第19代北海道知事をつとめる、鈴木直道さん。

最年少の知事として注目を集めています
今回は、鈴木知事のお嫁さんや実家など『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆家族構成と自宅
鈴木直道知事は、お嫁さんと2人家族です。
夕張市長時代は、夕張市鹿の谷東丘町に所有する自宅に、妻と愛犬と暮らしていました。
現在も夕張の自宅は所有しており、資産公開によると、敷地面積は870.34㎡、建物面積101㎡の一戸建で、時価は約748万円になります。
北海道知事になってからは、札幌市中央区にある知事公邸に転居しました。
しかし、1980年に建築された公邸は、老朽化により窓の木製サッシが開閉しにくくなり、冬場のすきま風が深刻な状態。
水道管の漏水や赤水が発生し、ボイラーがたびたび故障するため、

水が飲めず、風呂にも入れず、銭湯に通わざるを得なかった
という状況でした。
屋根や外壁、水道管などを修繕すると、約7000万円が必要であるため、鈴木知事は2019年10月、近くの賃貸マンションに引っ越しています。
現在住んでいる賃貸マンションの家賃は、駐車場代などを含め月18万2000円。
そのうち6万1000円を、道職員の公宅使用料の取り決めに沿って、鈴木知事が負担しています。
◆お嫁さんは幼稚園教諭
①お嫁さんは幼稚園教諭で子供好き
鈴木直道知事のお嫁さんの名前は、麻奈美さん。
旧名は玉置麻奈美さんで、東京都足立区の出身です。
2人の出会いは、鈴木知事が東京都職員だった時代で、飲み会で知り合ったのだとか。

妻・麻奈美さんの職業は幼稚園教諭ということなので、子供が好きなんでしょうね。
夫妻を知る知人はお嫁さんのことを、
おとなしくて、控えめな幼稚園の先生。薄化粧で服装も質素な方
と評しています。
②政界入りを支えた妻
妻・麻奈美さんは、鈴木知事が公務員をやめて夕張市長選に立候補することに、まったく反対しませんでした。
麻奈美さんは「彼がやりたいことをやらせたい」と考えており、もし落選しても、
自分が幼稚園教諭として働いて支えていく
と腹をくくっていたのでした。

ちなみに、麻奈美さんの実家のご両親も、

都庁を辞めて市長選に出ますが、麻奈美さんをください
とあいさつに来た鈴木知事をすんなり認めたそうです。
そうして麻奈美さんは、選挙の準備段階から夕張入りして応援し、選挙運動ではウグイス嬢も務めました。
③果たせなかった結婚式
麻奈美さんに助けられて、無事、夕張市長に当選を果たした鈴木知事。
当選から1ケ月後の2011年5月、麻奈美さんと結婚することになりました。
しかし、東京都の同僚職員たちも招待した披露宴は、突然キャンセルになってしまいます。
当時、夕張市の消防本部で不祥事が発覚したため、市長として責任をとり自粛せざるを得なかったのです。
麻奈美さんはウエディングドレスを着ることはできませんでしたが、もともと派手なものは好きでない性格。
地元では支援者数人が、バーベキューで結婚祝いをしてくれたそうです。
④首長を支える妻
夕張市長に就任後、年収を250万円に抑え「日本一給料が安い市町村長」として有名になった鈴木知事。
妻・麻奈美さんは、
とにかくちゃんと家にお金を入れて下さい
と言いながらも、共働きで家計を支えてくれました。
8年にわたる任期中に夕張の財政にメドをつけ、市民から「市長の給料をあげろ」という声も出るようになりました。
しかし、鈴木知事は給料を上げるどころか、北海道知事選への挑戦を決意。
妻・麻奈美さんは

もう1回ゼロになるけど、知事選に挑戦させてほしい
と話す鈴木知事に、だまってうなずいたといいます。
ちなみに、鈴木知事は出馬会見場に「スズキの軽自動車」で駆け付けましたが、お嫁さんの車は「ホンダ・フィット」だそうです。
⑤お嫁さんの画像
鈴木直道知事のお嫁さんは、たまにメディアにも登場しています。
ツイッターの画像はこちら。(下の画像です)
鈴木直道 知事と奥様 麻奈美さんの
北海道知事選挙の様子です🙌✨https://t.co/IMJWyeW4VSちなみに、約6年間の交際期間を経て、
夕張市長選挙に当選した2011年4月の
翌月である5月に、お二人は夕張市に婚姻届を提出、記念樹を植えられました!
ウグイス嬢としても鈴木知事を支えられた奥様です😆✨ pic.twitter.com/L2NwuDzRKN— HOB (@HOBBY_LIKE_DAY_) March 1, 2020
優しそうなお嫁さんですね、とてもお似合いだと思います(^_-)
◆子供のような愛犬
鈴木直道知事とお嫁さんの間には、子供はいません。
そのかわり鈴木家には、子供のようにかわいがる愛犬がいます。
犬を飼いたいというのは、妻・麻奈美さんの希望。
実家で犬を飼った経験がある鈴木知事は、老犬の世話の大変さや、亡くなる辛さを経験していました。
夫婦で終生飼育の大切さを話し合った結果、柴犬を探すことになったそうです。
そうして札幌市内のブリーダーを訪れた夫妻。
柴犬ブームで、まめちゃんも海外から予約が入っていましたが、
せっかくのご縁。夕張で暮らして欲しい
とブリーダーさんが配慮し、鈴木家の一員になりました。
どんなに疲れて遅く帰宅しても、大喜びで出迎えてくれるまめちゃん。

