スピードスケート選手として活躍した、小平奈緒さん。
ニックネームは怒ったネコです!
今回は、そんな小平選手を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
生年月日:1986年〈昭和61年〉5月26日
身 長:165cm
出身地 :長野県茅野市
出身大学:信州大学教育学部
◆コーチ役をつとめた実家の父
小平奈緒選手の実家は、長野県茅野(ちの)市。
スピードスケートが盛んなこの町で、小平選手が初めてスケート靴を履いたのは3歳のときでした。
スケートのコーチ役をつとめたのが、父親の小平安彦さん。
1956年頃の生まれになります。
実は、父・安彦さんは競技経験がなく、
“スケートは体育の授業でした程度”
というレベルでしたが、近くのリンクに実業団の選手が練習に来るたびに、一緒に見学して滑りを学びました。
小平選手が小学生になると、毎日の練習メニューは自分で組ませるようになります。
父・安彦さんは、その理由を
“簡単に人から教わるのではなく、自分で考えて発見するというプロセスを大事にしてほしかった”
と話します。
“どうやって滑れば速くなるんだろう?”
“奈緒はどう思う?”
父と娘はいつも話し合っていました。
小平選手は練習中、リンクを1周しては必ず、父に感想を尋ねます。
“体重移動が良かったね”
“左足の1歩目が良かったよ”
父の褒め言葉と自分の意図が一致したとき、小平選手は満面の笑みを浮かべました。
中学生以降は父の手を離れましたが、小平選手は
見て、考えて、自分のものにするという基本を教えてくれた
と父の指導に感謝しています。
ちなみに、茅野市の市長をつとめた柳平千代さんと父・安彦さんとは幼なじみ。
柳平市長を表敬訪問した小平選手は、
おじちゃん(柳平市長)といると家族みたいな温かい空気が流れる
と嬉しそうに話していました。
◆母親の性格は?
小平奈緒選手の母親の名前は、光子さん。
年齢は、お父さんと同じ年です。
小平選手の負けず嫌いの性格は、母親譲りなのだとか。
母・光子さんは、小平選手について
“不器用なんですが、興味を持ったら納得いくまでやる。オムレツ好きになったら毎日オムレツ。竹馬も一輪車もできるまで一生懸命。そういうコです”
と話していました。
コメント