ロックバンド「RIZE」「The BONEZ」のボーカルとして活躍する、JESSE(ジェシー)さん。
今回は、そんなJESSEさんを取り巻く『家族』の物語です。

◆家族構成
JESSEさんの実家の家族構成は、父親、母親、本人の3人家族です。
父親は、日本を代表するギタリストのCharさん。
母親は、作詞家で元モデルのKanna S. McFaddinさんです。
JESSEさんは2008年にダンサーのMOMOさんと結婚し、女の子が1人誕生しましたが、その後離婚しています。
2017年には再婚と男の子の誕生を公表しました。
現在は妻のマリカさんと2人の子供がいます。
◆実家・生い立ち
JESSEさんは、東京都品川区戸越銀座で生まれ育ちました。
父親はギタリスト、母親は作詞家という家庭でしたが、JESSEさんが音楽に興味を持ったきっかけは、両親の影響だけではありません。
2023年の海外メディアのインタビューによると、母親は毎晩、ミニー・リパートンの「Lovin’ You」など、お気に入りの曲を子守唄として歌ってくれたそうです。
父親のギターと母親の歌声が身近にある生活。
JESSEさんは、物心つく前から音楽に囲まれていたのですね。
幼なじみの金子ノブアキさんとの関係も、幼少期から続いています。
金子さんの父親はドラマーのジョニー吉長さんで、父親同士がバンドを組んでいたため、2人は楽屋で一緒に過ごすことが多かったそうです。
JESSEさんは、楽屋が自分たちの保育所のようだったと振り返っています。
その後、JESSEさんと金子さんは1997年にRIZEを結成。
幼い頃からの親友が、音楽を通じて人生を共に歩む仲間になったのでした。
◆父親はギタリストのChar
JESSEさんの父親は、ギタリストのChar(チャー)さん。
本名は竹中尚人(たけなか・ひさと)さんです。
1955年〈昭和30年〉6月16日、東京都品川区戸越に生まれました。
1976年にソロデビューし、「気絶するほど悩ましい」などのヒット曲で知られる、日本を代表するギタリストです。
JESSEさんは、父親と同じギターの道を歩みながらも、最初から父親と同じ音楽を目指していたわけではありません。
2023年の海外メディアのインタビューでは、父親の影に隠れたくなかったため、若い頃はロックよりもヒップホップに傾倒していたと語っています。
しかし、音楽活動を続けるうちに、父親から受けた影響の大きさを実感するようになったそうです。
親子の音楽の歴史を語るうえで、忘れられない出来事があります。
1997年、Charさんは日本武道館で開催されたイベントに、当時15歳だったJESSEさんと金子ノブアキさんを出演させました。
Charさんは、子供たちをステージに立たせたのです。
このとき、JESSEさんと金子さんは、いつか自分たちのファンで武道館を埋めようと約束しました。
その約束は、20年後の2017年12月20日、RIZE初の日本武道館単独公演として実現します。
さらに、父親への思いを込めた曲もあります。
2015年、Charさんが60歳を迎えた際、JESSEさんは「I’m just like you」という曲を作詞・作曲して贈りました。
2017年8月の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」では、Charさんをステージに招き、この曲を親子で披露しています。
父親への憧れを歌にした息子と、その曲を受け取った父親。
音楽を通じた親子の絆が感じられる共演でした。
そして2025年7月4日、Charさんの70歳記念公演が再び日本武道館で開催されます。
この日もJESSEさんがステージに登場。
1997年に演奏したオリジナル曲を再演し、28年の時を越えて親子の音楽の歴史をつなぎました。
◆母親は作詞家・元モデル
JESSEさんの母親は、Kanna S. McFaddinさんです。
元モデルで、作詞家としても活動しています。
実は、母・Kannaさんは夫のCharさんの楽曲にも歌詞を提供しています。
例えば、次のような作品です。
- 「Back then and Now」
- 「HOPE」
- 「Piano」(英語版)
- 「Moving Again」
- 「Walking On Air」
作詞者のクレジットにも、Kanna S. McFaddinさんの名前が記されています。
JESSEさんは海外メディアのインタビューで、母親が父親の曲の歌詞を書いていたことを語っています。
幼い頃には、母親が歌う子守唄を聴き、両親が作り出す音楽に親しんできました。
父親がギターを奏で、母親が言葉を紡ぐ。
JESSEさんにとって、音楽は特別なものというより、家族の日常にあるものだったのでしょう。
なお、母親の生年月日や詳しい経歴については、公表された確かな資料が限られています。
◆最初の妻との間に娘が1人
JESSEさんは2008年、ダンサーのMOMOさんと結婚しました。
2人の間には女の子が1人誕生しています。
その後、結婚生活は終わりを迎えました。
JESSEさんは2017年のインタビューで、若くして父親になった頃の心境を率直に語っています。
本人によると、23歳か24歳の頃に結婚し、父親になりました。
当初は子供が生まれた喜びを感じながらも、父親としての愛情がすぐに十分に育ったわけではなかったそうです。
当時はRIZEの活動が止まっていた時期でもあり、曲作りに没頭して家を空けることが多くなりました。
子育てを妻に任せきりにし、娘の誕生日を忘れてしまったこともあったといいます。
そんなある日、妻から、
私たちのことなんて関係ないんだ
と指摘されました。
JESSEさんは、家族のために曲を作っているつもりでしたが、妻が求めていたのは、日々の生活の中で家族と向き合うことだったのです。
本人は、この経験を通じて娘への愛情や家族とのつながりを深めていったと振り返っています。
◆再婚した妻はマリカさん
2017年12月20日、RIZEは結成20周年を記念して、初めての日本武道館単独公演を開催しました。
この日のステージで、JESSEさんは再婚と男の子の誕生を報告しています。
発表したのは、アコースティックギターで「missing you」を歌っていた場面でした。
再婚相手は、マリカさんです。
2023年9月には、幼なじみでRIZEのメンバーでもある金子ノブアキさんが、JESSEさんの結婚式の写真をSNSに投稿しました。
そこには、ウェディングドレス姿のマリカさんと、タキシード姿のJESSEさんが写っていました。
金子さんは2人を祝福しています。
◆子供は娘と息子の2人
JESSEさんには、最初の結婚で生まれた娘と、再婚後に生まれた息子がいます。
子供たちの名前や詳しい生年月日は公表されていません。
2017年12月の日本武道館公演では、JESSEさんがRIZEの「heiwa」を歌いながら、子供たちについて語りました。

