漫画家で保守系の論客でもある、小林よしのり(こばやし・よしのり)さん。
今回は、そんな小林さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆お嫁さんはいるのか?
小林よしのりさんにはお嫁さんがいて、たまにブログにも登場します。
2017年9月には、女優の武井咲さんがTAKAHIROさんとの出来ちゃった婚を公表しましたが、このニュースに激怒したのは、お嫁さんでした。
まずは、
“せっかく今から大女優になれると思って期待したのに、馬鹿じゃないの!”
と話しているので、期待感ゆえの怒りであったのでしょう。
次に、
“あれは本当は3か月過ぎとーとよ。安定期に入ったから発表したっちゃけんね”
と、女性目線で分析。
さらに、
“エグザイルの真ん中で歌ってる顔の丸い男やろ?全然ダメ”
とお相手を攻撃し、
“事務所は一体、なにやっとーとかね!がっかりした――!”
と結びました。
同じころ、山尾志桜里議員の不倫が報じられ、小林さんは山尾議員を擁護する姿勢を打ち出します。
しかし、なぜか親戚は、
“小林さんと山尾議員が不倫した”
と錯覚。
お嫁さんに対して慰めの電話がかかってきたのだとか(^_^;)
◆子供はいる?
小林よしのりさんの夫婦に子供はいません。
小林さんはブログで、
“わしは子供に恵まれなかった。子供より漫画をとってしまったからだ”
と語っていますが、お嫁さんの体調が関係したとも言われています。
小林さんいわく、
“わしにとって子供は日本全国の子供である”
とのこと。
たしかに、ジャンプで『東大一直線』、コロコロで『おぼっちゃまくん』というヒットを飛ばした小林さんにとって、読者であった子供は宝物のような存在でしょう。
このため小林さんは、薬害エイズ問題では子供を守るために立ち上がり、子供の貧困に対しても積極的に発言しています。
“HKT48”を応援するのも、完全に我が子のように愛おしく感じるからなのだそうです。
◆父親の職業は?
小林よしのりさんの父親の職業は、郵便職員でした。
マルクス主義者で、とにかく平等な社会の実現が理想の人だったそうです。
小林さんが“徹底して弱者の目線で考える”姿勢を持っているのは、お父さんの影響を受けているのですね。
小林さんが20歳の時、商業高校の同窓会があり、お父さんは
“スーツを買ってやる”
と言って、紳士服店に連れて行ってくれました。
当時、小林さんは大学生で、友人の大半は会社員だったため、恥をかかないように配慮してくれたのでしょう。
また後年、小林さんと両親で香港旅行へ出かけたことがあります。
“また旅行に行こう”
と水を向ける小林さんに対して、お父さんは
“もう行かん”
と突っぱねます。
ありふれた日常を淡々と過ごすことが、お父さんには最上の人生だったのでしょう。
小林さんのお父さんは、2006年ごろ亡くなっています。
病院で誰にも見取られることもなく、静かな最期だったということです。
◆母親はガンで天国へ
小林よしのりさんの母親は、実家が真言密教のお寺で、極端な現実主義者でした。
共産主義が大嫌いな仏教徒であったため、お父さんとはケンカが絶えなかったそうです。
小林さんはの保守論客としての立場は、基本的には母親の影響を受けたものかもしれません。
2013年、そんなお母さんがガンで余命半年を宣告されます。
本来なら直ちに帰省して、母の手を取り励ますのが子として一般的な行動でしょう。
しかし小林さんは、
“わしは見舞いに行かない”
とブログで宣言したため、批判にさらされます。
親戚からも、
“よしのりはなぜ帰ってこないのか?”
と文句が出ていたのだとか。
しかし小林さんが帰らないのは、ガンが発覚したお母さんが、大好きな氷川きよしさんの追っかけを再開したくらい元気だったため。
緊急を要しないのならば、半年の間に何回でも会えるため、自分の仕事を優先させたということなのです。
小林さんに言わせれば、まだ母親が元気にもかかわらず、仕事をキャンセルして駆けつけて、
“お母さん!最後まで看取ってあげるからね!”
と手を取る方が白々しいという事なのですね。
2013年10月29日、お母さんは天国へ旅立ちました。
◆兄弟は妹が一人
小林よしのりさんの兄弟としては、妹が一人います。
『逆噴射家族』の アイドル歌手と女子プロレスラー両方志望の少女は、妹さんがモデルなのだそうです。
妹さんは福岡在住で、兄に代わり、母親の末期に寄り添っていました。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、小林よしのりさんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族、そして天国の父・母の応援を胸に、小林さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
コメント