2015年12月11日、女優の有沢比呂子さんが、心不全のため亡くなりました。
今回は、在りし日の有沢さんを支えた『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆父・母・兄弟
有沢比呂子さんのプロフィールを見ると、家族は「母・兄」となっています。
何らかの理由により、お父さんはいらっしゃらないようですね。
お母さんとお兄さんに関する情報もありませんが、もしかしたら出身地の千葉にいらっしゃるのかもしれません。
◆義父は なかにし礼さん
有沢比呂子さんの義父は、小説家・作詞家の なかにし礼さんです。
なかにしさんは、1938年9月2日生まれで、年齢は77歳。
北海道出身の両親のもと、満州で誕生し、日本に引き揚げてからは転々としましたが、中学からは東京に落ち着きました。
東京都立九段高等学校を経て、立教大学文学部仏文科を卒業。
大学在学中に最初の奥さんと結婚し、新婚旅行先のホテルのバーで石原裕次郎さんと遭遇したことが、後の人生を大きく変えることになります。
自ら作詞作曲した作品を石原プロに持ち込み、その曲がヒットすると、その後は石原裕次郎さんをはじめ、数多くのアーティストに楽曲を提供してきました。
小説も手掛けており、2000年に「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞しています。
2012年に食道がんを患ってからは、治療と再発を経ていますが、77歳となった現在も、テレビ出演などで活躍しています。
◆旦那(画像)と子供は?
有沢比呂子さんの旦那さんは、なかにし礼さんの長男・中西康夫さんです。
康夫さんは、1972年4月22日生まれで、年齢は有沢さんと同じ43歳。
康夫さんの職業は音楽ディレクターで、株式会社日音に所属し、若手ミュージシャンの育成やイベント運営を行っています。
2000年に有沢さんと結婚しましたが、二人の間に子供がいるかどうかは分かりません。
康夫さんのツイッターを見ても、家族の話は皆無で、仕事と家庭を切り分けるタイプなのでしょうね。
それではここで、中西康夫さんの画像をご紹介します。
《引用元:中西康夫さんTwitter》
笑った顔は、やはり父・なかにし礼さんに似ていますね!
◆まとめ
これまで見てきた通り、有沢比呂子さんの活躍の陰には、温かい家族の姿がありました。
葬儀は「静かに送り出したい」という遺族の意向で、近親者のみの密葬で行われたそうです。
時代劇や2時間ドラマで見かけた、美人女優の姿を、私たちは記憶し続けるでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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