前川右京の『家族』〜兄・夏輝は津田学園で甲子園出場…父親と母親について

智弁学園高等学校の野球部に所属する、前川右京選手。

小さい頃はサッカーをやってました⚽

今回は、そんな右京さんを取り巻く『家族』の物語です。

【プロフィール】
名前:前川右京(まえがわ・うきょう)
生年月日:2003年〈平成15年〉5月18日
身長/体重:177cm/90kg
出身地:三重県
投打:左投げ左打ち
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◆生い立ち

前川右京さんは、三重県津市の出身。

幼少期はサッカーを習っていましたが、サッカーコーチの腕をかみちぎろうとしたことがあったそうです。

何が起こったのでしょう?

小学校は地元の、津市立白塚(しらつか)小学校に通いました。[1]

小学校1年から、白塚バッファローズでソフトボールを始めています。

中学校は地元の、津市立一身田(いっしんでん)中学校へ進学。[1]

中学時代は、硬式の津ボーイズでプレーしました。

中学3年生の時には、第19回鶴岡一人記念大会に中日本代表として出場し、優秀選手(中学生の部)に選ばれています。

鶴岡一人記念大会とは、日本少年野球連盟の発展に尽くした鶴岡一人(つるおか・かずと)さんの功績をたたえ、冠された少年野球大会。全国を東日本、中日本、関西、中四国、九州の5ブロックに分け、代表チームがトーナメント方式で戦う。小学生の部、中学生の部、女子の部にて構成される。

高校は、奈良県にある強豪・智弁学園高等学校へ進学。[1]

1年春からレギュラーを獲得し、1年夏、2年夏(交流試合)、3年春、3年夏となんと4回の甲子園出場を果たしています。

◆家族構成

前川右京さんの実家の家族構成は、父親、母親、兄、右京さんの4人家族です。

◆父親の予想を超え

前川右京さんの父親の名前は、前川栄二さん。[2]

1972年頃の生まれになります。

父・栄二さんは、小学校で野球をはじめた右京さんに、

三日坊主で終わるやろう

と、タカをくくっていたそうです。

しかし右京さんは、父親の予想をはるかに超え、甲子園を代表する打者へと成長しました。

◆母親のポジティブノート

前川右京さんの母親の名前は、前川敦子さん。[3]

年齢は、お父さんより3歳年下になります。

母・敦子さんは、プロ野球選手の名言を集めた「ポジティブノート」を作っていました。

例えば、ダルビッシュ有投手のページには、

土日の休みが消え、夏休みが消え、冬休みが消え、友達が遊んでいる時に練習してた。だから 今がある

という言葉がつづられています。

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右京さんは、試合前の移動のバスで、ポジティブノートを見ることが日課になっています。

◆兄・前川夏輝は津田学園で甲子園出場

前川右京さんにはお兄さんがいて、名前は前川夏輝(まえがわ・なつき)さん。[4]

2001年6月27日生まれなので、右京さんより2歳年上になります。

兄・夏輝さんも野球選手で、津田学園高等学校で4番打者をつとめ、3年春と夏の2季連続で甲子園出場を果たしました。

特に3年夏の時は、1年生だった右京さんも智弁学園の4番打者として出場。

兄弟が違う高校の4番打者として、同じ甲子園大会に出場

ということで、大きな話題となっています。

組み合わせ抽選会前、右京さんは、

俺が先にヒット打つわ

と兄に“挑戦状”をたたきつけます。

しかし、抽選で津田学園の出番の方が早いことが決まると、

俺が先に勝っておくわ

とやり返し、宣言通り静岡高等学校を3対1で下しました。

高校卒業後は、JR西日本でプレーを続けています。

◆まとめ

前川右京さんの母・敦子さんが作ったポジティブノートは、実は兄・夏輝さんに贈られたものでした。

夏輝さんはそれにメッセ―ジを加え、右京さんに託しています。

駄目でも良くても、生きる人生の中でいろんな壁がある。目標に向かって突き進め

右京さんはこの言葉を読み返すことで、一番の勇気をもらっています。

これからも家族の応援を胸に、右京さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿

◇脚注

  1. サンスポ 2021年8月22日 智弁学園、横浜に完勝 前川右京が3安打4打点大暴れ/甲子園
  2. スポーツ報知 2021年8月22日 【甲子園】智弁学園・前川右京、バックスクリーン弾「やっと打てた」…小坂監督「岡本より飛ばす力ある」
  3. 毎日新聞 2021年8月11日 智弁学園のスラッガー・前川 兄からのノートが力の源 夏の甲子園
  4. 日刊スポーツ 2019年8月7日 津田学園・前川が兄の貫禄初安打 弟は智弁学園4番

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