ロシアW杯初戦コロンビア戦では、元鹿島アントラーズ所属の大迫勇也選手が決勝点を挙げました。
2大会ぶりのグループリーグ突破に大きく近づいた一発でした。
ちなみに日本代表がW杯の大舞台で初めて勝利した試合で、最初に得点を挙げたのは誰か知っていますか?
大迫勇也選手が鹿島アントラーズに入団する前にエースストライカーだった、日本の銀狼こと鈴木隆行氏です。
日韓W杯の時に、髪を銀色に染め、ゴール後の咆哮がまるで狼のようだと例えられたことから、「銀狼」と呼ばれるようになりました。
今でこそ、本田圭佑選手を「金狼」というニックネームで呼んでいますが、「〇〇狼」というのは、この鈴木隆行氏が最初です。
今回は初代「銀狼」、鈴木隆行氏の『家族』についてまとめていきます。
【本人プロフィール】
氏名:鈴木隆行(すずき・たかゆき)
生年月日:1976年6月5日
出身地:茨城県日立市
身長/体重:182cm/75kg
現役時代のポジション:FW
利き足:左足
現役時代所属チーム:
鹿島アントラーズ(J1:1995-2005)
→レッドスター・ベオグラード(セルビア1部2005-2006)
→横浜F・マリノス(J1:2007)
→ポートランド・ティンバーズ(アメリカ1部2008-2010)
→水戸ホーリーホック(J2:2011-2014)
→ジェフユナイテッド市原・千葉(J2:2015)
◆鈴木隆行の家族構成
鈴木隆行氏の家族構成は両親とお姉さん、鈴木氏の4人家族のようです。
お姉さんとお母さんは一般人ということもあり、あまり情報がありませんでした。
鈴木氏自身の家族は、奥様と子供がお二人いらっしゃいます。
◆お嫁さんとの馴れ初めは?
鈴木隆行氏のお嫁さんは、モデルの橋本優子さんです。
鈴木氏の一つ年下で、高校生の頃からモデルとして活躍しています。
デビュー当時はカタログやファッションショーの仕事がメインでしたが、資生堂のCMに抜擢されてから知名度を一気に広めました。
最近では夫である鈴木氏と自分の息子さんの3人で、ユニクロのフリースジャケットのCMをしていました。
二人の馴れ初めは「知人を通じて知り合った」ということですが、新聞やワイドショーでは「できちゃった婚」と報じられています。
それでも、二人の子供をもうけ、現在では子供たちと一緒に仲の良い家族としてママモデルの仕事をしています。
40歳を超えた今でもその美貌を保っている銀狼夫人。
その活躍に期待したいですね。
◆子供の将来はサッカー選手とモデル!?
鈴木隆行氏には二人のお子さんがいます。
前述したユニクロのCMで一緒に出演しているのは長女だそうです。
お母さんの仕事に憧れていて、将来はモデルになりたいと話しているようです。
息子さんは、まだ小さいながらも大のサッカー好き。
お父さんのDNAを引き継いで、将来の日本を背負って立つ選手になるかも知れませんね。
◆元サッカー選手の父から受けた英才教育?
鈴木隆行選手と言えば、当時は元日本代表・中山雅史氏の後継者として、その泥臭く、本能的なプレーが印象的でした。
ゴンの系譜とも言われ、現在の岡崎慎司選手がその役割を引き継ぐまでは、ダイビングヘッドや、ダイレクトプレーの名手として、Jリーグや日本代表で活躍していました。
鈴木氏のお父さんは、実業団チームでサッカー選手として活躍していた人物だそうです。
そのお父さんからサッカーの基本を教わり、小学校3年生にしてサッカーチームに入団しました。
父親から教えられて以降、まともにサッカーを習っていなかった鈴木氏は、体を張ったプレーをストロングポイントとして、鹿島アントラーズに入団します。
高校にはサッカー指導者がいなかったこともあり、練習メニューは鈴木氏が全て考えていたとか。
その基本となるのは、全てお父さんから教わったメニューだとも語っていました。
お父さんも鈴木氏のようなワイルドな選手だったのかも知れませんね。
◆銀狼の遺伝子は未来の子供たちへ…
鹿島アントラーズ所属時代には多くのチームへレンタル移籍を繰り返してきた苦労人でもある鈴木隆行氏。
2011年の東日本大震災の後、観客数の減少などで経営危機に陥った水戸ホーリーホックに、アマチュア登録の無給で加入しました。
20試合に出場し5得点を挙げる他、元日本代表というネームバリユーも相まって、チームの経営状況が回復します。
次の年からはA契約(プロ契約)を果たし2014年まで活躍しました。
その後2015年までジェフ千葉でプレーし、引退を決意しました。
現在は、国内の監督ライセンスであるS級コーチ資格を取得し、少年サッカーチームの指導をしています。
ロシアW杯では日本戦の他、多数の試合で解説をすることにもなっています。
◆まとめ
日韓W杯初戦ベルギー戦でのゴールが、W杯での日本のベストゴールにノミネートされるなど、記憶に残るプレーをしていた鈴木隆行氏。
ロシアW杯では、ゴンの系譜を継ぐ岡崎選手や、鹿島の後輩でもある大迫勇也選手や、昌子源選手、植田直通選手らの活躍が期待されています。
鈴木氏のゴールからはや16年が経ちました。
あの時の感動をもう一度味合わせて欲しいものですね(^O^)/
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