サッカードイツ代表の選手として、監督として、ドイツの黄金時代を築いたユルゲン・クリンスマン氏。
今回は、そんなクリンスマン氏を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:ユルゲン・クリンスマン
生年月日:1964年7月30日(53歳)※2018年7月現在
国籍:ドイツ、アメリカ
身長/体重:182cm/73kg
◆息子の名前や年齢は?
ユルゲン・クリンスマン氏には息子さんがいて、名前はジョナサン・クリンスマン。
1997年4月8日生まれなので、現在(2018年7月)、21歳になります。
カリフォルニア生まれの息子・ジョナサンは、アメリカ国籍。
当然の流れでサッカーに取り組み、最初はFWとしてプレーしていましたが、ある日友人が、
“ゴールキーパーをやってくれ”
と行った事をきっかけにGKをやるようになりました。
父・クリンスマン氏とは自宅に庭でサッカーをし、シュートを打ってもらってセーブの腕を磨きました。
ワールドクラスのシュートを決められながら悔しさを感じる…
そうやってGKジョナサンは成長していきました。
◆息子は米国代表ゴールキーパー
青年となった息子・ジョナサンは、身長192cmとゴールキーパーにもうってつけ。
バークレー大学のカリフォルニア・ゴールデン・ベアーズに所属していましたが、2017年7月、ドイツ・ブンデスリーガの『ヘルタ・ベルリン』へ移籍しています。
日本代表の原口元気選手と同僚になりますね。
2017年には、韓国で行われたFIFA U-20ワールドカップに米国U-20代表の守護神として出場。
米国のベスト8入りに貢献しています。
このままキャリアを積めば、米国フル代表のGKとなることは、ほぼ間違いないでしょう。
◆息子は問題発言も…
ユルゲン・クリンスマン氏は、2011年から2016年まで、アメリカ代表の監督を務めています。
就任後は大胆な改革を進め、2014 FIFAワールドカップでは、3大会連続出場していたランドン・ドノバンを最終メンバーから外しました。
これに対し、息子・ジョナサンはツイッターで
“はははははは、ドノヴァン、はははは。僕の携帯が通知するまで気づきもしなかった。ははは”
と発言。
アメリカ代表最多得点記録を持つドノヴァンに対して無礼な発言をするだけでなく、発言の撤回や謝罪もなく、直後にツイートを消し、アカウントも削除。
まだ若かったとはいえ、不適切な行動は世界中から非難を浴びています。
◆娘もいる?
ユルゲン・クリンスマン氏にはもう一人子供がいます。
ネット上では「ライラ・クリンズマン」という名前が出てくるので娘がいると思われますが、詳細は分かりません。
◆妻は元女優
ユルゲン・クリンスマン氏は1995年にアメリカの女優と結婚しています。
妻の名前は、デビー・チンさん。
1998年には妻の祖国アメリカへ移住し、米国代表監督も務めるなど、クリンスマン氏にとってアメリカは第二の故郷となっています。
◆実家はパン屋さん
ユルゲン・クリンスマン氏の実家は、ドイツ・ゲッピンゲンで『クリンスマン・ベーカリー』というパン屋さんを営んでいました。
現在、父親は他界していますが、母親と兄が跡を継いで経営しています。
クリンスマン氏も、パン職人のライセンスを持つプロ級の腕前なのだそうです。
庶民育ちのため、その華やかな実績とは裏腹に、クリンスマン氏の私生活はきわめて地味なのだとか。
現役時代からCM出演などを嫌い、イタリアのインテル在籍時には、中古車で練習場に通勤していました。
当時、高額な年俸の遣い道を聞かれたときは
“将来に備えて貯蓄している”
と答えています。
◆父から息子に受け継がれるもの
ユルゲン・クリンスマン氏の父親の名前は、ジークフリートさん。
前述のとおり、父親はドイツ南部ゲッピンゲンでパン屋を経営していましたが、元々は東ドイツ(当時)のブランデンブルク出身。
2005年に他界されていますが、生前は『ヘルタ・ベルリン』の熱心なサポーターでした。
息子・ジョナサンがヘルタに導かれたのも、何か因縁めいたものを感じますね。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、ユルゲン・クリンスマン氏の栄光の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、クリンスマン氏の挑戦は続いていきます(^o^)丿
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