何が良くて何が良くないのか分からない子供たちだからこそ、手助けしたい――
そんな父親としての思いを口にしています。
かつて、自分が父親になったときには戸惑いもあったJESSEさん。
音楽に夢中になるあまり、家族との距離が離れてしまった経験もありました。
その経験を経て、子供たちと向き合う父親へと変わっていったことが伝わってきます。
◆母方の祖父・曾祖父との思い出
JESSEさんの母方の家族には、アメリカンカルチャーにまつわる思い出があります。
2025年5月のインタビューで、JESSEさんは母方の曾祖父とのエピソードを語っています。
曾祖父は、1969年型の黒いシボレー・エルカミーノに乗っていました。
毎日ガレージを開けては、車のボルトを緩め、油を差して、再び締め直すという作業を繰り返していたそうです。
幼いJESSEさんは、最初はその作業を退屈に感じていました。
しかし、工具を渡すなどして一緒に過ごすうちに、曾祖父の姿が格好よく見えてきます。

いつか自分も同じエルカミーノを手に入れたい
そんな夢が生まれました。
また、6歳頃には祖父に連れられておもちゃ売り場へ行き、ホットウィールのミニカーを買ってもらっています。
祖父がそのミニカーを青いペンキで塗り始めると、JESSEさんも自分のミニカーを同じ色に塗りました。
母方の家族は、みんなシボレー好きだったそうです。
その後、JESSEさんは40代になってから、自分と同じ1980年生まれのエルカミーノを手に入れました。
幼い頃に曾祖父のガレージで見た車への憧れを、長い年月を経て実現したのです。
◆エピローグ
2017年8月、北海道で開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL」。
この日、RIZEのステージには、JESSEさんの父親Charさんだけでなく、金子ノブアキさんとKenKenさんの母親である金子マリさんも登場しました。
竹中家と金子家による、親子の共演です。
JESSEさんは父親に贈った「I’m just like you」を歌い、金子マリさんとは「ありがとう」「heiwa」を披露しました。
「heiwa」には、親から子へ、そして孫へと平和への願いをつないでいきたいという思いが込められています。
父親のギターと母親の歌声に囲まれて育ったJESSEさん。
そのJESSEさんも、今では2人の子供を持つ父親です。
1997年、父親に連れられて立った日本武道館のステージ。
2017年、父親と同じステージに立ち、自分の子供たちへの思いを歌ったRISING SUN ROCK FESTIVAL。
そして2025年、父親の70歳記念公演で再び共演しました。
親から子へ、音楽とともに受け継がれていくもの。
竹中家と金子家の長い交流には、そんな家族の物語が刻まれています。
◇脚注・出典
- Jesse McFaddin公式サイト プロフィール
- SPICE 2017年 JESSE(RIZE、The BONEZ) × w-shun インタビュー
- Athleisure Mag 2023年5月22日 THE IMPACT | JESSE MCFADDIN
- Code3 2025年5月1日 JESSE (RIZE/The BONEZ) SPECIAL INTERVIEW
- BARKS 2017年8月 RIZE、<RSR>で竹中家×金子家によるスペシャルセッション披露
- J-WAVE NEWS 2017年12月 RIZEのJESSE「普通に泣いちゃう」親友との約束とは
- Vif 2017年12月20日 2017.12.20 RIZE@日本武道館
- オリコンニュース 2025年7月 Char、70歳記念ライブに奥田民生・布袋寅泰が登場
- ねとらぼ 2023年9月27日 金子ノブアキ、JESSEの結婚式を祝福
- 歌ネット Char「Moving Again」作詞・作曲者情報
- タワーレコード CHAR SINGLES 1976-2005 収録曲・作詞者情報




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