《北九州マクドナルド事件》犯人の男の【家族】~おとなしい妻、被害者と同い年くらいの娘…

2024年12月14日夜、福岡県北九州市のマクドナルド店舗で、中学生の男女2人が刺され女子生徒が死亡しました。

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◆北九州マクドナルド事件

事件があったのは12月14日(土)午後8時半ごろ。

犯行現場は北九州市小倉南区徳力(とくりき)のマクドナルド322徳力店です。

現場は、北九州モノレール「徳力公団前駅」から、南西約350メートルの国道沿いにあります。

◆被害者の中学生男女

被害者は中学生の男女で、レジに並んでいたところを刃物刺されました。

中学3年生の女子生徒(15歳)は腹部を1回刺され死亡しています。

女子生徒の同級生らは、

(被害者は)誰にでも優しかった

みんなが泣いていた

などと話していました。

少年も腰のあたりを刺され、病院で手当てを受けていますが、命に別条はないということです。

◆犯人の男の家族

犯人は事件発生から5日たった12月19日、殺人未遂容疑で逮捕されました。

犯人の男は43歳。

現場となったマクドナルドから900メートルほどの場所にある、北九州市小倉南区長尾の一軒家に住んでいました。

AIによる画像(↓)

実際の画像(↓)

もともと容疑者は地元・北九州市小倉南区守恒本町の出身。

実家は資産家で、マンションや土地をいくつも所有していました。

容疑者は地元の私立高に通い、バスケットボール部に所属しましたが、気が小さくておとなしい性格だったそうです。

高校卒業後は、職業訓練に行ったり、派遣の仕事をしたりして生計を立てていました。

そして2009年5月に結婚。[1]

お相手の女性もおとなしそうな感じの女性でした。

やがて娘も生まれ、北九州市小倉南区長野のアパートに親子3人で暮らしました。

同じアパートだった女性は、容疑者が小学校低学年だった娘と遊ぶ姿を覚えており、

あいさつもして礼儀正しく、口数は少ないけど普通のお父さんだった

と話しています。

2020年に地元の理髪店を訪れた際、

子どもが10歳になった

と容疑者は話しているので、奇しくも被害者の少女と同い年くらいになります。

容疑者は妻に対し「おまえ」「きさま」など口汚くののしっていたそうです。

容疑者の態度に耐えかねたのか、妻は1年以上前に離婚。

娘を連れて家を離れていました。

◆犯行の動機

犯人の男は入店から30秒~1分足らずの間で、2人を次々に刺したことが分かっています。

被害者の2人はレジの列の後方に並んでいたということです。

やりやすい所にたまたま2人が居合わせた可能性が高く、通り魔的な犯行の可能性が高いでしょう。

被害にあった少年は犯人について、

全く知らない人

と話しています。

◆まとめ

犯人は逮捕されましたが依然、動機は不明。

なぜ中学生の2人は襲われなければならなかったのか。

事件の全容解明がのぞまれています。

◇脚注

  1. 読売新聞 2024年12月22日 北九州市殺傷事件、平原容疑者は資産家の生まれで「口数の少ない普通のお父さんだった」…1年以上前に離婚

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