韓国の女性実業家、崔順実(チェ・スンシル)さん。
今回は、チェ・スンシルさんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆父親・チェ・テミン氏
崔順実(チェ・スンシル)さんの父親の名前は、崔太敏(チェ・テミン)氏。
1912年5月5日 に韓国で生まれ、日本統治時代には警察官を務めていました。
父・テミン氏は戦後、僧侶に転じると、1970年代初め、仏教・キリスト教・天道教を総合した新宗教「永世教」の開祖となります。
1974年、朴槿恵(パク・クネ)大統領の母・陸英修(ユ・クヨンス)氏が暗殺される事件が発生。
父・テミン氏は、当時22歳だったパク・クネ氏に手紙を送り、
夢で(お母様に)お会いして、見守るようにお願いされた…
などと慰めながら、接近。
父・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領のファーストレディを継いだパク・クネ氏は、しだいにテミン氏を青瓦台に呼ぶようになりました。
恋人のような2人の雰囲気に疑いを持ったパク・チョンヒ大統領は、2人の接触を禁止。
それでも、パク・クネ氏は聞く耳を持たず、2人は一緒に暮らしていた時期もあったそうです。
パク・クネ氏と年齢の近い自分の娘・チェ・スンシルさんを、パク・クネ氏に引き合わせたのも、この頃でした。
1994年、父・テミン氏は、慢性腎不全で亡くなりました。
◆母親・イム・ソンイ氏
崔順実(チェ・スンシル)さんの母親の名前は、イム・ソンイさん。
父・テミン氏は、6回結婚しており、イム・ソンイさんは、テミン氏の5番目の妻に当たるそうです。
◆姉・チェ・スンドゥク氏
崔順実(チェ・スンシル)さんの父・テミン氏は、3男6女の子宝に恵まれており、スンシルさんは五番目の娘に当たります。
兄弟のうち、2番目の姉に当たるのが、チェ・スンドゥクさん。
姉・スンドゥクさんは、パク・クネ大統領の高校の同級生でもあるそうです。
チェ・スンドゥクさんに関しては、韓国の多数の芸能人が、
毎年のように多額の金を(スンドゥクさんに)上納していた。
という疑惑が報じられています。
スンドゥクさんは、ソウル・江南の自宅に有名芸能人を多数招き、「キムチ代」として現金の入った封筒を受け取っていたのだとか。
キムチ会に参加した芸能人は、ベテラン女優から名前が売れ始めたばかりの20~30代まで多彩な顔触れだったそうです。
◆元夫・チョン・ユンフェ氏
崔順実(チェ・スンシル)さんの元夫は、鄭允会(チョン・ユンフェ)氏。
「セウォル号事故」の時、事故発生から7時間にわたって、パク・クネ大統領と密会していたとされる人物として有名です。
チョン・ユンフェ氏は、1955年生まれで61歳なので、スンシルさんより1歳年上。
1995年から1998年までは、ソウルで『風雲』という日本料理店を経営していました。
パク・クネ大統領の政界入り後は、「秘書室長」「秘書官」として支え、公職辞任後も「影の実力者」として影響力を持っています。
2014年5月、邸宅や娘の親権などを渡して、スンシルさんと離婚しています。
◆娘 チョン・ユラさんはSNSが炎上!
崔順実(チェ・スンシル)さんには娘がいて、名前は鄭 維羅(チョン・ユラ)さん。
1996年 10月30日生まれで、現在20歳になります。
娘のチョン・ユラさんは、中学生までは声楽を勉強しましたが、後に乗馬に転向。
2014年アジア競技大会では、乗馬の団体戦メンバーに選抜され、金メダルを獲得しました。
この実績によって、韓国の名門・梨花女子大学校に推薦合格しますが、後に、これは「不正入学」と問題化。
韓国の検察は、教育部(文科省のような組織)の捜査依頼を受け、不正入学の捜査を行っています。
不正入学を非難する声に、チョン・ユラさんは反発。
能力がないならお前らの親を恨め。持っているうちの両親をとやかく言うな。お金も実力だ
とSNSに投稿し、大炎上を巻き起こしています。
一方、チョン・ユラさんは、2015年6月に男児を出産。
時期を前後して、2015年12月12日に結婚しています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、崔順実(チェ・スンシル)さんの活躍の陰には、力を持ったファミリーの姿がありました。
今後の、韓国検察の捜査の行方に、世界中の注目が集まっています!
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