８月。
娘・良美さんは、８月１４日午前３時３０分ごろ、東京都港区浜松町の路上で挙動が不審だったため職務質問を受けます。
警察官が任意同行を求め、尿検査を実施したところ、陽性反応が出たため、逮捕されたものです。
おりしも数日前には、酒井法子さんが同じ罪状で逮捕されたばかりでした。
日野さんは、
僕は考え方がグローバル。（何か）そんなに言う必要はない。自分で責任をとってもらうしかない、大人だから。子どもならしょうがないけど
と、親に頼らない再起を期待しています。
◆現在のお嫁さんはアメリカ人
日野皓正さんは、３回結婚しています。
最初のお嫁さんは、２０歳の時に知り合った恋人。
その後再婚した２人目のお嫁さんとは、ニューヨークにいるときに離婚しました。
そのとき、日野さんは２人の息子を引き取り、お嫁さんは娘を引き取っているため、娘は２人目のお嫁さんの子供なのでしょう。
現在は、アメリカ人のお嫁さんと再再婚し、フロリダで暮らしています。
◆父親は日野敏さん
日野皓正さんの父親は、タップダンサーでトランペット奏者の日野敏さん。
戦後すぐ、昭和２０年代からプロのタップダンサーとして活躍してきた敏さんは、日本タップ界の草分けと呼べる人物です。
◆弟は日野元彦さん
日野皓正さんの弟は、ジャズ・ドラマーの日野元彦（もとひこ）さん。
日本のトップジャズドラマーとして活躍しましたが、１９９９年５月１３日、肝不全のため５３歳の若さで亡くなっています。
◆まとめ
日野皓正さんの娘・良美さんが逮捕された次の日、日野さんは東京・世田谷パブリックシアターのステージにいました。
娘の逮捕について具体的に触れませんでしたが、
日野なんとかっていう、捕まったなんとかのおやじです
と自虐的にあいさつ。
観客に向け、
親を困らせないようにしっかり生きてほしい
と語りかけ、
ウチの家族もそうなってほしい。周りをキレイにしてもう一回考えて、人の痛みを癒やしてあげるよう努力することを心がけて生きてもらいたい
と暗に娘へのメッセージを送りました。
日野さんのメッセージは娘さんに届いたでしょうか？
◆あとがき
調べていたら、日野皓正さんて焼酎をプロデュースされているんですね。
どんな味がするのでしょうか？
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