2016年5月2日、ライトノベルを多く手掛けた小説家・松智洋さんが、43歳という若さで亡くなりました。
今回は、在りし日の松さんを支えた『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆父親も早世
松智洋さんのお父さんも、若くして亡くなっているそうです。
そんなお父さんと、最後に観た映画が「宇宙戦艦ヤマト完結編」
同映画は1983年公開なので、お父さんは松さんが10歳の頃亡くなってしまったことになります。
◆母親
松智洋さんのお母さんは、まだご健在のようです。
お母さんは、松さんの物書きの才能を、誰よりも早く知っていました。
お母さんが言うには、小四の時に書いた小説があるらしいのですが、その内容は作者である智洋さんも覚えていないそうです(^^;)
◆兄弟はいる?
松智洋さんには、弟さんがいます。
弟さんは、何度か見合いをして、なかなか上手くいかないそうなので、現在も独身かもしれません。
◆結婚して嫁がいる?
松智洋さんのお嫁さんの名前は、招子(しょうこ)さん。
松さんは九州・福岡の出身ですが、お嫁さんは関西出身です。
ある日、松さんがまったく知らない「数え歌」を、嫁・招子さんが息子さんに教えていました。
一、二、サンマのしっぽ、ゴリラの娘、菜っ葉、葉っぱ、腐った豆腐♪
松さんは「関西のローカルネタか…」と思いましたが、東京で息子さんの通う保育園のお友達はみんな知っていたそうです(゚д゚)!
そんなお嫁さんは、息子さんの保育園卒園式で、保護者代表挨拶の大役を任されます。
原稿はもちろん、松智洋さん。
しかしお嫁さんは、初稿を読んだ時点で泣いていたそうで、本番は大丈夫だったのでしょうか(^^;)
◆子供の年齢は?
松智洋さんには、子供が一人いて男の子!
現在は小学校3年生なので、年齢は8歳か9歳ですね。
そんな息子さんが、以前、七夕の短冊に書いた願い事は
まいにちはんばーぐがたべられますように
食いしんぼうの子供さんなのでした(^▽^)
またある日、息子さんに「海の水はどうして辛いの?」と質問をされた松さんは、「塩吹臼」の昔話で説明します。
しかし、子供さんの反応は、
そういうのじゃなくて本当の話・・・(~_~)
それならば・・・と松さんは、46億年前から酸性の雨が降り、徐々に岩盤からミネラルが溶け出したという説明をしたそうです。
理解できていれば良いのですが…(^^;)
◆まとめ
2013年、松さんは五歳の息子さんと一緒に「宇宙戦艦ヤマト2199」を観賞します。
奇しくもヤマトは、親子三代で見た記念すべきアニメとなりましたが、同時に、亡き父親を思い出す作品ともなってしまいました。
しかし、松さんと過ごした楽しい日々は、幼い息子さんの心のスクリーンに残り続けることでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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