柔道男子66キロ級・リオ五輪代表の、海老沼匡(えびぬままさし)選手。
今回は、そんな海老沼選手を育み、支えてくれる『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆実家
海老沼匡選手の実家は、栃木県小山(おやま)市。
柔道は5歳の時に柔道をはじめましたが、家の近くに道場はなく、隣町の「野木町柔道クラブ」に通いました。
同クラブには、後に60キロ級世界チャンピオンとなる、高藤直寿選手も所属しています。
◆父親の職業は?
海老沼匡選手のお父さんの名前は、海老沼時男さん。
年齢は、今年62歳になります。
父・時男さんは、柔道四段の実力者であったため、海老沼選手が柔道を始めたのは、ある意味自然な流れでした。
お父さんも、柔道に熱中する息子に対し、最大限のサポートをします。
ある時は、海老沼選手が背負い投げの練習をできるよう、段ボールに布を巻いて〝柔道人形〟を作りました。
小さな体で夢中になって投げていましたよ。
子供たちの柔道には、お金もたくさんかかっており、その額は「安い家なら2軒買える」くらいだとかw(゚o゚)w
そんなお父さんの職業は、普通の会社員。
余裕はなかったかもしれませんが、奥さんもパートに出て、ずっと貯金を続けていたのだそうです。
◆母親の名前は?
海老沼匡選手のお母さんの名前は、海老沼道子さん。
年齢は、今年56歳なので、お父さんより6歳年下ですね。
さて、順風満帆に思える海老沼選手の柔道のキャリアですが、時に上手くいかないこともありました。
プレッシャーを感じているんだろうな
お母さんはそう感じると、メールを送って励ましました。
そうすると、匡さんからは
ありがとうございます。そちらも頑張ってください
と、必ず敬語を使った返信が届くのだそうです(-_-)
ロンドン五輪直前の合宿でも、海老沼選手は自らを追い込み過ぎ、
技がかからない
と落ち込みました。
事態を聞いた母・道子さんが激励メールを送ると、海老沼選手はこう返信したそうです。
最後は努力した人間が報われると思います。
そんな海老沼選手ですが、たまに実家に帰ると、必ずお母さんに手料理を頼みます。
今日はサンマに大根おろし、それに味噌汁
など、リクエストを出してくるそうです。
海老沼選手は、初任給でお母さんに「バッグと手紙」をプレゼントしました。
いつでも最大限の応援をしてくれたお母さんに、海老沼選手は、最大限の感謝をしているのでした(#^.^#)
《画像左が母・道子さん、右が父・時男さん》
◆兄弟はいる?
海老沼匡選手は、3人兄弟の末っ子。
上には、2人のお兄さんがいます。
長兄の名前は、海老沼聖さん。
年齢は、今年32歳になります。
長兄・聖さんも柔道の実力者で、明治大学時代に個人インカレ制覇を成し遂げました。
現在は、匡さんと同じ「パーク24」に所属しています。
次兄の名前は、海老沼毅さん。
次兄・毅さんも柔道家で、現在は流通経済大学に所属しています。
◆妻は阿部香菜選手!
海老沼匡選手は、すでに結婚していて、お嫁さんの名前は香菜(かな)さん。
妻・香菜さんは、海老沼選手より1学年上で、年齢は現在28歳です。
2人が出会ったのは、海老沼選手が世田谷学園高校2年の時のアジアジュニア選手権。
男子の優勝者が海老沼選手で、女子の優勝者がのちにお嫁さんとなる、阿部香菜選手でした。
2人は大会後に連絡先を交換。
柔道談議に花が咲き、頻繁にメールや電話をするようになり、徐々に交際へと発展したそうです(#^.^#)
妻・香菜さんは、柔道女子63キロ級で世界選手権代表にもなりましたが、2014年に現役を引退。
2人は、同年の12月に結婚しています。
プロポーズは、海老沼選手が用意した白いリムジンの中。
まじめであまりサプライズをする人では無かったので、リムジンを見てびっくりしました。もちろん喜んで(プロポーズを)受けましたよ
香菜さんは結婚後、夫が柔道に専念できる環境を作ろうと、サポート役に徹しています。
夫の減量中は、前菜に大盛りのサラダを用意し、低カロリーで栄養バランスの優れた食事を心がけます。
しかし大会後は、好物の「しょうが焼き」や「ハンバーグ」で海老沼選手を喜ばせるそうです。
五輪だからと特別なことはせず、普段通り彼を支えてあげたい。気負わずに頑張ってほしい
リオ五輪は夫婦の力で、最高の結果を目指しています。
◆子供はいる?
現在のところ、海老沼匡選手に子供はいません。
リオ五輪で一区切りついてから、おめでたいお知らせが舞い込んでくるかもしれませんね。
しかし、男の子であっても女の子であっても、最強のアスリート候補であることは、間違いありません。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、海老沼匡選手の活躍の陰には、温かく支えてくれる『家族』の姿がありました。
リオ五輪で日本柔道の力を、世界中に見せつけてほしいと思います!
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