スキージャンプで日本代表をつとめる、小林陵侑さん。
海外メディアに「宇宙人」と呼ばれてます!
今回は、そんな陵侑さんを取り巻く『家族』の物語です。
生年月日:1996年〈平成8年〉11月8日
身長:173cm
血液型:A型 [1]
出身地:岩手県岩手郡松尾村
◆生い立ち
小林陵侑さんは、岩手県岩手郡松尾村 (現在の八幡平市) の出身。
5歳の時にスキーを始め、家の庭に小さなジャンプ台を作って遊んでいたそうです。
小学校は地元の、八幡平市立柏台(かしわだい)小学校へ通いました。[2]
小学3年生から本格的にジャンプを始めましたが、ほかに野球もやっています。
小学5年生のとき、県がトップアスリート育成のために実施している「いわてスーパーキッズ発掘・育成事業」の1期生に選ばれました。
ここでさまざまなスポーツを体験しましたが、俊敏性に秀でていることなどから、
レスリングやラグビーへの適性がある
と評価されたそうです。
中学校は地元の、八幡平市立松尾中学校へ進学。[3]
中学ではスキー部のほかにサッカー部にも所属し、FWとして活躍しました。
夏場もサッカー練習の合間にスキーの練習を重ね、3年時にはジャンプとノルディック複合で全中2冠を達成しています。
高校は、盛岡中央高等学校へ進学。
高校2年の時にノルディック複合で国体優勝を遂げていますが、成績は安定せず、傑出した成績を残していません。
しかし、陵侑さんの飛ぶ姿を見た葛西紀明(かさい・のりあき)さんは、
ヨーロッパの強い選手に似ている
と感じ、自身が監督をつとめる土屋ホームスキー部にスカウト。
陵侑さんは、高校卒業後の2015年4月に土屋ホームに入社しています。
◆父親はクロカン選手
小林陵侑さんの父親の名前は、小林宏典さん。[4]
1965年頃の生まれになります。
#小林陵侑 さんの父・小林宏典さんは、中学校の先生です(↓)https://t.co/3A2Id59axl
ジャンプ小林潤志郎&陵侑の名前の由来は 父が語る https://t.co/hAMhsbwP5v pic.twitter.com/dg0Xka4M8u
— カゲロウ (@Kagerou_Kazoku) February 6, 2022
父・宏典さんの職業は、八幡平市内の中学校の教師で、クロスカントリーの指導者。
自身もクロスカントリーの元選手だったので、子供たちもその道を歩むことを希望していました。
しかし、子供たちは次々と、ジャンプ競技に行ってしまいます。
親の心子知らず…ですね
◆競技を支える母親
小林陵侑さんの母親の名前は、小林智子さん。[5]
年齢は、お父さんと同い年になります。
母・智子さんはあまりメディアに登場しませんが、縁の下で子供たちの活躍を支えてきました。
陵侑さんが平昌オリンピックに出場したときには、現地で観戦し、
この五輪は陵侑にとって大きな経験になりました。潤志郎もこの悔しさを糧にさらなる高みをめざしてほしい
と、コメントしています。
◆兄・小林潤志郎
小林陵侑さんにはお兄さんがいて、名前は小林潤志郎(こばやし・じゅんしろう)さん。[6]
1991年〈平成3年〉6月11日生まれなので、陵侑さんより5歳年上になります。
父親の影響で、2歳半からクロスカントリーを始めた潤志郎さん。
小学1年の時、
ジャンプをやりたい
と言い出しましたが、お父さんは聞こえないふりをしていました😅
しかし、小学4年でジャンプを生で観戦すると、
お父さん、やっぱりこれやりたい
と、真剣に話します。
お父さんはついに観念し、潤志郎さんは本格的にジャンプを始めたのでした。
潤志郎さんはみるみる才能を発揮し、盛岡中央高等学校1年時の全国高等学校スキー大会 (インターハイ)で優勝。
東海大学国際文化学部(札幌キャンパス)時代からは、ワールドカップ日本代表として活躍します。
そして2017年11月には、ワールドカップで初優勝。
