蓮實重彦の『家族』~妻はベルギー人!長男 重臣はミュージシャン

元東京大学総長で、フランス文学者の蓮實重彦(はすみ しげひこ)さんが、80歳で「三島由紀夫賞」を受賞し、話題となっています。

今回は、そんな蓮實さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。

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◆父親の職業は?

蓮實重彦さんのお父さんの名前は、蓮實重康さん。

1904年5月30日に東京・麻布で生まれ、旧制静岡中学、旧制静岡高等学校を経て、京都帝国大学哲学科で美学を専攻しました。

卒業後も美学の道に進み、1957年に京都大学文学部助教授、1960年教授。

「雪舟」に関する研究が多く、関連する著作を残しながら、1979年1月11日、74歳で亡くなりました。

◆母親の名前は?

蓮實重彦さんのお母さんの名前は、蓮實田鶴子さん。

内大臣秘書官・小野八千雄さんの二女に当たる方で、名門「雙葉高等女学校」を卒業されています。

◆兄弟はいる?

蓮實重彦さんの兄弟に関する情報はありません。

◆お嫁さんはベルギー出身

蓮實重彦さんのお嫁さんの名前は、蓮實シャンタルさん。

小津安二郎さんをこよなく愛するベルギー人で、結婚前の名前は、マリー=シャンタル・ヴァン・メンケベークさんです。

蓮實さんとは、フランス留学時代に知り合いましたが、シャンタルさんはお茶の水女子大学で、フランス語の講師を担当していた時期もあります。

蓮實さんの著作である『反=日本語論』の文庫版では、シャンタルさんが後書きを担当しました。

◆長男・重臣(画像)はミュージシャン

蓮實重彦さんには子供がいて、名前は蓮実重臣(しげおみ)さん。

1967年12月7日生まれなので、現在の年齢は48歳です。

東京で生まれ、高校在学中に岸野雄一さん、岡村みどりさん、常盤響さん、山口優さんらの音楽家集団「京浜兄弟社」に参加。

東京外国語大学卒業後の1995年、三宅剛正さんと結成したエレクトロニック軽音楽ユニット「PACIFIC 231」でデビューしました。

1998年、細野晴臣さん主宰のdaisyworld discsからアルバム『MIYASHIRO』をリリース。

以降、作曲家、編曲家、ミュージシャンとして、映画・アニメ・CMの分野で活動しています。

160517_蓮實重彦の家族

2009年公開の映画『私は猫ストーカー』では音楽を担当し、第64回毎日映画コンクール音楽賞を受賞しました。

【追記】

2017年6月18日、蓮実重臣さんはS状結腸がんのため亡くなりました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

◆まとめ

これまで見てきた通り、蓮實重彦さんの活躍の陰には、才能あふれる『家族』の姿がありました。

80歳を過ぎても「新人」として、日本の文学界に旋風を巻き起こしてほしいと思います!

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