習近平の『家族』~夫人のファッションに注目!ハーバードの娘の画像

第5代・中国共産党中央委員会総書記をつとめる、習近平(しゅう・きんぺい)国家主席。

今回は、そんな習氏を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。

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◆最初の夫人

実は、習近平・国家主席は“バツイチ”です。

最初の結婚は1979年、清華大学を出てまもなく26歳の時。

最初の夫人は、駐英大使・柯華(かか)氏の娘で、3歳ほど年上の霊霊(れいれい)さんでした。

柯華氏は、習主席の父親の元部下という間柄であったため、習主席は、子供の頃から霊霊さんを知っていました。

運命的ともいえる幼なじみ同志の結婚でしたが、夫人は結婚すると、

“イギリスに移住しましょう”

と強く希望します。

背が高い美人で開放的な性格だった霊霊さんは、父の仕事の関係でアフリカなどに住んだ経験もあり、海外事情に通じていました。

誰もが中国に未来を感じていなかった時代、夫人も共産党のイデオロギーなどほとんど信じていなかったのでしょう。

しかし習主席は、当時、党中央軍事委員会の秘書というポストに就いたばかり。

習氏にしてみれば、長年の苦労を経てようやくたどり着いた中央での仕事でした。

しばらくは、

“イギリスに行く、行かない”

で、ケンカが絶えなかったという2人ですが、約3年で結婚生活にピリオドが打たれました。

離婚後、霊霊さんは移住して、現在もイギリスに住んでいると言われています。

◆夫人のファッションに世界が注目!

習近平・国家主席の現在の夫人は、彭麗媛(ほう・れいえん)さん。

1962年11月20日生まれなので、習主席より11歳年下になります。

麗媛さんは、14歳のときに山東芸術学校に入学し、22歳で人民解放軍総政治部歌舞団に入団。

習氏と知り合った23歳のころには、ヒット曲「我愛你塞北的雪」「在希望的田野上」でその名を知られる国民的歌手となっていました。

2人のなれそめは、習氏の先輩からの紹介。

しかし、当時の習氏はアモイ市の副市長を務めていたため、麗媛さんは

“別れて住むのではダメね…”

と、会うのを断るつもりでしたが、紹介者が習氏のことを

“群を抜いてすばらしい”

と熱心にすすめるので、一応、顔だけでも見ることにしたのだとか。

しかし習氏に会った瞬間、麗媛さんは、

“この人との結婚はない…!”

と思いました。

習氏は見るからに田舎者で、老けて見えたからです。

結局、心が通じ合い、長時間話し込んで、次に会う約束まで交わした2人。

麗媛さんは、

“彼が私の待っていた人かしら?純粋だし考えも深い”

と感じていました。

習氏も、

“会ってから40分も経たないうちに、私はあなたが私の妻にふさわしい人だとわかった”

と、当時を振り返っています。

結婚後、習氏は地方勤務が続いたため、2人は別々に暮らす方が長かったですが、2人の仲はとても良好だと言われています。

今でも麗媛さんは歌手として活動しており、中国史上最も人気のあるファーストレディ。

2017年11月にトランプ大統領夫妻が訪中した際は、夫人同士のファッション対決に注目が集まりました。

首脳会談時、メラニア大統領夫人は、ノースリーブの真赤なドレスで登場。

中国の伝統的カラーである赤を選び、トランプ大統領の赤いネクタイとともに、夫婦で会談相手へ友好的な姿勢を示しました。

迎え撃つ麗媛夫人は、深い青が印象的なマンダリン・カラーのチョンサム(チャイナドレス)で登場。

こちらも習氏の青いネクタイとテイストを合わせ、中国4000年の歴史と伝統を表現しているかのようでした。

◆ハーバード卒の娘の画像

習近平・国家主席には一人娘がいて、名前は習明沢さん。

1992年6月27日生まれなので、今年(2017年)で25歳になります。

娘の明沢さんは、杭州外国語学校を出て浙江大学外国語学院に入学し、外国語の同時通訳を専攻。

大学卒業後にアメリカに渡り、名門ハーバード大学を卒業しました。

華麗なる経歴と裏腹に、まるで国家機密であるかのように、ベールに包まれていた娘の姿。

しかし、香港紙「明報」が、ハーバード大学の担当教授の証言とともに、卒業写真を公開しました。

画像・日刊サイゾーより)

画像を見る限り、明沢さんは父親そっくりですね。

しかし、それまでも“娘のもの”とされる画像がネット上で拡散され、それらのニセ写真の人物はなぜか美人ばかり。

ホンモノの娘の画像をみた人民たちは、

“中国の佳子公主だと思っていたのに、ちょっと違うな”

と、微博(ウェイボー)につぶやいていました。

◆父親の職業は?

習近平・国家主席の父親の名前は、習仲勲(しゅう・ちゅうくん)氏。

父・習仲勲氏の職業は政治家で、中華人民共和国の成立とともに順調に出世しますが、文化大革命期に失脚。

文革が終了する2年後の1978年にいたるまで、16年間、拘束を受けていました。

当時の習近平氏もこのあおりを受けて反動学生とされ、7年間、陝西省延安市延川県に下放(追放)されています。

父・習仲勲氏は、名誉回復後は権力を盛り返し、中国共産党の『八大元老』の一人に数えられる高級幹部となりました。

2002年5月24日、北京で病死。

後に、出身地の陝西省富平県に陵墓が建設され、埋葬されています。

◆母親の名前は?

習近平・国家主席の母親の名前は、齊心さん。

母・齊心さんは1944年に父親と結婚していますが、後妻だったようです。

◆兄弟は実業家

習近平・国家主席は4人兄弟の3番目で長男に当たります。

長姉の名前は齊橋橋(せい・きょうきょう)さん。

長姉夫妻は北京や深セン、香港を拠点に不動産関連を中心としたビジネスを展開。

2人で11社の企業のオーナーであり、そのほかに少なくとも25社の重役として経営に携わっています。

次姉の名前は、齊安安さん。

次姉夫妻はカナダに居住しカナダ国籍も取得していながら、中国の国内事業に出資して巨利を得ていると言われています。

また、弟の習遠平氏は、中国に返還される前から香港に移住しており、北京に本部を置く国際環境団体の会長に就任しています。

しかし、これは多分に名誉職的な肩書で、その行動には謎が多いのだそうです。

◆まとめ

これまで見てきたとおり、習近平・国家主席の活躍の陰には、華麗なる一族の姿がありました。

これからも習近平氏の活躍と共に、ロイヤルファミリーの行動にも、世界中から注目が集まり続けることでしょう。

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