女子レスリング競技で、五輪4連覇の偉業を果たした、伊調馨選手。
今回は、そんな馨さんを育み、支えてくれた『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
【本人プロフィール】
名前:伊調馨(いちょう・かおり)
生年月日:1984年6月13日(33歳)※2018年3月現在
身長/体重:166cm/61kg
◆父親の画像!
伊調馨選手のお父さんの名前は、伊調春行さん。
お父さんの年齢は、2008年11月の時点で56歳なので、今年(2018年)では66歳になります。
お父さんは以前、娘2人と共に、キリンビールのCMに出演したことがあります。
そのCMは、台本・演出が一切なく、“素”の会話を披露するものでしたが、親子で本音を語り合い、味のあるCMに仕上がりました。
その時の画像がこちら。
お父さんは当時、馨さんの五輪4連覇の可能性について、次のように語っています。
本人が決めること。引退しろとか、続けろとか、4連覇を目指せ、とかは一切言いません。「もういい」と言えば、それでいい。どっちにしても応援するだけです。
父の応援の甲斐あって、馨さんは見事、4連覇を達成しています。
◆母親の名前は?
伊調馨選手のお母さんの名前は、伊調トシさん。
母・トシさんは勝負には厳しい方で、
試合になったら死んでも勝て
とまで言う人です。
それだけに、馨さんがロンドン五輪で3連覇を達成した時は、
最高の試合でした。応援ありがとうございました
と喜んでいました。
しかし、お母さんは、馨さんがリオ五輪で4連覇を達成する姿を観ることが出来ませんでした。
なぜならば、2014年11月に、脳挫傷で急逝されてしまったからです。
お母さんは青森県の自宅で倒れ、その際に頭部を強打し、意識が戻らないまま亡くなられました。
まだ65歳という若さで、あまりにも突然の別れとなりました。
◆兄の職業は?
伊調馨選手にはお兄さんがいて、名前は伊調寿行(としゆき)さんです。
伊調姉妹がレスリングを始めたきっかけは、兄・寿行さんが地元クラブでレスリングをやっていたから。
お兄さんなくして、伊調姉妹の活躍はなかったのです。
兄・寿行さんの戦歴は、全日本ジュニア選手権大会で3位入賞し、専修大学時代には全日本大学選手権大会で4位の成績を収めました。
現在は、馨さんも所属する「ALSOK」レスリング部のコーチを務めています。
◆姉・伊調千春は現役引退
伊調馨選手のお姉さんは、言わずと知れた伊調千春さん。
1981年10月6日生まれなので、現在(2018年3月)の年齢は36歳になります。
姉・千春さんはお兄さんの影響で5歳からレスリングを始め、京都の網野高校から東洋大学へと進学し、女子レスリングの強豪として活躍しました。
2002年4月、女子レスリングの強豪校として知られる中京女子大学(現・至学館大学)へ再入学し、迎えたアテネ五輪で銀メダルを獲得。
2008年の北京五輪では金メダルを目指しましたが、決勝で敗れ、2大会連続銀メダルとなりました。
2010年4月より青森県立八戸西高等学校の教諭となり、現在は現役を引退しています。
◆結婚を考えた韓国人選手…子供がいる?
伊調馨選手のことを調べると、「結婚」「夫」「子供」というキーワードが目につきます。
馨さんは、結婚して旦那さんや子供がいるのでしょうか?
結論としては、現在独身で、夫も子供もいませんが、このような噂が出た事には理由があります。
馨さんには、結婚目前といわれた韓国人男性の存在があったのです。
お相手の名前はチェ・ワンホさん。
ワンホさんは江口洋介さん似のイケメンで、韓国のレスリング元王者でした。
2人は2007年春にアジア選手権で出会い、同じ年の夏に馨さんが韓国への「出稽古」した際に再会。
2008年の北京五輪後に、馨さんが引退を表明したのは、ワンホさんの存在が無関係ではないでしょう。
しかし、馨さんは直後に引退を撤回し、10ヶ月のカナダ留学を経て、2012年のロンドン五輪で3連覇を達成しました。
現在、馨さんとワンホさんは、交際していないそうですが、ワンホさん、今でも独身なのだそうです。
まさかの逆転劇があるのかもしれませんね!
◆まとめ
2014年にお母さんを亡くした馨さんは、直後の全日本選手権で、なかなかモチベーションを上げることが出来ませんでした。
しかし、結果は「失点ゼロ」の完全優勝でV11を達成。
天国から見守るお母さんは、リオ五輪でも馨さんに力を与えてくれることでしょう。
◇編集後記
吉田沙保里選手や伊調馨選手が、なぜここまで強いのか?
その強さの秘訣は、意外なところにありました。
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彼女たちの食事を作り、成長を見届けてきた寮母さんが、選手の「強さ」と「食事」の関係を語っています(^_-)
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