セルティックに所属する、旗手怜央選手。
父は元甲子園球児です!
今回は、そんな旗手さんを取り巻く『家族』の物語です。
◆生い立ち
旗手怜央さんは、三重県鈴鹿市の出身。
幼少期から活発な子で、幼稚園に入る前の3歳から補助輪を外した自転車を乗り回しました。
高低差のある荒れ地で「仮面ライダーごっこ」をし、自転車でジャンプを繰り返したのだとか。
パンク修理に行った自転車店では、
こんな小さな自転車の修理は初めて
と驚かれたそうです。
芝生だった幼稚園の庭でサッカーボールに触れたのが、サッカーとの出会いと言えるかもしれません。
小学校は地元の、鈴鹿市立牧田(まきた)小学校に通いました。
小学校3年生の時、小学校の少年団で本格的にサッカーを始めた怜央さん。
もっとうまくなりたい!
という思いで、4年生からFC四日市ジュニアでプレイしています。
中学校は、鈴鹿市立創徳(そうとく)中学校へ進学。
チームはそのまま、FC四日市で腕を(足を?)磨きました。
高校を選ぶときは、
プロになりたい、うまくなりたい
という思いを優先して、個の技術を大切にしている静岡学園高等学校へ越境入学。
キングカズこと、三浦知良(みうら・かずよし)さんを輩出した学校です。
当時150人の部員がいる中、1年生の後半から少しずつ出場機会を得て、2年生からはレギュラーに定着。
高校2年次には、全国高校サッカー選手権に出場し、チームのベスト8進出に貢献しました。
大学は、順天堂大学へ進学。
1年生ながら関東大学サッカーリーグ戦で9得点をあげて、新人王を獲得しました。
2年生からは全日本大学選抜や世代別代表を経験し、3年生の時、川崎フロンターレへの入団が内定しています。
◆結婚してる?
旗手怜央さんの実家の家族構成は、父親、母親、姉、怜央さんの4人家族です。
自身は独身であり、自らの家族はこれから築くことになります。
◆父親は元PLの旗手浩二選手
旗手怜央さんの父親の名前は、旗手浩二さん。[2]
1966年度の生まれになります。
実は父・浩二さんは、野球界でちょっと知られた存在です。
名門PL学園で「KKコンビ」として知られた清原和博(きよはら・かずひろ)さん、桑田真澄(くわた・ますみ)さんの1学年上に在籍。
遊撃手として甲子園に出場し、春夏連続準優勝を経験しました。
社会人野球の本田技研鈴鹿(現ホンダ鈴鹿)では都市対抗で優勝するなど、長年活躍し、監督も務めています。
こんなお父さんだったら、怜央さんがサッカーの道に進んだのは不思議ですよね?
この疑問に対し、浩二さんは、
僕自身が親から野球、野球と言われたのもあり、自分が子供にそう言うのは嫌だった
と説明します。
おかげで、サッカー界は有能な選手を一人確保することができたのでした。
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