3階級制覇を成し遂げたプロボクサー、長谷川穂積(はせがわほづみ)選手。
今回は、長谷川選手を育み、支えてくれる『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆父親の職業は?
長谷川穂積選手のお父さんの名前は、長谷川大二郎さん。
年齢は、60歳になります。
父・大二郎さんは、元プロボクサーでしたが、心臓が悪くて23歳で引退を余儀なくされました。
あきらめ切れず、30歳までトレーニング続けた父は、子供に夢を託します。
幸運にも3人の男の子に恵まれた大二郎さんですが、ボクシングを教えのは、穂積さんだけだそうです。
その理由は、左利きのO型だったから。
サウスポーは絶対に有利、O型は肝据わってる。
という父の持論にうまくはまったのが、長男の穂積さんだけだったのです。
父・大二郎さんは最近、長谷川選手に対して
(ボクシングを)辞めて安定した生活を。
と口にするようになりました。
やっぱり反応が遅い。まだまだ戦えると思うが、即引退してほしい。
と考えるからです。
しかし、長谷川選手が3階級制覇を達成した瞬間、父・大二朗さんは、子どものように飛び跳ねて喜び、
ウィラポン戦(2006年)が蘇った。やられてもやり返す、すごい息子です!
と興奮して語りました。
◆母親は癌に侵され…
長谷川穂積選手のお母さんの名前は、長谷川裕美子さん。
母・裕美子さんはとても腹が据わった性格で、その性格は長谷川選手に受け継がれているのだとか。
また、裕美子さんは、長谷川選手が巧みに相手のパンチをかわす戦いぶりを好んだといいます。
やはり、ボクシングといえど、息子がパンチを浴びる姿を見たくなかったのでしょう。
そんな母・裕美子さんですが、2006年11月に大腸癌が発見され、闘病生活を送ることになります。
最先端の陽子線治療を受けるためには、一度の入院で約300万円の医療費が必要。
母親のためにも絶対に勝ち続けて医療費を稼ぎたい…
という気持ちが、長谷川選手の大きなモチベーションとなりました。
一方、裕美子さんも息子の試合当日は、病を押して必ず会場まで応援に駆け付けます。
亡くなる6日前には、1泊2日で温泉旅行へ出かけ、食欲もあったというお母さん。
しかし、容体が急変し、2010年10月24日、帰らぬ人となりました。
その1ヶ月後、長谷川選手はフェザー級チャンピオンとなり、バンタム級に次いで2階級を制覇しています。
◆兄弟はいる?
長谷川穂積選手は、5人兄弟の上から2番目だそうです。
一番上は女性であるため、長谷川選手は長男ということになります。
◆お嫁さんは仕事をしている?
長谷川穂積選手は、2002年に結婚しています。
お嫁さんの名前は、泰子さん。
年齢は37歳なので、長谷川選手より2歳年上になります。
泰子さんとは17歳のころに知り合っており、長谷川選手は泰子さんと一緒に暮らしたいがために、高校を中退しています(^_^;)
そして、実家を離れて泰子さんと同居する際、父親に課された条件が、
千里馬神戸ジムに入門すること。
長谷川選手は、ここから本格的にボクシングを始めるのですから、泰子さんがいなければボクシングはどうなっていたのでしょう…(゚д゚;)ノ
長谷川選手は、たびたびバラエティ番組で、恐妻家ぶりをネタにしています。
そのネタの中に、
普段の洗濯物は夜洗って、チャンピオン自ら干す。
というものがありますが、もしかしたら泰子さんは、仕事を持っているのかもしれませんね。
そんな嫁・泰子さんですが、長谷川選手が減量に苦しんでいる時には、料理を工夫したり、一緒に減量するなど、献身的に支えてくれています。
長谷川選手のチャンピオンベルトは、お嫁さんとの二人三脚で手に入れたものなのでした。
◆子供の名前や年齢は?
長谷川穂積選手は、2人の子供に恵まれています。
長男の名前は大翔(ひろと)くん、年齢は13歳。
長女の名前は穂乃(ほの)ちゃん、年齢は10歳です。
長男・大翔くんは身長170cmと、すでに長谷川選手を追い越しています。
将来は、やはりリングに立つのでしょうか?
◆まとめ
前回敗れたキコ・マルチネス(スペイン)との世界戦は、2014年4月23日。
その日は、6年前に55歳で亡くなった母・裕美子さんの誕生日でもありました。
2年越しになりましたけど、誕生日プレゼントを渡せて幸せです…
3階級制覇は、天国の母に捧げる、最高の誕生日プレゼントとなりました(^_-)
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