卓球男子・日本代表の、張本智和さん。

今回は、そんな張本選手を育んだ両親と妹にスポットを当て、ご紹介します。
◆実家は宮城県仙台市
張本智和選手は、宮城県仙台市の出身。
両親は、実家で自宅を兼ねた『張本卓球場』を開設しており、幼稚園から中学生までの男女約30人が在籍しています。
2005年、2歳にしてラケットを握った張本選手は、仙台市立東宮城野(ひがしみやぎの)小学校の1年生の時に全日本卓球選手権大会(バンビの部)で優勝。
中学校は実家を離れて、東京都にある北区立稲付(いなつけ)中学校に通っています。
稲付中は、味の素ナショナルトレーニングセンターに隣接。
『JOCエリートアカデミー』に在籍する中学生が通学する中学校です。
◆両親の国籍は中国?
張本智和選手は、もともと中国系で、張智和という名前でした。
2014年春に日本国籍を取得して帰化し、苗字を「張」から「張本」に改めています。
新しい“張本”という苗字には、
“本分を忘れないように”
と言う意味があるのだそうです。
ちなみに“智和”という名前は、
“平和の和”のとおり、世界に羽ばたいて日本と中国の架け橋になって欲しい
という願いを込めて、両親が名付けました。
そんな張本選手の両親は、中国、日本、どちらの国籍なのでしょうか?
◆父親の国籍は?
張本智和選手のお父さんの名前は、張本宇(はりもと・ゆ)さん。
年齢は、2021年で51歳になります。
父・宇さんは、卓球の元プロ選手で、1998年にコーチとして来日。
福原愛選手も所属した『仙台ジュニアクラブ』で長年指導者を務め、その後、男子ジュニア日本代表のコーチを務めました。
ちなみに父親の宇さんは、張本選手と同じ2014年3月に日本に帰化しています。
なので、お父さんの現在の国籍は「日本」です。
◆母親は元中国代表
①母親の名前や年齢は?
張本智和選手の母親の名前は、張凌(ざん・りん)さん。
年齢は、2021年で48歳になります。
母・凌さんは中国・四川省生まれで、卓球の元中国代表選手。
1995年の第43回世界卓球選手権に出場した経歴を持っています。
中国の全国大会で何度も優勝した凌さんは、帰化しておらず、中国国籍のままの道を選んでいます。
現在は実家の「張本卓球場」で指導者として活動。
凌さんは、張本選手のことを
小さい時から負けず嫌い。クリスマスプレゼントも『金メダルが欲しい』と言っていた。目標は五輪の金メダル。夢を応援している
と話しています。
②母の願い
母・凌さんは、張本智和選手を仙台の学研教室に通わせていました。
優先順位は、

なのだそうです。
実は凌さんは、張本選手がプロの卓球選手になるよりも、
“大学へ入って勉強をしてほしい”
と、望んでいます。
将来どんな人生を歩むとしても、勉強は人生の基礎になるからです。
そしてこれは、両親に共通する子育ての考え方なのでした。
◆妹の国籍は?
張本智和選手には妹がいて、名前は張本美和(はりもと・みわ)さん。
2008年6月16日生まれなので、張本選手より5歳下になります。
そして、妹の美和さんも卓球選手。

2019年度の全日本卓球選手権では、小学4年ながら「一般の部」で2勝を挙げ、平野美宇選手が持つ最年少記録に並びました。

妹の美和さんは、小学生ながら強烈なフォアドライブが持ち味。
相手のミスを誘うような緩いドライブではなく、思い切り振り切り、打ち抜くようなドライブです。
張本選手の小学生時代は、ブロックのうまさやカウンターが光っていましたが、美和さんは正反対の、パワープレイを志向しています。
まるで、大坂なおみ選手みたいですね。

この兄妹は、どこまで強くなるのでしょうか(^_^;)
なお、美和さんも2014年、日本に帰化しているので、日本国籍を有しています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、張本智和選手の活躍の陰には、両親のDNAと恵まれた環境がありました。

これからも『家族』の応援を胸に、張本選手の挑戦は続いていきます(^o^)丿





コメント
母は中国のスパイ
コメントありがとうございます。
かつて代表選手として戦った祖国への思いが、当然あるのでしょうね(^^)v