車中泊のメリットは、ホテル代がかからないことや時間・場所に縛られないこと。
そして家族で車中泊すれば、まるでキャンプみたいに楽しいことではないでしょうか (^O^)/
今回は、そんな家族で車中泊するのに適したクルマを5車種、ランキング形式でご紹介します。
■■第5位■■ ヴェゼル 【8ポイント】ホンダ
【車のコンセプト】★★★★☆
ヴェゼルのコンセプトは、
“すべてのシーンを輝かせるもの”
2013年12月にデビューしたヴェゼルは、2014年から2016年の3年間において、年間販売台数1位を獲得した人気車種です。
人気の秘密は何でしょうか。
購入者へのアンケートでお気に入りのポイントとして挙がったのが次の内容です。
《ホンダらしさの薫る斬新なエクステリアデザイン》
特徴的なポイントはSUVでありながらもヘッドライトデザインなどからシャープさが感じられます。
また、リアドアのアウターハンドルがウィンドウサッシのデザインに溶け込んでいることより、クーペのようなスタイリッシュな印象を受けます。
《ミニバン並みのゆとりのあるリヤシート、インテリアの質感》
国産車でありながらグローバルに通用する高級感を感じます。
《ラゲッジスペースの使い勝手の良さ》
リヤシートのアレンジで長物も楽に収納できます。
一言でまとめるなら、何と言っても定番SUV。
都会的センスを取り入れたSUVで、悪路をガンガン走ると言うよりは、都市部を快適に走行する傍ら、たまにアウトドアに活躍するイメージでしょうか。
【車中泊に適するポイント】★★☆☆☆
ヴェゼルは今回の5車種のうちでは、もっとも「車中泊」を想定していないモデルかもしれません。
逆を言えば、ヴェゼルで出来るなら、同じようなタイプの車種全てが車中泊できるという判断になります。
例えばリヤシートを左右とも前に倒して、柔らかマットレスを敷けば、足は伸ばせないながらも仮眠は出来ます。
また、助手席シートを一番前へスライドさせた上で、バックレストを後ろへ倒すと、段差はあるもののかなりの長さが確保できます。
後はマットレスなどで段差対策を行えば、足を伸ばして安眠できますよね(^_^)v
【おすすめオプション・グッズ】★★☆☆☆
ヴェゼルの公式サイトを見る限り、車中泊に向けたオプションはありません。
これは、そもそも車中泊を想定して設計していないためでしょう。
けれど、ユーザーによる工夫を行えば、快適車中泊を実現できるのです。
例えば、楽天やAmazonなどの通販サイトで検索してみますと、厚さ5㎝から10㎝の商品が多数紹介されています。
もちろんコンパクトに収納できる商品もありますので、ご予算に応じてお試し頂くと、良いでしょう。
加えて枕も用意すれば、さらに快適さが増すことでしょう。
車中泊と言えばミニバンを考えがちですが、一工夫で人気車種もターゲットに入ることが分かりましたね。
臆すること無くSUVライフを楽しみましょう。
■■第4位■■ フリード+ 【9ポイント】ホンダ
【車のコンセプト】★★★☆☆
公式サイトをのぞいてみると、なんだかワクワクするフレーズが飛び込んできます。
“5人乗り、遊べる荷室。フリード+。”
アウトドアに最適なのでは?などと期待を持ってしまいますね。
そもそも標準タイプのフリードとフリード+は何が違うのでしょうか。
ボディサイズ、車重、ホイールベースなど、主要諸元表を基に比較する限り違いは分かりません。
しかし、じっくり確認してみますと、次の3点が挙がってきました。
まずは乗車定員。
標準タイプは6~7名に対し、フリード+は5名限定です。
次にロングテールゲート&超低床フロア。
フリード+のテールゲート開口部は、縦に大きく余裕を取っているため、ラゲッジに魅力の空間が広がります。
3番目はラゲッジルーム。
ラゲッジルームはホビー感満載のフリード+専用装備で、居住性や活用方法に期待が持てます。
標準タイプももちろん魅力的なモデル。
さらにアウトドア志向の強いカップルや、小さいお子さんのいる、3~4人構成のファミリーには、フリード+がおすすめかもしれません。
【車中泊に適するポイント】★★★☆☆
ダブルフォールダウン機構と呼ばれている、セカンドシートの格納機能が面白いですね。
座面を跳ね上げて、シートバックレストをフラットに倒せる構造です。
これにより、セカンドシートからラゲッジまでをフラットにすることができ、おやすみモードの完成です。
クッション性のあるマットレスを持ち込めば、車中泊も快適ではありませんか?
