◆母親は議員と再婚
①母子家庭で苦労した母
鈴木直道知事の母親の名前は、光子さん。
年齢は、2020年時点で65歳になります。
離婚した母親はパートで働いていましたが、それだけでは家計が維持できず、アルバイトも掛け持ちするようになりました。
昼も夜もいつ寝てるのかわからないほど働いて、よくアルバイト先のギョーザの残りを持って帰ってきました。
鈴木知事もアルバイトで家計を支えましたが、大学に行くのは難しく、
母親に楽をさせてあげたい
そう考え、高卒で働くことを決意します。
そうして猛勉強をして入ったのが東京都庁でした。
地方公務員を選んだのは、恵まれない人にとって行政サービスの重要性を、肌身で感じていたからでもありました。
高校時代のアルバイトが肉体労働中心だったせいで、都庁の仕事は、
椅子に座っていてお金がもらえるの?
と驚いたそうです。
夕方の5時になったら帰れる生活。
いったんは諦めた大学進学でしたが、キャンパスライフへのあこがれもあり、翌年に法政大学法学部の夜学に入学します。
体育の単位を取るために…
という理由で入ったボクシング部では、
どうせやるなら東京都の代表で国体か日本選手権に出る!
と決めて、主将に抜擢されるほどのめり込みます。
国体の代表選考では、決勝まで進んだそうです…!
②母親は議員と再婚
ちょうどこの頃、鈴木知事の母・光子さんは再婚をしています。
再婚相手は長峯正之さんで、三郷市議と埼玉県議を計6期務め、市長選や衆院選にも出馬した人物。
鈴木知事は、長峯さんの選挙を手伝ったこともあるそうです。
義父との出会いが、政治に関心を持つきっかけになったことは、間違いないでしょう
離婚して苦労したお母さんでしたが、再婚によりふたたび幸福をつかみ、また鈴木知事の人生にも大きな影響を与えたのでした。
◆姉も公務員
鈴木直道さんにはお姉さんがいて、名前は優子さん。
年齢は、2020年時点で41歳になります。
両親が離婚して生活が困窮すると、お姉さんは短大をやめて働きに出ました。
鈴木知事も高校をやめて働こうと考えましたが、母親と姉から、
直道、高校だけは出なさい。私たちが頑張るから学校には通いなさい
と説得されたそうです。
もともと頭のよかった姉は、酒屋でレジを打ちながら勉強して公務員試験に挑み、地元の市役所に一発合格を果たしました。
鈴木知事が公務員を目指したのは、お姉さんの影響もあったのですね。
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