俳優・作家として活躍した安藤昇さんが、肺炎のため亡くなりました。
今回は、在りし日の安藤さんを支えた『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆本人
安藤昇さんは、1926年5月24日生まれ。
東京都出身で、18歳で多摩少年院に収監されるなど、荒れた少年時代を送りました。
終戦後、渋谷に東興業を設立し、不動産や各種興行などを扱いましたが、会社は次第に暴力団の様相を呈してくるようになります。
これが世に言う「安藤組」であり、ピーク時には500人を超える構成員を抱えていました。
「横井秀樹襲撃事件」で逮捕され、出所後は安藤組を解散。
自らの自叙伝を映画化した「血と掟」への主演をきっかけに、映画俳優へ転向し、数々の映画の主演を務めます。
後年は、Vシネマのプロデュースや文筆活動に勤しんでいましたが、2015年12月16日、89歳で逝去されました。
◆嫁の名前は?
安藤昇さんは、1947年4月23日に早苗さんと結婚しました。
早苗さんは、実践学園出身と言われています。
早苗さんの実家は、渋谷区金王町で酒屋を営んでいたことがあり、結婚した安藤夫妻はここに新居を構えます。
この家が、安藤組の前身である「下北沢グループ」の事務所となったそうですから、大変な新婚生活ですね(^^;)
◆息子(長男)の画像と職業は?
安藤昇さんの長男の名前は、ニック安藤さん。
1955年6月3日生まれなので、現在の年齢は60歳となります。
ニック安藤さんの職業は、映画プロデューサーで、岩城滉一さん主演の「安藤組外伝 掟」 や、哀川翔さんの「デコトラの鷲祭りばやし」などを手掛けてきました。
それではここで、ニック安藤さんの画像をご紹介します。
やはり、お父上と似ていらっしゃいます。
しかし、ニックさんの身長は176㎝なので、短身と言われるお父上と、そこは似なかったようですね(*^_^*)
◆次男の職業は?
安藤昇さんの次男の名前は、安藤章さん。
章さんの職業も映画プロデューサーで、「鬼哭KIKOKU」や「実録・安藤昇侠道(アウトロー)伝 烈火」などを手掛けています。
◆まとめ
これまで見てきた通り、安藤昇さんの活躍の陰には、近くで支えてくれる『家族』の姿がありました。
安藤さんの類まれな人生の軌跡は、映画人の子供さんたちによって、語り継がれていくことでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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