バレーボール選手として活躍する、佐藤淑乃さん。

大谷翔平さんに似てると言われます!
今回は、そんな淑乃さんを取り巻く『家族』の物語です。
生年月日:2001年〈平成13年〉11月12日
血液型 :A型
身 長:178cm
出身大学:筑波大学
◆家系図・家族構成

佐藤淑乃さんの実家の家族構成は、父親、母親、姉、本人の4人家族です。
父親はラグビー、母親はママさんバレーの選手というアスリート一家でもあります。
お姉さんの名前は佐藤彩乃(さとう・あやの)さん。
1999年〈平成11年〉11月4日生まれなので、淑乃さんより2歳年上になります。
淑乃さんの家族の物語は、姉・彩乃さんとの物語とも言えます。
それではご紹介していきましょう。
◆実家・生い立ち
佐藤淑乃さんは、千葉県千葉市の出身。
実家から千葉ポートアリーナまでは徒歩で約10分という、海が近い環境で育ちました。
淑乃さんと姉の彩乃さんは幼少期から仲が良く、彩乃さんは「よっちゃん」と呼んで可愛がってくれました。
一方、淑乃さんは、「お姉ちゃん」ではなく「アヤ」。
二人は姉妹であると同時に、友達のような関係でもあったのでした。
小さい頃から、家の中でも外でも、いつも一緒。
好きな食べ物が一つしかないときには姉妹でケンカすることもありました。
また、淑乃さんはいつも姉のマネをしていたそうです。
彩乃さんがボールプールに飛び込めば、淑乃さんも後から飛び込む。
そんな妹を見て、
よっちゃん邪魔!
と思ったことも何度もあったといいます。
それでも最後には、
よっちゃんと一緒に遊ぶのが一番楽しかった
と振り返っています。
仲の良い姉妹。
その関係は、二人がバレーボールを始めてからも変わりません。
◆姉を追いかけてバレーボールを始める
佐藤淑乃さんがバレーボールを始めたきっかけも、姉・彩乃さんでした。
彩乃さんが母親の影響で「バレーボールをやりたい」と訴え続け、小学3年生でクラブに入ります。
母親が彩乃さんを練習へ送り迎えするようになると、淑乃さんも一緒に体育館へ行くようになりました。
そこで母親に、
やってみれば?
と声をかけられたことから、淑乃さんもバレーボールを始めます。
つまり、現在の日本代表・佐藤淑乃さんの原点は、
「姉について体育館へ行ったこと」
だったのです。
最初から本人が強く望んで始めたわけではありませんでした。
それだけに、後の成長を知ると、この何気ない一言が運命を変えた瞬間だったことに気づかされます。
◆姉のほうが先に才能を開花
バレーボールを始めた当初、姉妹の成長には明確な差がありました。
彩乃さんのほうが技術を身につけるのが早く、中学時代にはセッターとして千葉県選抜に選ばれ、全国大会にも出場しています。
一方の淑乃さんは、中学1年次は控えメンバーに入るのがやっと。
姉・彩乃さんは、当時の妹について、
平凡中の平凡
だったと振り返っています。
身長は高かったものの、パワーもレシーブもスパイクも、特別に目立つ選手ではなかったそうです。
姉が卒業した後、佐藤淑乃さんは少しずつ才能を開花させていきました。
そして中学3年生になると、姉と同じく千葉県選抜に選ばれ、JOC杯中学バレーボール大会に出場しています。
高校は、姉と同じ敬愛学園高等学校へ進学。
県内外の強豪校ではなく敬愛学園を選んだ理由の一つには、試合に出られる可能性が高いこともあったといいます。
姉が先に歩いた道を、妹も少しずつ進んでいきました。
◆大学生で日本代表へ
その後、筑波大学へ進学した淑乃さんに、大きな転機が訪れます。
2022年。
筑波大学3年生だった淑乃さんは、初めて日本代表に選出されました。
ネーションズリーグや世界選手権にも出場し、次世代を担う選手として注目されます。
姉・彩乃さんの背中を追いかける立場が変わった瞬間でもありました。
ただし、いきなり日本代表の主力だったわけではありません。
実際の試合では出場機会が限られ、リリーフサーバーとしての起用が中心でした。
姉・彩乃さんのもとには、妹から、

今週は、ユニフォーム着れないや
といったメッセージが届くこともありました。
華やかな日本代表の舞台。
その裏側では、淑乃さん自身が苦しみながら出番を待っていたのです。
◆姉妹で同じバレーボールの世界へ
姉・彩乃さんも、妹の活躍をただ見ているわけではありません。
敬愛学園高等学校では春高バレーに7大会ぶりに出場し、ベスト16。
大学は関東一部リーグの青山学院大学で全日本インカレ準優勝。
大学卒業後はKUROBEアクアフェアリーズに入団し、プロバレーボール選手として活躍しています。
一方、淑乃さんは日本代表のエース候補として、イタリアへ。
幼い頃は、姉の後ろをついてきた妹でした。
しかし今では、それぞれが一つのチームを背負う存在になっています。
姉が妹を育て、妹が姉を刺激する。
そんな関係が、二人の競技人生を支えているのかもしれません。
◆エピローグ
「アヤ」と「よっちゃん」——。
二人が最初に並んだのは、まだ何者でもなかった幼い日の体育館でした。
あの日、姉について行った少女の小さな一歩が、今では世界へと続く長い道になっています。
姉の背中を追いかけて始まったバレーボール。
今では姉の彩乃さんが、
1人の選手としてすごく尊敬しているし、私も頑張ったらもっと上に行けるかもしれない、と自分の目標を上げてくれる存在
と語るほどの選手となりました。
小さい頃は『ついてこないで』なんて言っていましたけど、今は私が追いかけていますね
彩乃さんはこうも話していますが、淑乃さんの考えは違います。
姉を追いかけた先で見つけたのは、姉を追い越すことではなく、姉と同じ世界で戦い続けるという光景なのでした。
姉妹の物語はまだまだこれからも続きそうです。
◇出典
- Number Web 2026年7月11日 「『よっちゃんが日本代表になるなんて…』女子バレー佐藤淑乃の姉が語る“平凡だった妹”が覚醒した瞬間」
- Number Web 2026年7月11日 「“平凡な妹”はなぜ日本代表に?『今はお金より環境』古賀紗理那を目指した佐藤淑乃にセッターの姉が贈った言葉」
- SVリーグ公式サイト 個人表彰・公式記録
- SVリーグ公式サイト 佐藤彩乃選手プロフィール
- JOC(日本オリンピック委員会) 愛知・名古屋アジア大会2026 佐藤淑乃選手プロフィール
- TBSテレビ 愛知・名古屋アジア大会2026 注目の選手・佐藤淑乃



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