NHK大河ドラマなどで広く活躍した、俳優の橋爪遼(はしづめりょう)さん。
今回は、そんな遼さんを取り巻く『家族』のスポットを当て、ご紹介します。
◆実家
橋爪遼さんは東京出身ですが、橋爪家のルーツは大阪。
祖父・橋爪徳松さんは、大阪電気商会の重役だったそうです。
大阪電気商会はその後「ダイダン株式会社」へ名前を変え、現在は年商1000億円を超える大企業となっています。
◆父親は橋爪功
橋爪遼さんの父親は、同じく俳優として活動している橋爪功(いさお)さん。
1941年9月17日生まれなので、今年(2017年)で76歳になります。
父・功さんは大阪・東住吉区に生まれました。
祖父の徳松さんには本妻がいましたが、甘いもの屋の娘・きぬさんを愛人に持ち、功さんはきぬさんの子供になります。
こう聞くと複雑な家庭ですが、あまり「イヤな思い」をしたことはなかったのだとか。
本妻に子供がいなかったせいか、功さんは頻繁に本宅に行き、父の帰りを待っていたそうです。
功さんは中学2年で父親を亡くすと、高校1年の時に東京に転居し、青山高校に通いました。
この時の同級生に、ドリフターズの仲本工事(なかもと・こうじ)さんがいたそうです。
高校を卒業後、文学座附属演劇研究所の1期生に合格し、俳優の道を歩き始めます。
文学座の同期には、樹木希林さんや小川眞由美さん、北村総一朗さんがいました。
◆母親も女優なのか?
橋爪功さんは、最初、宝塚の元女優と結婚しています。
やがて、その方と離婚すると、文学座の同期である小川眞由美さんと事実婚状態となりましたが、4年後に破局。
その後、20歳年下の一般女性と再婚したのだそうです。
そして、橋爪遼さんのお母さんは、女優ではなく、この一般女性の方。
沖縄出身の方で、功さんと結婚した時はまだ大学生だったのだとか。
遼さんも妹さんも小柄なので、お母さんも小柄な方だったのでしょうね。
◆兄弟はいる?
橋爪遼さんには、異母兄がいて、名前は橋爪貴明さん。
1966年9月3日生まれなので、今年(2017年)で51歳になります。
暁星高校を卒業後、米国のコロンビア大学に留学。
1990年に「COUNTDOWN」でプロデューサーデビューすると、その後は数々のオリジナルミュージカルを発表。
SMAPのダンスレッスン、ヴォーカル講師等もつとめるなど、幅広く活動しています。
◆妹は橋爪渓
橋爪遼さんには妹もいて、名前は橋爪渓さん。
妹・渓さんは、1989年5月24日生まれで、今年で28歳なので、遼さんより2歳年下。
幼少期よりヴァイオリンを始め、また井上バレエ学園でクラシックバレエを習っていました。
中学入学と共に、ストリート・創作ダンス等様々なジャンルのダンスを開始。
高校卒業後は、作詞作曲を学ぶ為にワタナベエンターテイメントカレッジに入り、DTMやステージングの勉強をしました。
現在はこれらの経験を活かし、女優として活動しています。
ダンスで培ってきたグルーヴ感と小さな身体を感じさせないパワフルな歌声を武器に、ミュージカルや様々なジャンルにも挑戦しています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、橋爪遼さんの周囲には、表現の世界で真剣に生きる『家族』の姿がありました。
これからも『家族』と共に、遼さんの俳優人生は続いていくことでしょう。
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