“角界のプリンス”初代貴ノ花の元妻で、現在はタレントとして活躍する、藤田紀子(ふじた・のりこ)さん。
今回は、そんな紀子さんを取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆夫は初代・貴ノ花
藤田紀子さんは、1970年に結婚しています。
夫は当時幕内だった“角界のプリンス”初代貴ノ花関。
最初の出会いは、貴ノ花関が19歳、紀子さんが21歳の時でした。
2人の馴れ初めは、芸能通の寿司屋さんが引き合わせてくれたこと。
それでも紀子さんは、最初は気乗りせず、3回お断りし、4回目に断りきれずに応じて、貴ノ花関と出会うことになります。
その後、貴ノ花関から「達筆で素敵な文章」の手紙が速達で届き、紀子さんは心を動かされます。
しかし、実は貴ノ花関は悪筆で、最初の手紙は達筆な付き人が代筆していたのでした。
紀子さんは後に、
“詐欺ですよ~。最初からひどい字で、ひどい文章なら、もしかしたら好きにならなかったかもしれない”
と話しています。
◆離婚理由は浮気?
結婚後は芸能界を引退し、2児の母として主婦業に専念した藤田紀子さん。
貴ノ花関の引退後は、藤島部屋、二子山部屋のおかみとして奮闘します。
しかし2001年、長年連れ添った貴ノ花関と離婚することになりました。
離婚原因は、
“(離婚の)数年前から意見が食い違い、紀子さんの浮気騒動で完全に亀裂が入った”
と報道されています。
浮気騒動とは離婚前年に、紀子さんと18歳年下の青年医師との「不倫疑惑」が発覚したこと。
しかし、紀子さんは不倫を否定し、二子山親方も
“不倫はないと思う”
とメディアに答えていました。
それでは、本当の離婚原因は何なのでしょうか?
この問いかけに対し紀子さんは、
“それは言えたら楽ですけど、絶対に言いません。親方個人のことだから、それを明かすことはできない”
と、口を閉ざしています。
◆長男・花田虎上とは関係良好
藤田紀子さんの長男の名前は、花田虎上(はなだ・まさる)さん。
1971年1月20日生まれなので、今年(2017年)で46歳になります。
本名は花田勝(はなだ・まさる)さんですが、2011年より、風水建築デザイナーのアドバイスで、「虎上」に改名しています。
虎上さんは、明治大学付属中野高校を中退して、17歳で角界入り。
“角界に入ったのも(弟の)壁になるってことだった”
と後に語り、角界入りは弟・貴乃花を守るため、両親に強いられたものであった事を告白しています。
両親とは、
“横綱になったら辞めさせてあげる”
と約束したこともあり、虎上さんは順調に出世しました。
四股名も『若花田』から伝統ある『若ノ花』を襲名し、遂には綱取りが決定。
“(横綱就任を)謹んでお断りしてよろしいでしょうか”
と両親に約束実行を迫ったところ、
“それは仕事的に無理だろう”
と、昇進を受け入れることを説得され、あきらめて第66代横綱に就任しています(^_^;)
ところで、虎上さんには
“実は初代若乃花の息子ではないか?”
という噂があります。
母・紀子さんは、当然、この噂を否定。
将来のDNA鑑定に備えて、元夫の二子山親方が亡くなる前、虎上さんに
“親方の髪の毛と爪を残しておいて”
と頼んであるのだとか。
鑑定が実現する日は来るのでしょうか?
◆次男・貴乃花親方とは絶縁?
藤田紀子さんの次男は、貴乃花光司(たかのはな・こうじ)さん。
1972年8月12日生まれなので、今年(2017年)で45歳になります。
幼少期から相撲部屋に出入りしていた浩司少年は、小学5年生の時、わんぱく相撲の全国大会で優勝。
中学を卒業して臨んだ新弟子検査時には
“これは新弟子の体じゃない、今すぐ幕下でも通用する”
と驚嘆されるほど、既に体作りの基礎ができていました。
17歳2ヶ月で新十両、17歳8ヶ月で新入幕と最年少記録を塗り替えながら順調に出世し、22歳で横綱まで昇り詰めます。
現役引退後は、二子山部屋を継承し、名前も貴乃花部屋に変更して現在に至ります。
ところで、母・紀子さんと貴乃花親方は、現役末期を境に関係が断絶されています。
理由は、兄・虎上さんの父親を巡る疑惑を貴乃花親方は信じており、紀子さんに不信を募らせているためと見られています。
さらには、
“貴乃花親方の父親は、元横綱の輪島大士氏だ”
という噂まであり、真実であればもうグチャグチャですね(>_<)
当然のことながら紀子さんは、この疑惑も否定していますが、
“3人で仲良くしてた間柄”
と、親しくしていたことは認めています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、藤田紀子さんの活躍の陰には、温かく支えてくれた『家族』の姿がありました。
昔のように息子さんたちと、違和感なく接する日がくることを願っています(^o^)丿
◇編集後記
若貴・出生の真相は、この本が詳しいようです。
【中古】 二子山部屋をうっちゃる!花田家三代の謎 初代若乃花から若・貴兄弟までの知っているようで知らない裏事情 /由比三次(著者) 【中古】afb
真相は紀子さんのみが知るのかもしれませんが…(^_-)
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