CMの桃太郎役でもおなじみ、俳優の松田翔太(まつだしょうた)さん。
今回は、そんな翔太さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆実家は善福寺
松田翔太さんの実家は、東京都杉並区の善福寺。
松田ファミリーの本拠地でもあります。
2006年には、実家に空き巣が入り、指輪や腕時計など計約200万円相当を盗まれました。
当時、20歳で実家暮らしの翔太さんが、帰宅して室内が荒らされているのに気付き、警察に通報しています。
◆父について
松田翔太さんの父親は、昭和の名優・松田優作(まつだ・ゆうさく)さん。
1949年9月21日に山口県下関市で生まれています。
優作さんの父親は長崎出身の保護司で、180cm近い大柄な男性でしたが、郷里に妻子がありました。
優作さんの母親は韓国人で、遊郭の一角で優作さんを育てています。
優作さんは、関東学院大学に在籍中のころ、文学座の研究生となりました。
1期後輩には中村雅俊(なかむら・まさとし)さん、1期先輩に桃井かおり(ももい・かおり)さんがいたそうです。
役者に専念するため、大学は中退。
新宿駅東口のトリスバー『ロック』でバーテンダーを務めていた際、客として来ていた村野武範(むらの・たけのり)さんに認められ、新人俳優として推薦されます。
これがきっかけで演じたのが、『太陽にほえろ!』のGパン刑事でした。
その後、順調な役者生活を送った優作さんは、1988年に『ブラックレイン』に出演し、念願のハリウッドデビューを果たします。
撮影中に自身がガンに侵されていることを知りますが、延命治療をこばみ、渾身の演技を続けました。
1989年11月6日に膀胱癌の腰部転移のため死去。
享年40歳でした。
◆母親の姉は?
松田翔太さんの母親は、女優の松田美由紀(まつだ・みゆき)さん。
1961年10月6日生まれなので、優作さんより12歳年下になります。
10代からモデルとして活動し、つかこうへいさんの推薦で『金田一耕助の冒険』に出演し、女優デビュー。
フジテレビ『北の国から』シリーズなど、現在に至るまで様々な幅の広い役をこなしています。
優作さんとの出会いは『探偵物語』で共演したとき。
2人は交際を始めますが、すでに優作さんには妻子がおり、後に優作さんは離婚。
いわゆる「略奪愛」を実らせ、長男出産後に結婚しています。
ちなみに、美由紀さんの姉は、女優の熊谷真美(くまがい・まみ)さん。
真美さんは、劇作家のつかこうへいさんとの結婚・離婚を経て、18歳年下のイケメン書道家と再婚しています。
◆兄のお嫁さんは?
松田翔太さんのお兄さんは、俳優の松田龍平(まつだ・りゅうへい)さん。
1983年5月9日生まれなので、翔太さんより2歳年上になります。
龍平さんは小学生からサッカーを始め、中学生時代に横河電機ジュニアユースに所属。
当時はJリーグ全盛期ということもあり、将来はサッカー選手を目指していました。
しかし、中学3年生の時、『御法度』の主役を捜していた大島渚(おおしま・なぎさ)監督の目にとまり、出演を直接要請されます。
自分に出来るわけがない
という想いと高校受験を理由に一度は断りましたが、
受験が終わった後なら出来るか?
と聞かれると、断る理由が無くなってしまい、俳優の道に進むこととなりました。
龍平さんはすでに結婚しており、お嫁さんは、モデルで女優の太田莉菜(おおた・りな)さん。
2人の間には娘もいますが、最近、離婚の噂もあります。
2人の仲が悪くなった原因ははっきりしませんが、
(莉菜さんが)ある若手俳優と特別な仲になった
との話も浮上しています。
◆妹はyuki
松田翔太さんには妹もいて、名前はyuki(ゆう姫)さん。
年齢は、翔太さんより3歳年下になります。
yukiさんは、エレクトロニックユニット『Young Juvenile Youth』のボーカルとして活動中ですが、過去にはお騒がせな事件も…
実は、翔太さんとゆう姫さんが、夕食の献立を巡って口論となり、翔太さんはゆう姫さんの頭をたたいてしまいました。
すると、yukiさんが呼んだのでしょうか、松田家からは110番通報が発せられ、警察官が駆け付けます。
警官に対し、翔太さんは
妹がふて腐れているので収拾してほしい
と話したそうです。
結局、yukiさんにケガはなく、事件性がなかったため警官は帰り、お騒がせな兄妹ゲンカということになりました。
ちなみに、その場に兄の龍平さんは不在でしたが、なぜか女優の鈴木杏(すずき・あん)さんが同席。
杏さんはyukiさんと仲が良かったのだとか。
◆結婚は近い?
松田翔太さんは、現在のところ独身です。
しかし、モデルの秋元梢(あきもと・こずえ)さんとは交際していると言われており、
結婚ですか?アハハ、それはまだわかんないですけれど、仲良くやっていますよ
とメディアにこたえるなど、翔太さんも結婚を否定していません。
昭和の名優の次男と、昭和の大横綱の次女というビッグカップルが誕生する日も近いかもしれません。
◆まとめ
松田翔太さんは、父・優作さんの言葉でいつも頭に残っているものがあります。
それは、
映画は監督のもので、ドラマはテレビ局のもので、CMはある意味、俳優のもの
という言葉でした。
そういう思いで演じた結果、翔太さんは2016年のCM出稿量で1位を獲得。
天国の優作さんも、翔太さんの活躍を喜んでくれていることでしょう。
コメント