風間球打の『家族』~4兄弟に“球”の字を授けた元高校球児の父親と母親

ノースアジア大学明桜高等学校の野球部に所属する、風間球打投手。

名前の由来は漫画の「球道くん」です!

今回は、そんな球打さんを取り巻く『家族』の物語です。

【プロフィール】
名前:風間球打(かざま・きゅうた)
生年月日:2003〈平成15〉年10月11日
身長/体重:183cm/81kg
出身地:山梨県甲州市
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◆生い立ち

風間球打さんは、山梨県甲州市の出身。

小学校は地元の、甲州市立奥野田(おくのた)小学校に通いました。[1]

実はサッカーが好きで、

小学校の頃は、野球ではなくサッカーをやろうかと迷ったけど、兄たちの影響で野球を選んだ

と話しています。

小学校1年から奥野田スポーツ少年団で野球を始め、小3から投手をつとめました。

中学校は地元の、甲州市立塩山(えんざん)中学校へ進学。[2]

中学時代は地元の硬式チームである、笛吹ボーイズでプレーしています。

中学校3年の時には、球速135km/hを記録していました。

高校は秋田県にある、ノースアジア大学明桜高等学校へ進学。[3]

1年春からベンチ入りし、秋田県中央地区予選決勝で初先発と初登板を同時に果たしました。

以降、春夏秋全ての大会に登板し、2年秋からはエースとして活躍しています。

◆家族構成

風間球打さんの実家の家族構成は、父親、母親、長兄、次兄、球打さん、弟の6人家族です。

◆高校球児だった父親

風間球打さんの父親の名前は、風間啓介さん。[4]

1970年頃の生まれになります。

父・啓介さんも、塩山商業(現・塩山高等学校)の高校球児でした。

そして、水島新司(みずしま・しんじ)さん原作の漫画『球道くん』の大ファン。

この漫画に対する思い入れが強すぎて、息子たちの名前は『球道くん』からつけてしまったのでした。

2021年7月に行われた、甲子園秋田県大会の決勝の日。

父・啓介さんは、山梨を深夜に出発し、車で約8時間かけて秋田まで駆けつけました。

父の歓声に「優勝」でこたえた球打さん。

喜んでくれているのかは分からないが“やったぞ”と言いたいです

と、風間家の家訓である「感謝」を口にしていました。

◆母親

風間球打さんの母親の名前は、風間今日子さんといいます。[5]

◆男ばかり4人兄弟の三男

風間球打さんは、男ばかり4人兄弟の三男に当たります。

①長兄も野球選手

長兄の名前は、風間球道(かざま・きゅうどう)さん。[6]

名前の由来は、漫画「球道くん」の主人公の名前そのものです。

長兄・球道さんは山梨学院高等学校で内野手として活躍しました。

②次兄も野球選手

次兄の名前は、風間球星(かざま・きゅうせい)さん。[6]

2000年〈平成12年〉9月30日生まれなので、球打さんより3歳年上になります。

ちなみに名前には、「球けがれなく星になれ」との思いが込められています。

次兄・球星さんは山梨県立甲府工業高等学校で捕手としてプレーし、卒業後は駿河台大学の野球部に所属しました。

③弟も野球選手

弟の名前は、風間球志良(かざま・きゅうしろう)さん。[6]

5歳下の球志良さんも、野球に励んでいます。

◆まとめ

2021年夏。

甲子園で初めて登板する風間球打さんは、甲子園にたどり着けなかった兄2人の分まで投げるつもりです。

そこには、野球人生を支えてくれた、家族全員に対する「感謝」の気持ちが込められているのでしょう。

これからも家族の応援を胸に、球打さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿

◇脚注

  1. サンスポ 2021年7月24日 世代最速157キロ右腕の明桜・風間球打が聖地見参 秋田南を3安打完封
  2. 日刊スポーツ 2021年4月16日 プロ注目の明桜153キロ右腕・風間球打「出すぞ」158キロ
  3. 日刊スポーツ 2021年8月9日 ノースアジア大明桜・風間球打「注目される中で期待に応えないと」侍に刺激
  4. サンスポ 2021年7月19日 ノースアジア大明桜・風間球打、世代最速更新157キロ! みちのく新怪物、今年は秋田から逸材/秋田大会
  5. 日刊スポーツ 2018年7月19日 甲府工を救った風間球星、由来は「球道くん」/山梨
  6. スポニチアネックス 2021年7月12日 明桜・風間「球打」 野球一家で育った4兄弟の三男 長男は「球道」次男は「球星」四男は「球志良」

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