2018年の平昌オリンピックには、陵侑さんと兄弟同時出場を果たしています。
◆姉・小林諭果
小林陵侑さんにはお姉さんもいて、名前は小林諭果(こばやし・ゆか)さん。[7]
1994年〈平成6年〉5月16日生まれなので、陵侑さんより2歳年上になります。
1ヶ月を越える札幌滞在も終了
一旦おうちに帰ります🏠🤍
もちろんチンタイガーと一緒に🐯🤍
(忘れず車に乗せました!) pic.twitter.com/NMyFLaS9PN— 小林諭果 (@jyrt22) February 1, 2022
姉の諭果さんもジャンプ選手で、早稲田大学4年時に、ユニバーシアード冬季大会で団体戦金メダル、個人戦銅メダルを獲得。
現在は、CHINTAIスキークラブで活躍しています。
◆弟・小林龍尚
小林陵侑さんには弟もいて、名前は小林龍尚(こばやし・たつなお)さん。[8]
2001年〈平成13年〉8月10日生まれなので、陵侑さんより5歳年下になります。
小林龍尚、兄陵侑の所属チーム加入 目標は世界一 https://t.co/8UoZ8g19OT @nikkansportsより
— TEAM TSUCHIYA – 土屋ホームスキー部 (@teamtsuchiya) June 24, 2020
弟の龍尚さんもジャンプ選手で、全国中学大会で4位入賞。
平昌五輪にはテストジャンパーとして、代表チームに帯同しました。
現在は、陵侑さんと同じ、土屋ホームスキー部に所属しています。
◆結婚してる?
1996年生まれの小林陵侑さんは、良いお年頃になりつつありますが、未婚で独身です。
浮いた話も聞こえてきませんが、一つ気になる情報が。
ジャンプの高梨沙羅(たかなし・さら)さんが、日本テレビ『おしゃれイズム』に出演したときに好きな男性のタイプについて、
身長が高めの人。173cm以上💛
と、話しているんですね。
173cmとは、ずいぶん具体的ですが、陵侑さんの身長はWikipediaによると173cm。
これはもしかして、「匂わせ」ではないでしょうか?
沙羅さんも1996年生まれなので、陵侑さんとは同級生にあたります。
ジャンプ界のビッグカップルが誕生するかもしれません。
◆まとめ
陵侑さんの名前は、
陵は小高い丘のイメージ。人に紛れても目標を見失うことなく、少し小高いところに立って取り組むべきことが見られるように。侑は助けるイメージ。自分がよければいいというわけではない
という思いを込めて、名付けられました。
小高い丘から世界へジャンプする陵侑さんにピッタリの名前となっています。
これからも家族の応援を胸に、陵侑さんの挑戦は続いていきます(^o^)丿
◇脚注
- 土屋ホームスキー部 2022年2月5日確認 小林陵侑プロフィール
- 岩手日報 2021年7月8日 小林陵侑先輩が運んだ灯 八幡平市の柏台小に聖火トーチ
- サンスポ 2021年12月15日 【スキージャンプ・小林陵侑のルーツ】夏のオフ期間にハードトレ…圧倒的飛距離生んだ中学の恩師・永井陽一氏の教え
- 朝日新聞 2018年2月20日 子ども4人ジャンパー、陵侑が育った小林家 平昌五輪
- 朝日新聞 2018年2月21日 岩手)日本6位、小林陵侑選手は4番手 ジャンプ団体
- 中日スポーツ 2022年2月5日 【北京五輪・ジャンプノーマルヒル】小林陵侑の兄・潤志郎や中村直幹、初五輪の佐藤幸椰の日本勢3人も予選突破
- スポーツ報知 2019年8月5日 小林陵侑の姉・諭果、弟ときょうだいV「強化指定に復帰してW杯を回ることが目標」
- スポーツ報知 2020年6月25日 小林陵侑の弟・龍尚、夢は冬季五輪個人金メダル「世界一のジャンパーになる」
スキージャンプの家族!
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