犬はいつも一瞬を全力で生きており、私の目指す姿勢でもある
鈴木知事は、いつも愛犬から勇気をもらっています。
◆実家は埼玉県
鈴木直道知事は、埼玉県春日部(かすかべ)市に生まれ、小学1年から三郷(みさと)市で育ちました。
高校は、埼玉県立三郷高等学校。
三郷高校出身の有名人には、俳優の村田雄浩(むらた・たけひろ)さんやタレントの遠藤久美子(えんどう・くみこ)さんがいます。
ちなみに、村田さんは同校の初代生徒会長で、鈴木知事も在校中に生徒会長を務めています。
◆父親とは離別

当たり前に高校を出て大学に行って、当たり前に就職して、当たり前に家族を作り、当たり前に死んでいく…
そう思っていた高校生の鈴木知事。
ところが高校2年になったころに両親が離婚して、父親は家を出て行ってしまいます。
一家の大黒柱を失った鈴木家は困窮し、鈴木知事は様々なアルバイトに精を出しました。
- スーパーの仕出し
- カメラ店
- 引っ越し業者
- お酒の卸売りセンター
- 家屋の基礎工事
- クロネコヤマトの仕分け
稼いだバイト代でワイシャツを買ったりジャージーを買ったり、学食でみんなとごはんを食べたり…
友人に「お金がない」と知られるのがいやだったので、切れ目なくバイトをして、おかげでいろんな勉強になったのでした。
父親が今どこで何をしているのか分かりませんが、

新聞やテレビに出ている私の姿をどこかで見てくれているのかな…
と思うことがあるそうです。
◆母親は議員と再婚
①母子家庭で苦労した母
鈴木直道知事の母親の名前は、光子さん。
年齢は、2020年時点で65歳になります。
離婚した母親はパートで働いていましたが、それだけでは家計が維持できず、アルバイトも掛け持ちするようになりました。
昼も夜もいつ寝てるのかわからないほど働いて、よくアルバイト先のギョーザの残りを持って帰ってきました。
鈴木知事もアルバイトで家計を支えましたが、大学に行くのは難しく、

母親に楽をさせてあげたい
そう考え、高卒で働くことを決意します。
そうして猛勉強をして入ったのが東京都庁でした。
地方公務員を選んだのは、恵まれない人にとって行政サービスの重要性を、肌身で感じていたからでもありました。
高校時代のアルバイトが肉体労働中心だったせいで、都庁の仕事は、

椅子に座っていてお金がもらえるの?
と驚いたそうです。
夕方の5時になったら帰れる生活。
いったんは諦めた大学進学でしたが、キャンパスライフへのあこがれもあり、翌年に法政大学法学部の夜学に入学します。
体育の単位を取るために…
という理由で入ったボクシング部では、

どうせやるなら東京都の代表で国体か日本選手権に出る!
と決めて、主将に抜擢されるほどのめり込みます。

国体の代表選考では、決勝まで進んだそうです…!
②母親は議員と再婚
ちょうどこの頃、鈴木知事の母・光子さんは再婚をしています。
再婚相手は長峯正之さんで、三郷市議と埼玉県議を計6期務め、市長選や衆院選にも出馬した人物。
鈴木知事は、長峯さんの選挙を手伝ったこともあるそうです。

義父との出会いが、政治に関心を持つきっかけになったことは、間違いないでしょう
離婚して苦労したお母さんでしたが、再婚によりふたたび幸福をつかみ、また鈴木知事の人生にも大きな影響を与えたのでした。
◆姉も公務員
鈴木直道さんにはお姉さんがいて、名前は優子さん。
年齢は、2020年時点で41歳になります。
両親が離婚して生活が困窮すると、お姉さんは短大をやめて働きに出ました。
鈴木知事も高校をやめて働こうと考えましたが、母親と姉から、
直道、高校だけは出なさい。私たちが頑張るから学校には通いなさい
と説得されたそうです。
もともと頭のよかった姉は、酒屋でレジを打ちながら勉強して公務員試験に挑み、地元の市役所に一発合格を果たしました。
鈴木知事が公務員を目指したのは、お姉さんの影響もあったのですね。
◆まとめ
これまで見てきた通り、鈴木直道知事の活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
これからも家族の応援を胸に、鈴木知事の挑戦は続いていきます(^o^)丿









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