一青窈の『家族』〜ハナミズキに込められた夫と子供、そして父母への想い

独特な世界観を持つ、歌手の一青窈さん。

今回は、そんな一青さんを育くみ、支えてくれた「家族」にスポットを当て、ご紹介したいと思います。

【本人プロフィール】
名前:一青窈(ひとと・よう)
台湾名:顏窈(イエン・ヤオ)
生年月日:1976年9月20日(42歳)※2018年12月現在
出身地:台湾

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◆夫はギタリストの山口周平

一青窈さんは、2015年4月に結婚しています。

旦那さんは、ギタリストの山口周平(やまぐち・しゅうへい)さん。

神奈川県出身で、1978年9月15日生まれの現在(2018年12月)40歳です。

ギタリストとしての山口さんは、MISIAのレコーディングやツアーに参加。

他にも、ゴスペラーズやゆず、今井美樹、青山テルマなど数々のミュージシャンの活動に参画しています。

テレビ番組では、「僕らの音楽」や「FNS歌謡祭」に出演していますが、この番組を担当している武部プロデューサーがキューピッドとなり、一青窈さんとの交際が始まりました。

151018_一青窈の家族
(引用元・山口周平Twitter)

山口さんの2015年元旦のTwitterを見ると、

“俺の2015年は…とんでもないサプライズで幕を開けました”

とあります。

時期的には、この時に自身が父親になることを知ったのでしょう。

◆3人目の子供が…?

一青窈さんと山口周平さんの間には、現在、2人の子供がいます。

第1子は2015年11月生まれの男の子で、現在(2018年12月)3歳。

第2子は2017年7月生まれの女の子で、現在1歳。

週刊誌の取材で、

“もっとたくさん子供がほしいです!もう3人でも4人でも…”

こう話していた一青さんは、有言実行で3人目を授かったのだとか。

2018年12月に所属レコード会社が妊娠を認めています。

◆父親の職業は?

一青窈さんのお父さんは、金鉱経営で成功し、台湾の5大財閥に数えられた顔一族の長男・顔恵民さんです。

戦前、多くの台湾上流階級の子弟がそうであったように、10歳のときに母親とともに日本に渡り、小学校から大学まで日本で教育を受けました。

大学は早稲田大学の鉱山科を卒業しています。

日本滞在時に一青窈さんのお母さんと出会い、二女に恵まれますが、1985年、一青さんが小学校2年生の時に肺がんで亡くなりました。

2人の娘が幼い頃に父から送られた手紙には、娘に対する深い愛情が込められており、その手紙のやりとりが、一青さんが歌詞を書くきっかけになっています。

一青窈さんの作品には、「大家(ダージャー)」「ぱぱへ」など父親への想いを歌った曲が数曲あります。


“大家”“ぱぱへ”収録『思草歌』

◆母親の出身は?

一青窈さんのお母さんは日本人で、石川県の出身。

姓の「一青」は母方の姓であり、石川県に地名としても存在するそうです。

お母さんは、遠い台湾の名家に嫁ぎ、旧支配国の日本人として見られ、大変な苦労をされたと思います。

お母さんは、その後2人の娘を連れて日本に戻りますが、一青さんが高校生の時に、がんで亡くなりました。

近年、お母さんが遺した日記が見つかりましたが、これらの苦悩や父に対する愛情が赤裸々に書かれていました。

一青窈さんは、日記を少しだけ読みましたが、

“これは自分が読むべきものか、母は娘に読まれることを考えて遺したのか”

と悩み、今も全ては読めずにいるという事です。

そんなお母さんに対する一青さんの思いは複雑で、「想いを巡らすだけで涙がでてくる」と述べています。

そのためか、父親を題材にした曲は数曲ありますが、母親への想いを歌った曲は、9thシングル『つないで手』に収録されている「ささやき並木」まで、ありませんでした。


9thシングル『つないで手』

◆姉の出身大学は?

一青窈さんのお姉さんは、一青妙さん。

一青窈さんより6才年上であり、女優と歯科医師というふたつの顔を持つ、異色な女性です。

歯科医師という事で、どこの歯科大を出ているかが噂の的となっていますが、昭和大学の歯学部が有力のようですね。

活発な性格で、中学時代は部活を掛け持ちし、海外を放浪中、砂漠でラクダに乗って後ろのガイドさんに胸をわしづかみにされるなど、危ない目にも何度も遭ってきました。

女優を目指したのは、歯科大を卒業した25才を超えてからであり、「私の箱子」という作品で作家デビューも果たすなど、これからもマルチな活躍が期待されます。

◆まとめ

一青窈さんの代表曲「ハナミズキ」。

歌詞にある《君と好きな人が100年続きますように》というフレーズには、一青さんの“父親と母親がずっと幸せでいてほしい”という思いが込められているそうです。

夫婦の宝である子供をたくさん欲しいと思うのも、家族の絆を深めたいという願いから。

もうすぐ新しい家族の姿が、この文章に加えられる事となるでしょう。

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