プロ野球やMLBで活躍した、新庄剛志さん。
小学校時代、交通事故に８回あっています！
今回は、そんな新庄さんを取り巻く『家族』の物語です。
◆生い立ち
新庄剛志さんは、福岡県福岡市南区の出身。
小学校は地元の、福岡市立長丘小学校に通いました。[1]
小学1・2年時には町内のサッカーチームに所属⚽
小学校３年生からソフトボールを始めますが、ソフトボールや野球にのめり込むきっかけは、漫画『キャプテン』の影響がありました。
小学校６年生の５月に行われた町内対抗ソフトボール大会で、新庄さんのチームはサヨナラ負けを喫します。
しかし新庄さんは泣きながら審判に食ってかかり、なだめる監督にも誤審を訴え続けました。
見かねた監督は、
そんなに悔しいのなら自分が監督を引き受けるから少年野球チームを創ってその悔しさを晴らそう
と、持ち掛けます。
新庄さんは２日間でメンバーを集め、ユニフォームをデザインし、チーム名も命名して「長丘ファイターズ」が誕生しました。
長岡ファイターズは、結成後１か月余りで、福岡県大会３位入賞を果たしています。
中学校は地元の、福岡市立長丘中学校へ進学。
軟式野球部に入り、中学２年で全国大会へ進みますが、当時の監督は新庄さんをベンチメンバーから外しました。
「走力や肩力などの実力は認めていた」という事なので、精神的な成長を促したのでしょう。
新庄さんは後に、
監督は恩人
と振り返っています。
高校は、西日本短期大学附属高等学校へ一般生として入学し、硬式野球部員として寮生活を送りました。[2]
高校３年生の夏は、甲子園地区予選で決勝まで進み、生涯初のサイクル安打を達成しますが、チームは敗戦。
高校時代、甲子園の夢は叶いませんでした。
この時のプロ野球ドラフト会議にて阪神タイガースから５位指名を受け、プロヘの道を歩き始めています。
◆家族構成
新庄剛志さんの実家の家族構成は、父親、母親、姉、新庄さんの４人家族です。
自身は2000年、28歳で結婚しましたが、2007年に離婚しています。
◆造園業を営む父親
新庄剛志さんの父親の名前は、新庄英敏（しんじょう・ひでとし）さん。[3]
1941年〈昭和16年〉、福岡県筑後市で生まれました。
職業は、自営の『新庄造園』を営んでいます。
剛志が生まれたときからプロ野球選手にするつもりだった
というのが口癖だった、父・英敏さん。
自身が果たせなかった「プロ野球選手」という夢を、新庄さんに託します。
長岡ファイターズのコーチも買って出た英敏さんは、監督が、
子供がかわいそうなくらい厳しく見ていられない時もあった
と話すほど、新庄さんを鍛え上げました。
新庄さんは泣きながらも、決して弱音を吐かなかったといいます。
新庄さんが西日本短大付属に進んだのも、英敏さんの勧め。
息子を成長させるためには、誘惑のない場所にあって寮生活ができる
という考えからでした。
高校の前には食堂があります。
お父さんはここの主人に、
息子が来たときは、腹いっぱい食べさせてやってください
と、毎月お金を渡していました。
しかし息子が食べたのは、かき氷やアイスクリームばかりでした…
新庄さんがプロになっても、お父さんは球場やキャンプに現れ、ちょっとした有名人でした。
本も出しています
◆母親
新庄剛志さんの母親の名前は、新庄文子（しんじょう・ふみこ）さん。[4]
母・文子さんは、長崎県対馬の出身です。
このため新庄さんも、母親の実家である対馬で、産声を上げています。
◆難病に侵された姉
新庄剛志さんにはお姉さんがいて、名前は真由美さん。[5]
年齢は、新庄さんより２歳年上になります。
実は真由美さんは、指定難病と闘っています。
母親に、
姉ちゃんが難病なっとるよ
と言われて、初めて会った新庄さんは、
髪の毛が抜け、筋肉は収縮し、肌が黒くなって、100歳ぐらいのおばあさんみたいにちっちゃくなってた…
という姿に、その場に立ちすくみました。
勇気づけてあげたい
と考えた新庄さんは、他の理由も合わせて、48歳でプロ野球選手への復帰に挑戦しました。
残念ながら復帰はなりませんでしたが、挑戦する姿はお姉さんにも焼きついたと思います。
