2017-2018シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ最大のサプライズと言えば、イングランドプレミアリーグ『リヴァプール』の躍進が挙げられます。
高速ウインガーとして活躍する「爆速ファラオ」こと、モハメド・サラー選手を中心にした速い攻撃でヨーロッパを席巻しました。
今回はそのサラー選手の相棒であり、セネガルの英雄、小さなダイアモンドと称されるセネガル代表サディオ・マネ選手の家族について解説していきます。
【本人プロフィール】
名前:サディオ・マネ(Sadio Mané)
国籍:セネガル
生年月日:1992年4月10日(26歳)※2018年6月現在
出身地:セネガル・セディウ
身長/体重:175cm/69kg
所属チーム:メス(フランス1部2011-2012)
→レッドブル・ザルツブルグ(オーストリア1部2012-2014)
→サウサンプトン(イングランド1部2014-2016)
→リヴァプール(イングランド1部2016-)
◆小さなダイアモンドが大きくなるために
サディオ・マネ選手は、所属するリヴァプールでは左サイドが主戦場です。
セネガル代表では反対の右サイド。
持前のスピードを生かしたドリブル突破や、コンビネーションを使った崩しはまさにワールドクラスです。
身近にサラー選手といういい見本がいることが、彼にとってポジティブに作用していると言えます。
今は
“小さなダイアモンド”
と呼ばれていますが、ロシアW杯の活躍次第では、小さなダイアモンドから大きなダイアモンドに成長するかも知れませんね。
とても高いポテンシャルを秘めた選手です。
◆日本と不思議な因果関係が?
サディオ・マネ選手の所属したチームの遍歴を見てみると、何やら見覚えのあるチームばかりですね。
最初に所属したメスは現在日本代表GKの川島永嗣選手が所属しています。
オーストリアのレッドブルと言えば、日本代表候補に選ばれ、次のバーレーンW杯での主力となる可能性が高い南野選手が所属しています。
リヴァプールの前に所属していたサウサンプトンでは現日本代表のDFリーダー吉田麻也選手と共闘していました。
そしてロシアW杯ではその日本と同組。
ここまで縁があるところをみると、前世は日本人だったのかもしれませんね。
◆結婚や子供は?
サディオ・マネ選手は現在(2018年6月)26歳。
結婚していても、妻や子供がいてもおかしくありませんが、そんな話はありませんね。
マネ選手の家族は今でも故郷に住んでいるので、もしかしたら故郷に許嫁(いいいなずけ)がいるのかもしれませんね。
またはリバプールに青い瞳の彼女がいたりして(*^_^*)
◆父親の職業は?
サディオ・マネ選手の父親は、イスラム教の導師を務めており、厳格でした。
息子には勉学に励むことを望み、サッカーに反対しました。
しかし、厳格な父親は早くに亡くなります。
◆才能を開花させた伯父
サディオ・マネの家族は、セネガルの片田舎・セディウで貧しい暮らしをしていました。
2002年の日韓W杯で、セネガル代表が初のW杯出場を決めるより前からサッカーのとりこになっていたサディオ・マネ選手。
貧しい暮らしをしていましたが、サッカーの才能は家族も認める程だったそうです。
その才能にいち早く気付いたのは伯父さんでした。
15歳の時、首都ダカールにある有名なサッカークラブのトライアルを受けるため、片道800kmを伯父さんと一緒に向かいます。
トライアルに合格したマネ少年はその後頭角を現し、19歳でフランス1部のメスと契約しました。
その後ステップアップを果たして、2016年からは世界的メガクラブであるリヴァプールに移籍。
プロ契約の給料で、恩人である伯父さんにSUVの高級車を贈ったのは有名な話です。
伯父さんの決断が無ければ、セネガルは2度目のW杯に出場出来なかったかも知れませんね。
◆PK失敗で家族が襲撃される
2017年1月に開催されたアフリカ・ネーションズカップにエースとして出場したサディオ・マネ選手。
準々決勝のカメルーン戦でPKを失敗し、チームも敗退しました。
その後で家族を狙った襲撃事件が起こります。
セネガル国民が優勝を期待していたアフリカ・ネーションズカップ敗退の怒りの矛先は、エースであるマネ選手の家族に及びました。
伯父さんに贈ったSUVが、エキサイトしたセネガルサポーター達の手によって破壊されてしまったのです。
◆母親の故郷に高校を建設
サディオ・マネ選手の母親は、バンバリという街の出身。
バンバリはセネガル南部の農村部で、マネの故郷であるセデューとはカザマンス川を挟んで3kmほどの距離にあります。
2018年4月、マネ選手が母親の故郷に近代的な高校を建設するため、28万ドル(およそ3010万円)を寄付したと報じられました。
この高校から、第2のサディオ・マネが誕生するといいですね。
◆まとめ
ロシアW杯では、日本と同じグループに入ったセネガル。
サディオ・マネ選手を止められるのかが攻略のキーポイントになってきます。
一方のマネ選手もセネガル国民の期待を背負ってロシアで大きなダイアモンドになるために更なる活躍をすることでしょう。
恩人である伯父と母と、そして天国の父のために…
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