レスリング女子48キロ級・リオ五輪代表の、登坂絵莉(とうさかえり)選手。
今回は、そんな絵莉さんを育み、支えてくれる『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆実家は稲沢市?
登坂絵莉選手のことを調べると、「稲沢市」というキーワードが出現します。
絵莉さんは、愛知県稲沢市の出身なのでしょうか?
実は、稲沢市は、絵莉さんが所属する「東新住建株式会社」の本拠地である場所。
絵莉さんの実家は、同じ中部地方でも、富山県の高岡市にあるのでした。
◆父親は国体チャンピオン!
登坂絵莉選手のお父さんの名前は、登坂修さん。
年齢は、今年で52歳になります。
父・修さんは高岡市の出身で、高校は高岡第一高校に通いました。
この時の同級生に、田知本又広(たちもとやすひろ)さんがいます。
田知本さんの娘は、柔道の田知本遥(たちもとはるか)選手。
奇しくもリオ五輪では、娘同士が日本代表として出場するという奇縁にめぐまれました。
さて、登坂絵莉選手の父・修さんは、中学時代は柔道をやっていましたが、高校からレスリングへ転向。
なんと高校2年の時には、国体で男子グレコローマンスタイル48キロ級を制すまでの実力を身につけました∑(゚Д゚)
絵莉さんが9歳からレスリングをはじめたのは、ある意味、自然な流れだったのでしょう。
しかし、お父さんはこう思っていました。
すぐにやめるだろう(^_-)
しかし、負けず嫌いの絵莉さんは、父の予想を裏切り、レスリングにのめりこんでいきます。
そんな父娘の悩みは、練習相手がいないこと。
もともと競技人口の少ない女子で、さらに絵莉さんは体も小さかったため、ちょうど良い相手が見つからなかったのです。
県外にいい選手がいると聞けば、お父さんが相手に頭を下げて頼み込み、2人で遠征しました。
節約のため、ワゴン車に寝袋を持ち込み、絵莉さんは後部座席で、お父さんは運転席で寝泊まりします。
車中でレスリングの話はほとんどしませんでしたが、絵莉さんは
お父さんとの遠征が一番楽しい思い出(*^_^*)
と振り返ります。
遠征先で描いてもらった親子の似顔絵は、いまも自宅に飾られているそうです。
◆母親の名前は?
登坂絵莉選手のお母さんの名前は、登坂安津子(あつこ)さん。
年齢は、お父さんと同じで、今年52歳になります。
母・安津子さんはレスリングの競技経験はありませんが、絵莉さんの試合会場ではビデオを回し、サポートしてきました。
ビデオ映像は、父娘の「反省会」に使用され、自宅のビデオで何回も繰り返し再生されます。
「ここはもっと前に出ないと」「こうやれば点数が取れる」
身ぶり手ぶりを交えた「反省会」は1時間を超え、日付が変わることも珍しくありません。
レスリング経験のないお母さんも、家事の手を止め「反省会」に参加したそうです。
それは、ときに熱心になりすぎる父娘のバランス役を果たすためだったのでしょう。
絵莉さんは、そんなお母さんを大切に思っています。
試合中にお母さんの顔が見えると、
(接戦続きで)心配かけてごめん
というメールが来たこともあったそうです。
◆兄弟はいる?
登坂絵莉さんには、3歳上のお兄さんがいます。
お兄さんの名前は、登坂直人さん。
お父さんは当初、直人さんと絵莉さんをレスリング場に連れて行きましたが、お兄さんはあまり興味を持たなかったそうです。
お父さんは、レスリングをお兄さんに無理強いまではしなかったのですね。
しかし、もしお兄さんがレスリングに興味を持っていたら、
兄妹で五輪出場!
などということになっていたかもしれません(^o^)丿
◆結婚や旦那さんは?
登坂絵莉選手は、現在22歳ですが、結婚はしておらず、旦那さんとなりそうな男性もいないようです。
「姉」と慕う、吉田沙保里選手(33)もまだなので、先を越さないようにしているのかもしれませんね(*^_^*)
◆まとめ
登坂絵莉選手は高校時代、レスリングを続けていくことに悩んだ時期がありました。
そのことを伝え聞いたお父さんは、メールを送ります。
お父さんは絵莉の一番を願っている…
絵莉さんは、ずっと見守っていてくれる家族の愛情を再認識し、ますます競技に打ち込むようになりました。
自分の夢は、家族の夢。勝って喜ぶ姿を見せてあげたい。金メダルを何が何でも取る。絶対に…
リオ五輪へ向けて、絵莉さんの闘志はピークに達しています!
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