青木政憲の【家族】~父親は市議会議長・青木正道氏、母親は青木律子さん、活発な妹と自衛隊の弟

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◆父親:青木正道さん

青木政憲容疑者の父親は、青木正道(あおき・まさみち)さん。[1]

1966年頃の生まれになります。

父・正道さんは、長野県農業大学校を卒業後、サラリーマンとして勤務したのち、農薬販売などを手がける「アグリサポート」を経営していました。

正道さんの父親(容疑者の祖父)は、弁の立つ人で頭も切れましたが、敵も多かったそうです。

祖父は、大昔に市議選に出ようとしましたが、村の人達に猛反対されて、泣く泣く断念したのだとか。

そんな祖父の無念を晴らしたい気持ちもあったのでしょう。

正道さんは、2014年に市議選に挑戦して初当選を果たしました。

3期目の2022年には、市議会議長に就任しています。

父・正道さんは、政治家として、熱い教育論を持つ人でした。

2022年3月に行われた中野市議会の定例会では、小学校低学年からの体幹トレーニングの必要性を指摘しています。

幼少期からのスマホ依存になることが危険だという考えを強く持っていたからです。

幼児期からコンピューターゲームなどにより、体を使って遊ぶことが確実に減っている状況

と議会で語ったこともあり、いわゆる“スマホ教育・スマホ子育て”が増えることで子どもの健全な発育を妨げると注意喚起していました。

過去には、

子どもさんというのは家庭の宝ではありますけども、地域の宝、国の宝でもあります

と熱心に訴えていたと言いますので、どちらかと言えば保守系の政治家だったのでしょう。

議員活動の傍ら、農園の運営にも携わり、フルーツなどを使ったジェラート店『Gelateria Frutti(ジェラテリア・フルッティ)』も経営。

ジェラート店は軽井沢で人気となり、中野市内に2店舗目もオープンさせています。

容疑者は、政治家としても実業家としても優秀な父親を尊敬していたと言います。

投降前、籠城している容疑者から父親の携帯に電話がかかりました。

ずっと孤独でいつも1人でいることを、周りののしられていると思っていた。通りがかった女性たちにも、馬鹿にされていると思って刺した

犯行の経緯を説明し、父親に尋ねます。

どうしたらいいのか?

父親は静かに答えました。

警察に行くしかない

この電話のあと、容疑者はほどなく投降したということです。

事件の翌日、父・正道さんは、市議会議員を辞職しました。

辞職願には「一身上の都合」と書かれていました。

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