コメンテーターとしてテレビでも活躍する落語家、立川志らくさん。
今回は、そんな志らくさんの『家族』の物語です。
◆実家は東京・世田谷
立川志らくさんは、東京都世田谷区梅ヶ丘の出身。
当時の梅ヶ丘は、現在のような高級住宅地ではなく、長屋の集落があり、屑屋さんがいて、畑がある風景でした。
祖父の名前は深谷伊三郎(ふかや・いさぶろう)さん。[1]
祖父は「お灸の神様」と呼ばれる鍼灸師で、渋谷で鍼灸院を開業していました。
祖父のことを知る鍼灸師は、志らくさんに、
今からでも遅くないから落語家なんか辞めてお灸の仕事をやってください
と、真顔で話すのだそうです。
◆父親はギタリスト
立川志らくさんの父親の名前は、新間英雄さん。[1]
父・英雄さんはクラシックのギタリストで、「日本五大ギタリスト」と呼ばれていたそうです。
お祖父さんと苗字が違うのは、母親の実家の婿養子に入ったからでした。
◆母親は長唄の師匠
立川志らくさんの母親は、静岡・浜松の、裕福な女系家族の末っ子でした。
お母さんは長唄の師匠もしており、志らくさんは幼い頃より、ギターと三味線が響く家庭で育ちました。
そのおかげで、
音楽を聞き分ける耳がある
という志らくさん。
しかし、楽器を演奏することには、それほど興味を示しませんでした。
◆弟もギタリスト
志らくさんの代わりに音楽に興味を示したのが、弟の新間清登(しんま・きよと)さん。[2]
1966年生まれなので、志らくさんより3歳年下になります。
幼い頃からヴァイオリンを学び、高校在学中にギターに転向。
和光大学芸術学科時代には、ギターサークル「FRET’S」を創設し、ギターに明け暮れました。
大学卒業後は、父・新間英雄さんのサイドギターとして活動するかたわら、あらゆるジャンルのギターを研究。
現在はギターを中心に、作曲、CD制作、ソロライブ、絵画制作と幅広く活躍しています。
◆前妻とは学生結婚
立川志らくさんは、日本大学芸術学部時代に、一度結婚しています。[3]
この時の奥さんとの間に3人の子供を設けましたが、後に離婚しています。
◆酒井莉加と再婚
①酒井莉加との馴れ初め
立川志らくさんは、2006年に再婚しました。
2人目の奥さんの名前は、酒井莉加(さかい・りか)さん。
1981年5月26日生まれなので、志らくさんより18歳年下になります。
莉加さんは18歳のときに『LINKLINKLINK』という3人組アイドルグループで芸能活動をしていました。
ネット発信型のユニットという触れ込みで、アキバを舞台に活動したものの、まったく売れずに解散。
所属していた事務所が倒産した後は、舞台女優として活動を続けます。
その中で、志らくさんが監督をした『SF小町』という映画に出演したことが、2人の馴れ初めとなりました。[4]
②妻の不倫報道
2020年3月、妻の酒井莉加さんが、複数の弟子と不適切な関係を持っていたという報道が流れました。
これを受け、志らくさんは司会を務めるTBS『グッとラック!』のオープニングで、
私は妻のことを信じております。まぁ、このことで夫婦の絆が壊れることもございません。離婚することも1億%ございません。この程度のことで絆が切れるということはない。あとは、私のかけがえのない妻を世間の目から守る。命がけで守る。それだけでございます
と説明。
センセーショナルな報道でしたが、当事者である志らくさんが「信じる」と断言したことで、報道は沈静化していきました。

番組を見てましたが、志らくさん、カッコよかったです
◆2人の子供
立川志らくさんと酒井莉加さんの間には、2人の子供がいます。[5]
第1子は、2012年に生まれた女の子で、名前は小弓(さゆみ)さん。
第2子は、2017年に生まれたこちらも女の子で、名前は雪奈さん。
長女の名前は、師匠の立川談志(たてかわ・だんし)さんが、娘の弓子さんにつけたかった名前なのだそうです。
談志さんが2011年に亡くなった直後に授かった子供であるため、この名前を頂戴したのだそうです。
◆まとめ
これまで見てきた通り、立川志らくさんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、志らくさんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- TOKYO PAPER for Culture 2016年3月 親子三代東京物語
- アンシャンテ・アコースティックギター教室ホームページ 2021年1月17日確認 講師紹介
- FRIDAY 2020年3月5日 不倫騒動が報じられた立川志らくの妻・酒井莉加「アイドル時代」
- FRIDAY 2020年3月29日 「妻の不倫疑惑」でも立川志らくが絶対に離婚できないワケ
- テレビ朝日 2017年4月14日 志らく、53歳で次女誕生!名前の由来も
コメント