◆離婚した元妻・大河内志保
①大河内志保さんと結婚
2000年12月27日、新庄剛志さんは、28歳で結婚しています。
お相手はタレントの大河内志保（おおこうち・しほ）さん。[6]
1971年10月31日生まれなので、新庄さんと同い年（同学年）になります。
実は志保さんとの交際は、1993年から続いていました。
しかし新庄さんは、
志保と野球は両立できない。だからお前も女優として生きなさい。俺は両立はできない
と、別れに近い言葉を発しています。
これに対し志保さんは、数日後に戻ってきて、
仕事を辞めてきました
と伝えました。
新庄さんは、
これは結婚。責任だなと思って。責任じゃないけれど僕の気持ち。すごいわがままを聞いてくれたし、自由にさせてくれたし
と、ゴールインすることを決意します。
ちょうど新庄さんは、メッツに入団するために、渡航手続きなどで忙しい時期でした。
簡単に式だけ挙げて、すぐにメジャーに行く準備をしよう
と言う事で、結婚式は沖縄のホテルのロビーで牧師さんに立ってもらうだけの簡素なものでした。
費用は13万円だったそうです
②７年で離婚
新庄剛志さんと大河内志保さんの結婚生活は、７年でピリオドを打ちます。
理由は、新庄さんが、
バリに移住したかった
というもの。
コマーシャル撮影でインドネシア・バリ島を訪れ、環境を気に入るとすぐに、
離婚しよう！
とメールで送ります。
突然のメールに大河内さんは、
はぁ？ 意味分かんない
と反応。
新庄さんは、
俺も意味分からないけれど、とにかく離婚したい
と食い下がりました。
最終的には大河内さんも、
そういう人だから仕方ない
と、折れるしかありませんでした。
◆子供はいる？
新庄剛志さんと大河内志保さんの間に、子供はいませんでした。
新庄さんは離婚した後は、
結婚しない、彼女作らない、子供作らない
と、決めているのだそうです。
しかし、
インスタで『遺伝子はあげるよ』っていうライブはした
と、ぶっ飛んだ発言もしています。
もし応募があれば、俺はあげるよって。欲しい欲しいっていう子がいるから、調査してね、どこどこ回ろうかなって…
「新庄２世」を見る日は、案外近いのかもしれません。
◆まとめ
2011年8月5日、新庄剛志さんの父・英敏さんが亡くなりました。
仕事先のインドネシア・バリ島で訃報を聞いた新庄さんは、
最愛の人。いろいろ迷惑をかけて親不孝ばかりでごめん。ありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです
と、コメント。
そこに、いつもの強気の言葉はありませんでした。
新庄さんの脳裏には、父との思い出が走馬灯のように駆け巡っていたのでしょう。
これからも家族の応援を胸に、新庄さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- 四国新聞社 2001年11月16日 新庄が母校の小学校訪問／活躍の秘けつ語る
- 西日本スポーツ 2021年7月27日 新庄氏の母校・西短付が11年ぶり甲子園 エースに重なる森尾和貴の姿
- zakzak by 夕刊フジ 2012年4月22日 新庄剛志を輩出した西日本短大付！父親が見せた息子への思い
- 日刊スポーツ 2011年8月9日 新庄氏父死す 試合に顔見せる「名物パパ」
- 日刊スポーツ 2020年5月22日 新庄剛志氏、プロ野球挑戦で「みなさんに笑顔を」
- スポーツ報知 2020年4月16日 坂上忍、新庄剛志氏の離婚理由に「普通なら訴えられますよ」…バリ移住決意しメールで切り出す
https://kagerou-kazoku.com/tsuyoshi-shinjyo/
コメント
[…] 新庄剛志の『家族』～離婚した元妻・大河内志保との間に子供はいるのか？プロ野球やMLBで活躍した、新庄剛志さん。 小学校時代、交通事故に８回あっています！ 今回は、そんな新庄 […]
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