西田敏行の『家族』~祖先は和泉国の家老。元女優の妻との間に娘が2人

俳優や歌手などマルチに活躍する、西田敏行さん。

特技は『与作』をシャンソン風に歌うこと!

今回は、そんな西田さんを取り巻く『家族』の物語です。

【プロフィール】
名前:西田敏行(にしだ・としゆき)
生年月日:1947年〈昭和22年〉11月4日
身長:166cm
血液型:B型
出身地:福島県郡山市
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◆家族構成

西田敏行さんの家族構成は、奥さまと娘2人の4人家族です。

また、実家の家族構成は、父親と母親との3人家族ですが、少し複雑な事情があります。

それでは、生い立ちから見て行きましょう

◆祖先は和泉国の家老

①小学校時代

西田敏行さんは、福島県郡山(こおりやま)市の出身。

小学校は地元の郡山市立小原田(こはらだ)小学校に通います。[1]

この頃の実家は、小学校の真横にある香久山神社の境内にある借家住まいでした。

このため、小学校の始業ベルが鳴ってから家を出ても、遅刻をしなかったそうです。

少年時代の西田さんの楽しみは、映画に連れて行ってもらうこと。

特に東映の時代劇が大好きで、1日中映画館で過ごすうちに、

いつか、スクリーンに映る人間になってみたいなぁ

と思うようになりました。

②中学校時代

中学校は、郡山市立小原田中学校に進学。[2]

演劇部に入りたかった西田さんですが、演劇部は女性部員ばかりで、当時、男子生徒の部活動といえば、スポーツが一般的。

悶々とした3年間を過ごした

とされているので、演劇部には入らなかったのでしょう。

2011年行われた小原田中学校の創立50周年記念式典には、西田さんも駆けつけ、トークと歌を披露しています。

③高校時代

高校は東京にある、明治大学付属中野高等学校へ進学。[3]

なぜ東京の高校に進学したのでしょうか?

その理由は、

俺このままずっとこの多感な時期こっちで暮らしていると、福島弁が染みついちゃって、標準語をしゃべれなくなっちゃうんじゃないか?

と、危機感を抱いたためです。

すでに役者を志していた西田さんにとって、「標準語の習得」は避けては通れない道だったのです。

高校ではなぜかバレーボール部に入部しましたが、かけもちで演劇部にも参加。

充実した日々でしたが、ホームシックにもかかり、上野動物園のゴリラに向かって、

お前も故郷を思い出してるんだよな。俺と一緒だ

と話し掛けていたそうです。

④大学時代

大学は系列の明治大学農学部へ進学。[4]

同時に日本演技アカデミー夜間部に入り、本格的に役者の道を歩き始めます。

大学はすぐに中退し、日本演技アカデミー昼間部に移り、翌年卒業。

劇団の結成・失敗を経て、青年座の養成所に入り直し、22歳で正式団員に昇格しました。

ちょうど大学と同じくらいの期間を芝居の勉強に費やしたことになります

⑤祖先は和泉国の家老

西田敏行さんの父方のルーツは、和泉国の伯太藩で家老職を務めた今井家にあります。

しかし、苗字が「今井」と「西田」で異なりますね。

また、和泉国といえば近畿地方なので、西田さんの故郷・福島県とは遠く離れています。

このギャップの秘密は、西田さんの両親にありました。

◆父親

西田敏行さんの父親の名前は、今井泉さん。[5]

大阪の和泉で生まれた父・泉さんでしたが、駆け落ちして東京に出て、東京の為替貯金局へ勤務します。

しかし、駆け落ちした妻を病気で亡くし、郡山の貯金局へ転勤。

この地で出会ったのが、西田さんの実母だったのです。

◆母親

西田敏行さんの母親の名前は、紀惠さん。[5]

父親の泉さんと結婚した時、泉さん53歳、紀恵さんは22歳でした。

しかし、泉さんは肝臓病のため57歳で亡くなります。

紀恵さんは美容師をしながら西田さんを育てますが、やがて再婚の話が持ち上がりました。

しかし、結婚相手にも同い年の息子がいたため、

相手にも跡取りがいるのに、敏行を連れて再婚できるのか?

と、悩むこととなります。

このとき、

あなたさえよければ、敏行は私が育てる

と言ってくれたのが、紀恵さんのお姉さん。

西田さんの育ての母となる女性でした。

◆兄弟

父・泉さんは、結婚して数年で亡くなったので、西田さんに兄弟はいません。

しかし、泉さんは最初の奥さんとの間に7人の子供(2人死去)がいたので、腹違いの兄弟は存在したことになります。

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◆元女優の妻

西田敏行さんは、1974年8月、26歳で結婚しています。[6]

奥様の名前は、寿子さん。

年齢は、西田さんより4歳年下になります。

2人の馴れ初めは、西田さんが所属していた劇団『青年座』に、寿子さんが研究生として入ったことがきっかけでした。

そこで寿子さんにひと目ぼれした西田さんは、数カ月後には彼女のアパートに転がり込み、同棲を始めます。

同棲をきっかけに、寿子さんは劇団を辞め、女優の夢をあきらめました。

それだけでなく、寿子さんは下積み生活を送る西田さんを支えるため、仕事を開始。

ただただ、西田さんが俳優として花開く日を夢見て、経済的なサポートを自ら買って出たのでした。

◆娘が2人

西田敏行さんには、2人の娘さんがいます。

長女は、1976年7月生まれ。

次女は、生年や年齢がはっきりと分かりません。

◆まとめ

これまで見てきた通り、西田敏行さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』がありました。

これからも家族の応援を胸に、西田さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿

◇脚注

  1. テレビ朝日 2013年1月12日 人生の楽園『ふるさと応援してますスペシャル』
  2. 小原田中学校ホームページ 2011年10月15日 創立50周年記念式典
  3. Asagei Plus 
  4. デイリー新潮 2020年12月25日 北川景子は商学部出身、明治大学卒業の「おしゃれな芸能人」が急に増えた理由
  5. NHK総合 2017年10月4日放送 ファミリーヒストリー 西田敏行〜二人の母 二人の父〜
  6. 女性自身 2016年6月7日 西田敏行 激やせに車いすでも…復帰にあった執念のリハビリ

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