作詞家で、JASRAC会長を務める“いではく”さん。
今回は、“いではく”さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:いではく
本名:井出博正(いで・ひろまさ)
生年月日:1941年11月22日(76歳)※2018年7月現在
◆息子はマネージャー
“いではく”さんには息子さんがいて、名前は井出源人さん。
職業は、“いではく”さんのマネージャーを務めています。
ネット上でお顔も拝見できますが、お父上に似ていらっしゃるようですね。
“いではく”さんも若かりし頃は、作曲家の遠藤実(えんどう・みのる)さんの秘書を務めながら作詞家を目指しました。
息子さんも作詞の勉強をされているのかもしれません。
◆もう1人息子がいる?
イラストレーターに井出新二さんという方がいて、この方も「“いではく”さんの息子ではないか?」と言われています。
名字が同じなのは勿論のこと、いではく事務所のホームページに名前が載っているのだとか。
井出新二さんの年齢や出身地などが分からないので確証は持てませんが、何らかの関わりはありそうですね。
◆実家は長野
“いではく”さんは、長野県南佐久郡南牧村の出身。
長野県野沢北高等学校を経て、早稲田大学商学部を卒業しています。
最初から音楽を志したのではなく、大学卒業後は全国モーターボート競走会連合会の教官となりました。
全国の競艇場を回って、選手のスタート試験や登録試験などを担当していたそうです。
その後は友人と共に会社を起業し、幼児向け英語教材(カセットテープ)を大手の出版社と連携して販売しました。
この事業が失敗した後、作曲家・遠藤実さんの秘書となり、ようやく作詞家としてのキャリアを歩み始めます。
“しらかば~、あおぞーら♪”
で始まる、千昌夫さんの『北国の春』は、“いではく”さんの代表曲の一つです。
◆父と母と兄へ捧ぐ…
実は『北国の春』は、自身の体験を基に作られています。
北国と歌われているのは、千昌夫さんの故郷である岩手ですが、“いではく”さんは岩手に行った事がありませんでした。
そこで故郷・信州の情景を思い浮かべますが、浮かんだ歌詞は
“兄貴も親父似で無口な2人が たまには酒でも飲んでるだろうか”
でした。
“いではく”さんは小さい時に父親を亡くし、母親が働き、兄の仕送りで育ったのだそうです。
『北国の春』は、そんな家族へ捧げる感謝の歌でもあったのですね。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、“いではく”さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
応援してくれた家族のために、“いではく”さんの挑戦は、これからも続いていきます(^o^)丿
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