元CBCテレビ、現在はフリーアナウンサーとして活躍する、石井亮次さん。
特技はタレントの年収を言い当てることです!
今回は、そんな石井アナを取り巻く『家族』の物語です。
◆実家はガソリンスタンド
石井亮次さんの実家は、ガソリンスタンドを経営しています。
石井さんも高校、大学時代の7年間、実家でアルバイトとして働きました。
その時、スタンドで流れていたのがMBSラジオ。
働いている間、自然とラジオを聴き続けていたので、ある意味、英才教育を受けていた事になります。
さらに、ガソリンスタンドを訪れる老若男女のお客さんとしゃべるのは、コミュニケーションの勉強になりました。
いらっしゃいませ〜!
と大きな声を出すので、発声練習にもなっています。
石井さんはなるべくして、アナウンサーになったのですね。
◆生い立ち
石井亮次さんは、大阪府東大阪市の出身。
小学校3年生の時、プロ野球・阪神タイガースが日本一に輝きました。
常にテレビ観戦していた石井アナは、
バース、掛布、岡田よりも、そのときにしゃべっているおっちゃんがかっこよかった
と、実況に心を奪われます。
そのおっちゃんとは、元ABCの植草貞夫アナウンサーでした。
中学校からは同志社で、同志社香里(こうり)中学校・高等学校から、同志社大学文学部へ進学しています。
◆家族構成
石井亮次さんの実家の家族構成は、父親、母親、兄、亮次さん、弟の5人家族です。
自身は2004年に結婚し、奥さまと2人の娘がいます。
◆父親はガソリンスタンド経営
石井亮次さんの父親は、ガソリンスタンドを営んでいました。
朝から晩まで働き、
商売人はあいさつしてなんぼ。知っている人がいたら、走って行ってあいさつせえ
と言うほど仕事熱心な人でした。
石井さんは一度、父親とささいなことから大げんかをしたことがあります。
その時は当て付けのつもりで、近所の他のガソリンスタンドで働きました。
ある日、洗車をしていて、
どっかで見た車やな…
と思い、父親の車であることに気づきます。
驚いて辺りを見回したら、待合室に父親の姿がありました。
石井さんが、
終わりました
と伝えると、お父さんは、
ありがとう
とだけ言って、走り去っていきました。
父の方が一枚も二枚も上手だな…
そう思った石井さんは、これをきっかけに仲直りしたのでした。
CBC制作の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』が関東でも放送されることになった時は、
そうか、そら良かった。でもちょっと待て。関東に映るっちゅうことは、亮次、天皇陛下が見てくださるかもしれないぞ
と、ちょっと変わった視点で喜んでくれたお父さん。
肝硬変で危篤状態になったとき、石井さんが、
これまで本当にありがとう
と言うと、
まだ早い
と突っ込まれたそうです。
最期まで笑わせてくれたお父さんは、66歳で天国に旅立ちました。
◆母親に感謝
お父さんが亡くなったとき、母親は、父がビールを手に乾杯をしている写真を遺影用に持ってきました。
お酒の飲み過ぎで亡くなったので、
さすがにまずいのでは…
と、石井さんが止めようとすると、お母さんは、
大丈夫。ノンアルコールやから
と、言い放ちました。
お母さんも面白い方なんですね
時はさかのぼって、石井さんが中学受験のとき。
中学校を3校受験しましたが、2校連続で落ちてしまい、
3つ目落ちたら恥ずかしいから、3つ目受けるのは嫌だ
と泣いて母親に訴えました。
そうしたら、母親は、
あほか。そんなんで、がんばってきたのにくじけてどうする
と咤激励します。
そうして受験まで残り1週間、
苦しい時こそ、真価を問われるんや
と横に付きっきりになって、勉強を教えてくれました。
受験の日は、ベタにカツ(勝つ)を作ってくれました。
そうして石井アナは、同志社香里中学校に無事合格しています。
◆男ばかり3人兄弟の次男
石井亮次さんは、男ばかり3人兄弟の次男。
お兄さんは、実家のガソリンスタンドを継いでいます。
兄は大阪で油を売って、僕は名古屋で油を売っている
というのが、石井アナの掴みネタになっています。
弟は、東京で営業の仕事をしているそうです。
◆妻との馴れ初め
石井亮次さんの奥様の名前は、石井夢さん。[1]
年齢は、石井アナより3歳年下になります。
石井アナと奥さまの出会いは、ロケで訪れた三重県津市の喫茶店でした。
そこの看板娘で、コーヒーを入れていた女性に「ビビビッ」と感じた石井アナ。
先輩ディレクターに、
5分時間をください。普段はこんなことしません。でも、あの娘には本当に惚れたんです
と事情を説明し、アタックを仕掛けました。
夢さんも、
お、イケメン💛
と、メールアドレスを渡しているので、まさに一目ぼれ同士だったのでしょう。
その1年後に2人は結婚しています。
ほぼ毎日「ゴゴスマ」を見てくれていて、良いところも悪いところも忖度なしで感想をくれる夢さん。
石井アナがフリーになるときは、
行ってこーい!そりゃーフリーになれ!
と、背中を押してくれた夢さん。
石井アナは、
妻は誰と結婚しても幸せだったが、僕は妻とじゃないと幸せになれなかった
と感じています。
◆2人の子供
石井亮次さんには、子供が2人います。
第1子は女の子で、2007年頃の生まれ。
第2子も女の子で、2011年頃の生まれになります。
2人ともYouTubeやtiktokが好きなので、今、何が流行っているかを知る貴重な取材源なのだそうです。
◆まとめ
石井亮次さんの父親が亡くなって2回目の命日の日。
石井アナは母親から渡された父の形見のネクタイを着けて、スタジオに立ちました。
するとその日、関東地方の視聴率がライバルの情報番組を初めて超えたのです。
亡くなったお父さんが天国から力をくれたのでしょう。
それ以来、石井アナは、命日には必ず父のネクタイを着けています。
これからも家族の応援を胸に、石井アナの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- 女性自身 2021年4月9日 石井亮次「ゴゴスマは死ぬまで続ける」語ったフリー転身後の夢
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