【おすすめオプション・グッズ】★★★☆☆
ここではフリード+専用装備についてご紹介いたします。
フリード+のラゲッジには他社に無い工夫が満載です。
《荷室用ユーティリティボード》
荷室を上下分割し、ボード上を居住空間に、下を荷室として活用できます。
リバーシブルになっていて、片面は防水機能付きの優れものです。
《ユーティリティナット》
ラゲッジの汎用性が上がります。荷物を引っかけるのにも最適です。
《タイダウンフック》
ラゲッジネットなどで荷物を抑えるのに最適です。
《12Vアクセサリソケット》
携帯電話やタブレットの充電など、電源が取れます。
《テールゲートランプ》
テールゲートを跳ね上げると、ちょっとした照明に最適です。
以上、ボディサイズは小さいですが、遊び心満載のフリード+はいかがでしょうか?
《フリード+におすすめのマット》
フリード+ フリードGB5/8系(7人乗り) ハイブリッド 段差解消シートクッション 車 マット 軽量マットレス (4個:ブラック) 車中泊マット 車中泊ベッド スペースクッション 寝心地 快眠 仮眠 アウトドア キャンプ ベッドキット 安心の日本製 カー用品 車用品 内装 ドレスアップ
■■第3位■■ ウェイク 【10ポイント】ダイハツ
【車のコンセプト】★★★☆☆
ウェイクのコンセプトは、
“ドデカクつかおう!”
軽自動車でありながら、大胆なキャッチフレーズが飛び込んできます。
何を隠そうウェイクの良いところは、6つのアウトドアホビーに向けたディーラーオプションが用意されているところです。
《6つのアウトドア》
- キャンプ
- 山登り
- 釣り
- サイクリング
- サーフィン
- スノーボード
ウェイクの乗車定員は4人です。
出来る範囲は限定されますが、何と言っても軽自動車ですから、多くを求めてはいけません。
【車中泊に適するポイント】★★★★☆
車中泊と言うからには車内での睡眠が快適で無いと話になりません。
その点にいては、フルフラットモードと、ロングソファモードと言った二つのくつろぎシートアレンジが対応します。
しっかり眠りたいときはフルフラットで。
小休憩ならロングソファでのんびりと。
こんなイメージでしょうか。
また、天気の良い行楽シーズンならともかく、寒い季節や雨天などではさすがに外での食事は厳しいですね。
ウェイクにはテーブル、トレイが豊富です。
助手席グローブボックス上部の大型トレイ。
カーナビゲーションの下にはセンタートレイ。
助手席シートバックレストを前に倒すと、テーブルに早変わり。
もちろん収納多彩でカップホルダーも随所に施されています。
お風呂セットを携帯すれば、車で生活できてしまうかもしれませんね(^_^)v
【おすすめオプション・グッズ】★★★☆☆
今回の「車中泊」というテーマで、唯一エントリーされた軽自動車・ウェイク。
その理由がやはりオプションの豊富さにあるのでは無いでしょうか。
初めのコンセプトでも触れましたとおり、ウェイクは6つのアウトドアホビーを提案しています。
その中でも車中泊に最適なオプションをご紹介しましょう。
名付けて「くつろぎパック」
- カーテン(リアドア、クオーター、バックドアを目隠しします)
- プライバシーシェード(フロントガラス、フロントドア周辺)
- ジョイントクッション(フルフラットの快適性アップ)
もちろんこれらを単品で購入することも出来ます。
やはり周りの目も気になりますし、フルフラットでもシートの形状で凹凸はありますので、少なくともくつろぎパックは取り入れたいですね。
維持費が断然安いのが軽自動車の売りです。
アクティブ派の若者(あるいはカップル)、小さいお子さんをお持ちの3人家族におすすめのウェイクはいかがでしょうか。
《ウェイクにおすすめのマット》
