スピードスケートの平昌五輪代表である、佐藤綾乃選手。
今回は、そんな佐藤選手を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
佐藤綾乃(さとう・あやの)
生年月日:1996年12月10日(21歳)※2018年2月現在
身長/体重:157cm/56kg
◆実家は北海道厚岸町
佐藤綾乃選手は、北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町の出身。
スピードスケートは、厚岸町立真龍(しんりゅう)小学校1年生のころから始めています。
厚岸町立真龍中学校3年生のときには、第32回全国中学校スケート大会に出場し、女子1,500mと3,000mで優勝しました。
中学校を卒業後は、更にスケートに打ち込むべく厚岸を離れて、北海道釧路北陽高等学校に越境入学します。
高校時代にはジュニア日本代表に選出され、2013年世界ジュニアスピードスケート選手権大会(イタリア)に出場。
高木美帆選手と組んで、女子チームパシュートで金メダルを獲得しています。
また、高校3年生で臨んだインターハイでは、女子1,500mと3,000mを制覇しました。
高校卒業後は、高崎健康福祉大学・人間発達学部子ども教育学科に進学。
将来は保育士さんを目指しているそうですね(*^_^*)
大学入学後に出場した2016年世界ジュニアスピードスケート選手権大会(中国・長春)では女子マススタートで優勝。
これらの功績が、
“町民に感動と勇気を与えた”
と評価され、佐藤選手は2017年12月に、厚岸町の特別表彰を受賞しました。
厚岸町の特別表彰は、佐藤選手が第1号なのだそうです。
◆父親の職業は?
佐藤綾乃選手の父親の名前は、佐藤文則さん。
年齢は、今年(2018年)で50歳になります。
父・文則さんの職業は漁師で、佐藤選手は小さい頃からイカなど重さ10キロ以上の荷揚げを手伝っていたため、自然と筋力が鍛えられました。
◆母親は現地で応援
佐藤綾乃選手のお母さんは“弾丸ツアー”で平昌に応援に駆け付けたそうです。
“弾丸ツアー”とは、はてなキーワードによると、
“ある一つの目的の為、現地へ直行し、目的を果たしたら観光も現地での宿泊もせず、機中泊や車中泊などでとんぼ返りする短期集中旅行”
という意味。
ちなみに、“弾丸ツアー”はJTBの登録商標だそうです(゜o゜)
とにかく地元から駆けつけたお母さんは、スタンドで愛娘を見届けて
“五輪の雰囲気にのまれなければと思っていたので、よく頑張ってくれました。夢のようです”
と喜んでいました。
◆従兄弟もスピードスケート選手?
佐藤綾乃選手に兄弟がいるかどうかは不明です。
代わりに従兄弟(いとこ)はメディアに紹介されたことがあり、従兄弟の佐藤龍世さんは、富士大学野球部の内野手としてプレーしています。
さらに龍世さんの弟の佐藤大雅さんは、野球とスケートの二刀流。
中学2年のスケート全国大会5000mで10位に入り、将来は五輪選手も狙えましたが、中学3年の終わりに野球一本に絞りました。
その後、北海高校2年の夏に甲子園に出場すると、強肩強打の正捕手として準優勝に貢献しています。
佐藤選手と従兄弟の実家は、徒歩5分と近く、幼少期の頃から3人でスケートリンクに通う仲でした。
“小さい頃から一緒にスケートを滑ってきた。子供の頃に女の子に抜かれないけど、綾乃には小3で負けて、悔しかった”
龍世さんは小学校4年で野球とスケートの両立を断念していますが、佐藤選手に負けたことが影響しているのかもしれませんね。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、佐藤綾乃選手の活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、佐藤選手の挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇編集後記
平昌五輪・女子パシュートで、見事金メダルに輝いた、高木美帆選手と佐藤綾乃選手がつけていたサングラスはこちら。
たしかに、左側がオレンジで、右側がイエローになっていますね。
オレンジは、どんな競技者も内に秘める「炎」を象徴。
イエローは、自らの夢を果敢に追い求めるアスリートを照らす「太陽」を表しているのだそうです(^_-)
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