モンゴル出身の第69代横綱、白鵬。
好物は焼肉と納豆とプレーリードッグです!
今回は、そんな白鵬関を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
旧 名:ムンフバッティーン・ダワージャルガル
生年月日:1985年(昭和60年)3月11日
身 長:192cm
血液型 :A型
家族構成:①実 家…父親、母親、兄、長姉、次姉、三姉
②独立後…妻、長女、長男、次女、三女、四女
◆生い立ち~モンゴル時代
白鵬関が少年期を過ごしたモンゴル時代で、思い出に残るのは小学生の夏休み。
毎年1ヶ月を伯父の牧場で過ごし、ゲルと呼ぶ移動式の住居で過ごしました。
井戸で水をくみ、馬に乗って羊の世話をし、夕暮れ時にはオオカミの襲来に目を光らせる…
お腹が空いたらプレーリードッグやリスに似た小動物を狩り、熱した石で、こんがり焼いて食べました。
草原の食で腹を満たし、馬で駆け巡った日々は、白鵬関のしなやかな足腰の原型を作ります。
あの経験がなかったら横綱にはなれなかった
白鵬関は後のインタビューで、遠い目をして振り返りました。
◆父親は元オリンピック選手
白鵬関の父親の名前は、ジグジドゥ・ムンフバトさん。[1]
1941年6月1日生まれになります。
父・ムンフバトさんはモンゴル相撲で、5年連続6度の優勝経験を持つ人物。
日本の横綱に当たる「アヴァルガ」の地位にいました。
さらに、東京五輪から五大会連続でレスリングに出場し、メキシコ五輪では銀メダルを獲得。
モンゴル初の五輪メダリストとして、モンゴルの国民的英雄となっています。
現役引退後は、体育大学を設立し、柔道を含む格闘技を教えていました。
2018年4月9日、肝臓の病気などのため、ウランバートルの自宅で亡くなっています。
享年76歳でした。
白鵬の父・ジジド・ムンフバト氏が死去 メキシコ五輪レスリングで銀獲得 https://t.co/PoydUe2KQY pic.twitter.com/7XCpgXPUzA
— スポーツ報知 (@SportsHochi) April 9, 2018
◆母親の職業は医師
白鵬関の母親の名前は、ウルジーウタス・タミルさん。[2]
母・タミルさんは元外科医であり、なんとあのチンギス・ハーンの流れを汲む家系だそうです(゜o゜)
タミルさんの血を受け継いだ白鵬関は成績が良かったため、
学者になってくれれば…
と考えていた母・タミルさん。
しかし、白鵬関は15歳の時、
相撲をやるために日本に行きたい!
と言い出します。
タミルさんはびっくりして、ショックで言葉も出ませんでした。
母・タミルさんは大反対して、父・ムンフバトさんと滅多にしない夫婦げんかをし、幾晩も泣き悲しむ日々が続きます。
それでも、
絶対、相撲だ
と言い張る白鵬関に、最後は黙って見送るしかありませんでした。
しかしタミルさんは、白鵬関を見送りながら、内心、こう期待していました。
きっと激しい稽古が待っている。経済的にも大きな苦労を知らず、のびのび育ったダヴァーが、日本での厳しい修業に耐えられるはずがない。きっと、つらくて戻ってくるに違いない
ところが、日本に渡ってから2年半、白鵬関は便りを寄越すことすらしませんでした。
母・タミルさんは心配しましたが、白鵬関にはそれだけの覚悟があったのでしょう。
(母・タミルさん↓)
白鵬母タミルさん、新記録へ期待「日本国民が注目してくれる」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ https://t.co/AocbIY8i8I
— カゲロウ (@Kagerou_Kazoku) January 28, 2023
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