ウェイク LA700S/LA710S系 くるマット 車 マット フラット クッション 段差解消ベッドで車中泊を快適に!(4個:ブラック) オートキャンプ マットレス ベッド 車中泊グッズ スペースクッション エアーマット
■■第2位■■ ノア・ヴォクシー・エスクァイア 【11ポイント】トヨタ
【車のコンセプト】★★★☆☆
“自宅のリビング以外にも、くつろぎ空間は存在する”
これはノアのインテリアに関するコンセプトですが、3車種同じはずですね。
ノア・ヴォクシー・エスクァイアは兄弟車であり、ボディサイズや機能性などにおいて違いはありません。
エクステリアデザインやインテリアの質感などで、購入者のターゲットに違いがあるようです。
ノアを例にとると、7人乗りと8人乗りの二つのタイプが用意されています。
7人乗りはセカンドシートがキャプテンシートとなっていて、ロングスライドで足下を広く取れるところがポイントです。
すなわち移動時のくつろぎ空間が実現します。
一方8人乗りは、セカンドシートが3名掛けで、座面を跳ね上げ前にいっぱいスライドすると荷室を大きく取れるところがポイントです。
また、セカンドシートとサードシートをフラットにすると、ベッドルームに早変わりします。
移動疲れの休息に最適です。
【車中泊に適するポイント】★★★★☆
今回のテーマは車中泊です。
従いまして、ノア、ヴォクシー、エスクァイアいずれにおいても8人乗りをおすすめします。
その理由は、前項でもご案内いたしましたとおり、8人乗りはセカンドシートとサードシートが完全フラットになるからです。
その上に柔らかいマットレスを置くことで、快適なベッドルームに早変わりします。
もちろん7人乗りでもセカンドシートとサードシートをフラットにつなぐことは出来ますが、セカンドシート2脚間の隙間や凹凸により、ベッドとしての魅力は落ちるでしょう。
8人乗りのタイプであれば、小さいお子さんのいる3~4人家族であれば、家族全員で車中泊も問題なく出来ることでしょう。
【おすすめオプション・グッズ】★★★★☆
車中泊で是非用意したいアイテムが、シートの凹凸を緩和してくれるマットレス。
ノア、ヴォクシー、エスクァイアには純正オプションにジョイントクッションがあります。
ただし、8人乗りタイプのみ対応しています。
この点こそが、私が8人乗りをおすすめする大きな理由なのです。
公式サイトのオプション画像をご覧頂きますと一目瞭然ですが、セカンドシート及びサードシートの全面がカバーされています。
さすが専用設計です。
これにつけ加えて枕と毛布を用意して頂くと、安眠快適は間違いなしですね。
《ノア・ヴォクシーにおすすめのマット》
ノア&ヴォクシー 80系(7人乗り) 段差解消シートクッション 車 マット 軽量マットレス (2個:ブラック) 車中泊マット 車中泊ベッド スペースクッション 寝心地 快眠 仮眠 アウトドア キャンプ ベッドキット 安心の日本製 カー用品 車用品 内装 ドレスアップ
■■第1位■■ ハイエース 【12ポイント】トヨタ
【車のコンセプト】★★★☆☆
ハイエースは、トヨタが誇る元祖1BOX。
“趣味にも、遊びにも、仕事にも。使い方は、自分次第”
というキャッチコピーからも、オールマイティ感が伝わってきますね。
ボディサイズやシートバリエーション、バンタイプかワゴンタイプかなど、用途に応じた多彩な選択があり、正直どれを選ぶと良いのか迷います。
けれど、それこそが「自分次第」の理由なんですよね。
つまり、用途に応じた好みのハイエースにカスタマイズできる期待が持てます。
まず初めに荷物を運ぶのか、人を運ぶのかで分かれる選択肢。
すなわちバンかワゴンの選択です。
バンは乗車定員によらず、ラゲッジスペースを大きく取ることができます。
一方ワゴンは10~14人乗りで、シートが固定されているためラゲッジルームはほとんど確保できません。
今回は、テーマが車中泊なので、この時点でワゴンは選択肢から外れます。
