2018年2月21日、俳優の大杉漣さんが心不全のため亡くなりました。
今回は、生前の漣さんを支えた家族をご紹介し、在りし日の故人を偲びたいと思います。
【本人プロフィール】
名前:大杉漣(おおすぎ・れん)
本名:大杉孝(おおすぎ・たかし)
生年月日:1951年9月27日 (享年66歳)
◆息子さんはカメラマン
大杉漣さんには息子さんがいて、名前は大杉隼平(おおすぎ・しゅんぺい)さん。
1982年8月28日生まれなので、現在(2018年2月)35歳になります。
息子さんは、2004年からロンドン芸術大学で写真とアートを学び、帰国。
アシスタントを経て現在は、雑誌、テレビ、広告、CDジャケット、宣材写真、カタログなどで活動しています。
息子さんは東日本大震後の2011年9月11日に、
“福島の子供たちに「空」をプレゼント出来ないか…?”
と思いつき、SNSを通じて「空」の写真を募集します。
約2,000人から空の写真が集まったため、これらをつなぎ合わせ、被災児の支援を目的とした写真展『my dear smile~笑顔のつづき~』で公開しました。
また、展覧会後には写真をプリントして、直接、子供たちに届けています。
ちなみに息子さんは、2016年ごろ結婚されたそうです。
◆娘の目標はパティシエ
大杉漣さんには娘さんもいて、名前は大杉そらさん。
娘さんは、幡ヶ谷のイタリアンの店「Fritto」に勤めていて、パティシエを目指しているそうです。
漣さんが『メレンゲの気持ち』に出演した際、そらさんの手作りミルクレープがスタジオにふるまわれ、
“おいしい” “ホールいけますよ”
と、出演者から称賛されていました。
◆最愛の妻
大杉漣さんの奥さまの名前は、大杉弘美さん。
妻・弘美さんとの馴れ初めは、漣さんが下積時代に所属していた劇団で出会ったことでした。
漣さんは下積みが長く、低予算のピンク映画やVシネマで活動していたため、奥さまも苦労されたことでしょう。
現在、夫人は、所属事務所『ザッコ』の代表取締役社長を務めています。
◆父が教えてくれたこと
息子の大杉隼平さんは、在りし日の漣さんを振り返り、
“小さい頃から、父とは沢山の時間を共有してきました。今も毎週のようにご飯を一緒に食べて、そんな当たり前にあった日常の中で、父はいつも言葉ではなく、体現する事で大切な事を教えてくれたように感じます”
と語りました。
漣さんが教えてくれた“大切な事”とは何だったのでしょうか?
それは、次の言葉で明らかとなります。
“父は本当に『現場者』でした。現場にいることを常に心がけていました。そしてそれを全うしました”
また、妻・弘美さんも、
“大杉は志半ばでありながら、駆け抜けるように逝ってしまいました。【現場者】であり続けたいと故人が願っていた通りの最後となりました”
と、コメントしています。
漣さんが体現していた事とは、
“現場者であれ”
という事なのですね。
この思いは今後、息子さん・娘さんに受け継がれていく事でしょう。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、大杉漣さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』との様々な人生ドラマがありました。
これからは家族の活躍を、漣さんが天国から見守ることとなるのでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
◇編集後記
大杉漣さんといえば、メガネやサングラスがトレードマークでした。
トヨタのCMでかけていたメガネはこちら。
トニーセイム メガネ Tony Same 10303 ts-10303-002
TBSの番組で、漣さんは石橋貴明さんにトニーセイムをプレゼントし、石橋さんは色んな番組でそのメガネを愛用していました(^_-)
コメント