それでは、ハイエースバンのどの点が車中泊に向いているのでしょうか。
注目してみましょう。
【車中泊に適するポイント】★★★★☆
ハイエースバンの売りは、何と言っても広くてフラットなラゲッジルームでしょう。
クッション性のあるマットレスを持ち込めば、大人でも足を伸ばして眠れます。
スペースに関する寸法は次の通りです。
ラゲッジの横幅は1520mm。
頑張れば大人3人くらいは寝転べそうですね(^^♪
リヤシートを折りたたむと、ラゲッジの長さは2470mm。
足を伸ばして眠れます。
リヤシートを折りたたまなくとも、1855~1975mmは確保できます。
フロントシートとリヤシートでフラットアレンジも可能です。
汎用性から考えて、最も車中泊に適した車ではないでしょうか。
その気になれば、キャンピングカーにも改造できるでしょう。
【おすすめオプション・グッズ】★★★★★
ラゲッジの広さとその可変性により、車中泊の王者の地位に君臨するハイエース。
その地位のためにトヨタ・モデリスタが提案するスタイルが、『Relaxbase(リラクベース)』です。
まず目を引くのが、ツートンで彩られたレトロなボディ。
アルミホイールは、ホワイトリムとディスクタイプのメッキキャップを合わせることでレトロテイストをより強調しています。
内装もツートーンカラーのシートに、白木目調のインテリアパネル。
もはや貨物を運ぶイメージは、微塵も感じられません。
実用的には、オプションで補助バッテリーと収納ボックス付のクォータートリム、ベッドキットを装備できるようになっています。
これで、納得の車中泊が実現することでしょう。
アメリカ西海岸のスローライフのイメージと、拠点となる「基地」として充実したカーライフを、家族みんなで体験してください(^_^)v
《ハイエースにおすすめのマット》
ハイエース ベッドキット 200系 標準ボディ S-GL専用 ダークグレーレザータイプ 40mmクッション材(20mmチップウレタン+20mmウレタン)ハイエース車中泊カスタムハイエースベッドキット フルフラット 車中泊マット日本製
◆まとめ
というわけで今回は、車中泊に適したクルマをランキング形式でご紹介してきました。
あえて順位付けをしていますが、ここにご紹介した車は、どれに乗っても満足できる魅力的なクルマばかりです。
さあ!海で山で、高速道路のサービスエリアで…
快適な車中泊をお楽しみください(^o^)丿
◇編集後記
車を選ぶのは楽しいけれど、現在の愛車の下取りが、どれくらいの金額になるのかは気になりますよね?
下取り金額次第で、選ぶクルマの車種やグレードも変わってくるかもしれません。
ディーラーの下取りは安心は出来るけれど、「ガリバー」や「一括査定サービス」の方が、正直、金額は高く出ます。
でも知ってますか?
「一括査定」って申し込んだ瞬間に、複数の業者から一斉に電話がかかって来るんです(^_^;)
従来は、ディーラー下取りで金額を我慢するか、「一括査定」で一斉電話を我慢するか、どちらかしか方法がありませんでした。
しかしネットの時代に合った、新しいサービスが登場しています。
日本初のオークション形式による、車買取サービス『カープライス』です。
イメージキャラクターは何と、元SMAPの森且行さん!(^^)!
操作はスマホで気軽にできるところが、取っ付きやすいですね。
大手の三井物産グループのサービスだから、大切な愛車も安心して任せることができます。
何より、
“一括査定よりも圧倒的に上回る買取価格の提示が可能!”
なのだとか。
こればかりは、試してみないと分かりませんよね?
ぜひ試してみて、皆さんのキビシイ目でご判断ください(^_-)
《家族で乗りたくなる人気の車!》
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